百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

師走初日

2006年12月01日 | 千伝。
今日から師走。

滋賀県長浜と福井県敦賀まで出かけてきました。

琵琶湖周回道路(さざなみ街道)を通り抜けてきました。

この界隈の奥琵琶湖から余呉湖(賤ヶ岳)付近は、ぼくの大好きな場所です。

今朝は、野鳥でも撮っているのか、カメラを構えた人や歩いている人が、百人ばかり湖畔にたむろしていました。(愕)

竹生島も美しく映えていました。

弁財天

敦賀にも立ち寄りました。

先月、JRの快速電車が、直接、関西から敦賀まで乗り入れるようになって、関西訛りの観光客が気のせいか多いような気もします。

敦賀港近くの金ヶ崎城跡に出かけました。小さな小山です。

今は、金崎宮という神社があります。

芭蕉も立ち寄って句を残しています。

境内

頂上に眺めのよい月見殿という場所がありました。

1570年、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が揃い踏みして、朝倉軍と対峙した陣地でもありました。

浅井、朝倉両軍に挟まれて、あわやという危機に瀕しました。

(これを救ったのが浅井家に嫁いだ信長の妹お市の機転だったという説もあります)

鳥居


この場所から、逃げて逃げて、九死に一生を得た・・・信長、秀吉、家康の天下取りの歴史物語が始まりました。

退き口

ある意味では、関ヶ原よりもインパクトのある歴史上のエポックとしてとらえるのも面白いかもしれません。