Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

高野山高室院、三宝院・高祖院、大圓院、西門院(2011年5月2日参拝)

2011-05-15 | 高野山
【高室院】
村上天皇の御血統を引かれる房海僧正により創建。
寺宝として行基菩薩真作本尊薬師如来(重文)、
弘法大師筆大威徳明王影・高野結界啓白文・十二天屏風、
同御作帆揚不動尊(重文)を蔵する。







玄関から入らせていただくと綺麗な襖がお出迎え。








廊下を進むと本堂がありますので本堂で拝ませていただきました。




【御朱印】


高室院は前庭がとても綺麗に整備され、
中に入っても清潔でいつかはこちらの宿坊で泊まりたいと思いました。

御本尊様も素晴らしいのでお薦め致します。



【三宝院・高祖院】

・三宝院の縁起は弘法大師が奥之院に御人定遊ばされた承和年間であり、
御母公が大師を慕われ高野山のふもと九度山の慈尊院に住み
一宇を建立されたのがその始まりである。
御母公の寂後、三宝院をこの高野山にもちあげ奥之院にほど近い
蓮花谷に在って今日に至る。
 当院の建物は霊山高野の中でも古く、
元禄8年(1695)の建造物で格式のある古刹であり、
又当院は古くより新潟新発田家溝口公・福島二本松家丹羽公の
菩提所として著名であり両大名様の巨大なお位牌が祀られている。


・高祖院の縁起は元応年間、円雅月寿坊の開創により
本院高祖弘法大師を本尊とするが故に高祖院という。
山内でも古刹で格式高く古来より光明皇后のお舎利を祀り、
光明眞言法大護摩供を修している。











【玄関】



【庭園】




美しい庭園。
紅葉の季節なら格別だろう。


【御朱印】



こちらの宿坊も綺麗だし若いお坊さんも親切。
泊まったわけじゃないけど感覚でお薦めできます。(笑)



【大圓院】






延喜年間(901~923)聖宝理源大師により開創。


【本堂】


私が本堂に入るとお坊さんが全ての蝋燭をつけてくださり、
とても幻想的な雰囲気でした。

本堂から離れるのが惜しくて結構長居していましたね。


【御朱印】


豪快な筆捌きですね。



【西門院】
高野山別格本山西門院は延久年間(900年余前)に教懐上人が
高野山に開基され創建当時は釈迦院と称せられました。
鎌倉時代には後鳥羽帝の皇子道守法印が当院に閑居された縁故で、
後堀川帝の皇后西中御門院の篤い崇信をうけられ、
西門院と改称されて今日に至っています。




竜宮門です。






表玄関も雰囲気あります。


【御朱印】


流れるような筆捌きは見事です。


ただ、本堂に行って御本尊拝ませていただけませんか?と聞くと、
本堂には入れないですと断られたので西門院は二度と行きません。

高野山成福院摩尼宝塔、苅萱堂(2011年5月2日参拝)

2011-05-15 | 高野山
金剛峯寺から奥の院の方向へ行くと成福院があります。
ビルマで亡くなった戦没者のために建てられた摩尼宝塔が目立ちます。







【釈迦如来】




当時のビルマ、現ミャンマーから贈られたそうです。








塔の中には戦争の際に使用されたモノや仏画、彫刻など展示されていました。


【電飾】


真ん中の小さい仏様の光背で電飾でピカピカ光っております。
こんな仏様は見たことありません。(笑)

これは胡散臭く感じるから止めた方がいいと思うけどなぁ。


【戒壇めぐり】




戒壇めぐりというのは本尊の下の内陣の地下に作られた
真っ暗な通路を巡り真ん中あたりにある仏様にお願いをすると
願いが叶う、或いは仏縁を結ぶというものです。

このような手すりの付いた通路をあるくと仏様に出会えます。



朝護孫子寺の戒壇めぐりは本当に真っ暗で距離も長いので
結構怖かった記憶がありますが、
こちらのは距離が短いので全然怖くなかったです。


【御朱印】


若いお坊さんに頼んだら左上の朱印だけ押して返却された時はビックリした。(^^;



【苅萱堂】


父苅萱道心と母千里姫、その子石童丸の親子の悲劇の物語を絵で紹介する堂。
中にある厄除親子地蔵尊は道心と石童丸の合作の地蔵と伝えられる。










【御朱印】