「今日は、何月何日ですか?」
「ここは、どこですか?」
毎朝、この二つの質問が繰り返される高齢者施設での光景です。
認知症の場合、「今」という時間と場所の概念を認知出来なくなるのです。
だから、認知症の方と未来の事を語る事ができません。
過去→今→未来、この時間軸を理解出来る動物は、地球上では人間だけとか?
未来があるからこそ、人間は希望、絶望という概念を持つようです。
多くの動物は、「今だけ」という概念で命を維持をしているとか?
発声が音楽を生み、音楽から言語が生まれたという説があります。
随分昔、植物にクラシックを聴かせると成長が早くなって、ロックを聴かせると枯れたという話を聞いた覚えがあります。
多分、短調でシャウトしていたのではないかな?
人間には聞こえないけど、植物も自然界の叫び声を出しているのは事実でしょう。
草刈りをするのを躊躇しますか?
先日、テレビを観ているとアフリカの奥地に20万年前、30万年昔同様に現在も狩猟する一族がいて、何をするにも歌いながら、ラップを刻むように手を打ち、リズムを取っていました。
音楽でのコミュニケーションの方が容易で、言語へと進化したのかもしれません。
話を戻すと、認知症の方への音楽療法は大変効果があります。
その方の人生最高潮時に聴いた音楽がよいかもしれません。
ロックを聴いて枯れた植物は、全く知らない初めて聴くリズム調に狂わされたのかもしれません。
百歳になるYさん、毎日朝から晩まで吉田拓郎を聴いて、認知症も無く元気そのものです。
百歳まで生きる人は、皆さんよく足を揉んでいます。確かに❗←(これは、300年前の貝原益軒が著した養生訓に書かれています。)
人間、高齢者になると大事なコミュニケーションは、友人知人との関係性ではなく、きょういく、きょうようが大事です。
今日行く場所がある。
今日用事がある。
さらに大切大事なのは、今日何回会話をしたという、「会話数」が大事になります。
さて、「お手伝い旅」に参加している知人から、「どうですか?」と誘われました。
全国各地の観光地の宿泊先で「短期間お手伝い」しながら旅するというアルバイトのような旅行企画です。
九州か、北海道か、面白いかな?
楽しいかな?
行くとなると、痩せないとね❗
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