下駄ばきの ばんこの下の 百足かな
人生五十 効無きを愧ず 花木 春過ぎて夏已に中ばなり
満室の蒼蠅 埽えども 去りがたし 起って禅榻を尋ねて
清風に臥せん ( 吟詩 海南行 より)
管領 細川頼之は、足利二代将軍義詮(1330~1367)より、足利義満(1358~1408)の後見人を頼まれ、見事に、その大役を果たしたが、満室の取り巻き連中との確執に辟易。
余生を、所領の讃岐で終える決意を詩にしたためたもの。
人生百年の平成の世に、讃岐に咲いたのは、うどんげの花。
下駄ばきの ばんこの下の 百足かな
人生五十 効無きを愧ず 花木 春過ぎて夏已に中ばなり
満室の蒼蠅 埽えども 去りがたし 起って禅榻を尋ねて
清風に臥せん ( 吟詩 海南行 より)
管領 細川頼之は、足利二代将軍義詮(1330~1367)より、足利義満(1358~1408)の後見人を頼まれ、見事に、その大役を果たしたが、満室の取り巻き連中との確執に辟易。
余生を、所領の讃岐で終える決意を詩にしたためたもの。
人生百年の平成の世に、讃岐に咲いたのは、うどんげの花。