百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

矛盾

2006年09月01日 | 千伝。
今日から九月。

先月の八月は、同窓会もあり、懐かしい人物と沢山会えたし、電話で懐かしい声も聞くことが出来た。

正義一辺倒の思春期、青春時代を過ごしたなんて・・絶対に言えない。

若い頃のやんちゃな時代・・思い出すと、恥多し。

木っ端微塵に吹き飛ばしたい貴重な時代でもある。

電話をくれた懐かしい彼らは、何を、ぼくにイメージして期待するのか・・?

矛盾するが、ぼくが、逆に期待する旧知の同級生である友人や人物像は、「昔のストレスを元気に変えてくれる者」である。

ちょうど、50歳を前にして考える。

いつの世も、なんらかの問題をかかえていて、個人にしても「花の命は短くて苦しきことの多い」とは、林芙美子の言うとおりかも知れない。

「人生こそストレス」ではなかろうか・・。

オギャーと生まれて以来、いろんなストレスを用意してくれているのが人生である。

ストレスのないあの世から、この世のストレス空間にたった何十年しかおれないのだから、せっかくのストレスを楽しみましょう。

世の中にタフな人といわれるのは、ストレスを楽しむ人で、愚図な人は、常にストレスから逃げようとする人かも知れません。

たまにはゆっくりと思うが、それではドラマは終ってしまう。

みなさん、ありがとう。