百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

IACOCCA

2018年11月21日 | 空木宝剣

やがて冬 アイアコッカと ゴーンかな

ゴーン日産会長逮捕 東京地検 報酬50億円過少申告疑惑
このニュースが、一日中流れると、忘れかけていたある人物を思い出した。

リー・アイアコッカ(わが闘魂の経営)
徳岡孝夫 訳 ダイヤモンド社 昭和60年1月31日初版 昭和60年12月13日 75版発行 全世界で700万部の売り上げ。

マスタングや割賦販売の成功で、フォードの社長まで上り詰めるが、突然フォード二世からの解雇通知。

1978年10月15日 54歳の時だった。
その後、クライスラーに乞われて、人材ハントとコストカットで成功。
自動車殿堂入り (現在94歳)

1954年3月9日生まれのカルロス・ゴーン氏、現在64歳。
1924年生まれのアイアコッカ氏とは、30歳違いの子供のような世代だが、この二人の経営手腕は酷似している。
事業部門7000人の首切り、普通工員8500人レイオフで5億ドルのコストカット。

100機の社用ジェット機は、贅沢とは思わない。

ゴーン氏は、若い日に、アイアコッカの回顧録を読んで、それを実践踏襲したのだろうか?