百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

小さな原点

2012年03月20日 | 千伝。
枋迫篤昌さんは、自著で語りかけます。

「経済をヒトの体にたとえると、金融は血液。その血液を、体の隅々まで送り届けるのが銀行という心臓」だと。

そして、「諸悪の根源が、現金」だという事です。

小生、全くの同感です。

現金をタンス預金にすれば、非生産的であり、一円の金利も利子も生じません。

現金を運ぶのにも、数えるのも、それだけでコストがかかります。

さらには、家に現金を置くと、強盗犯罪も誘発しそうです。

そう、すべての価値を「現金の尺度」で判断すると、人生の歯車は狂います。

すべての価値は、精神的な達成感と満足感であり、生きる原動力となります。

小さな種を植えて、小さな花を育て咲かせるのも、生きる原動力です。

一生懸命やっている人は、困っていたら必ず誰かが助けてくれます。

いい加減ならば、トラブルがあっても誰も助けてくれません。

誰かが・・見ているのです。

夢中になって、一生懸命働いていれば、誰かが見ています。

今ある自分が、いちばん幸せなんだと・・。

仕事を楽しくする、生きる方法を楽しくする・・死ぬのも後悔しなくなるぐらいに。

四月から、大学生となる息子と同じく、僕も55歳での大学生(3年時編入の通信制)になります。

僕にとっては、三校目の大学になります。

二校目は、英語でのレポート提出の学習進捗度の速さについていけなくて、ドロップアウトでした。

今度は、三度目の正直になるようなカタチで、ゆっくり学びます。

今、福井で「お台場ラーメンパーク」という全国の人気ラーメン店が集合したイベントが行われています。

二、三の人気のあるラーメンを食してみました。

「血圧が上がるほど、美味でした」

心臓に好い美味なラーメンがあると、助かります。

それに答える・・そのような計らいが、社会貢献となる小さな原点なのかもしれません。