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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

桃の節句

2008年03月03日 | 千伝。
出会いがあります。
秘めた想いほど、一生涯忘れられないものになるのでしょう。

今日は、雛祭り。
雛祭りの世界とは無縁の男ばかりの兄弟のなかで育ったものですから、独特な世界観を眺めるような面持ちがあります。

今朝の深夜便のラジオで、桃の節句の「桃」という字は、木へんに兆と書いて、千万兆の多くを生み出すという意味と、兆(きざし)という意味があって、梅や桃は、生む兆しといって春を招く、「めでたい花」ということでした。

加えて、ブログ仲間のMさんによれば・・

「桃(もも)」というのは・・

燃実(もえみ)、百味(ももみ)の意味から名づけられたといわれ、その実は古くから、仙人が支配する3つの仙果の一つとされ、邪気をはらう霊力があるとのこと・・。

ところで、昨日、比叡山1000日修行をした大アジャリの話によると、修行中は、生きるか死ぬかの二つの命題しかなく「生きていれば、それでよい」という答えでした。

最後の九日間のお堂入りは、不眠不休の断食で、まさに生き仏となる九日間で、ものすごく長い九日でもあるとの由。
 
若い頃は、この世は、楽を是とするもので、修行などとんでもないと敬遠していたが、本当の楽は、行(ぎょう)のあとにあるものだそうです。

一日一日、修行に向かい合いましょう♪

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