昨日の出来事で、書きそびれたものがありました。
国体最後の最終競技種目は、男子400メートルリレー(100M x 4)でした。
決勝には、広島チームも残っており、アンカーの第4走者は、あの山縣選手。
山縣選手が、後方から先頭の東京チームにどんどん迫ってきました。
応援です!
声援です。
結果は、優勝した東京チームに0.07秒差まで猛烈に縮めた僅差。
惜しい広島チームの2位でした。
ところで、全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)が、今年は、10月13日から15日まで開催されます。
僕も、3日間、障スポの行事に出来る限り参加観戦するつもりです。
最近は、AI(人工知能)やらロボットの進化に関わるニュースが溢れています。
個人個人の遺伝子情報や細胞活動、病歴からのビッグデーターの蓄積、判断により、各個人の寿命まで結果を導きだすことができるであろうとのこと。
死を怖れず疲れもミスも無い、ノルマを必ず果たすであろうロボット・・・そうなると、人間は、ただのノロマになるのかもしれません。
恐竜も、ノロマだったのかな?
恐竜が絶滅したあと、進化した哺乳類の人類が、この地球の覇者となりました。
その人類が、今やその未来に確信が持てない有り様です。
AIやらロボットが進化すると、人間の仕事が奪われるとか、新しい雇用が生まれるとか、様々な意見が飛び交います。
社会主義の国なのに資本家がいたり、資本主義の国なのに貧富格差反対、人間は平等であるべきという主張もあります。
明治維新の時代、「民富めば、国富む」というスローガンがありました。
あれから、150年・・・このスローガンは、正しいのかな?
非正規雇用の収入やら介護職員の給与を考えると、どうして、日本が経済大国と言えるのか不可解です。
ただ、我々世代は、昭和30年代の日本の貧しい暮らしを知る最後の世代だから、幸運です。
子供の頃、日本が豊かな国だと思ったこともありません。
他のほとんどの国の方が、豊かに思えたものです。
昭和40年代から、日本社会が一気に1億総中流時代に突入体験したのも幸運でした。
そして、昭和の時代が終わる頃には、海外から「日本人は金持ちだとか、日本は凄いとか」もてはやされて、持ち上げられたものです。
ほんの30年前の平成の時代になった頃、「日本人1人の給与で、30人の中国人を雇えるんだから、これからは汗よりも知恵を出しなさい」と、とある経営者が、常日頃伝えていたのを思い出します。
あれから、30年・・・今は、平均的な日本人よりも、中国人の方が裕福に映ります。
ノロマな人間とは、何ぞや?
さて、今日は、大きな病院で再診察。
8年程まえに、拡張性心筋症を発症したとき、担当の医師が、家内には「ぼくの寿命は5年以内」と告げたようです。
確かに、その告知は正しかったのかもしれません。
3年程まえに、大動脈解離を発症して集中治療室に運ばれたとき、担当の医師から、家内に「残念ながら、覚悟してください」と告げられたとのこと。
でも、生きている。
ドクターストップばかりの生活ですが、まだ生き延びています。
今日は、担当の医師から、「人工血管が必要になるでしょう」と直接告知されました。
ということは、まだ生き延びられるということかな?
障害者になる、間違いのない事実が、目の前に迫っていますが、嬉しいのです。
今年、白内障手術後、人工の水晶体レンズを眼球に入れた途端、子供の頃の視力に戻った摩訶不思議な世界。
障害者の短距離選手が人工義足を使用して、100メートルを走れば、8秒台の記録も可能だとか❗
そして、未来へ。
ノルマという目標物も、ノロマという進化物も、明日が見えるものでないとね。
感謝。