蓬莱山普光寺（2012年7月21日参拝）

住所：兵庫県加西市河内町1449
宗派：天台宗
御本尊：不動明王
創建：白雉2年（651）
開基：法道仙人
札所：播磨西国三十三箇所　第17番霊場


【縁起】
蓬莱山普光寺は今からおよそ1360年前の白雉二年（651）、
法道仙人によって創建されました。

現在は平安仏教の比叡山延暦寺を本山とする天台宗に属しますが、
元は奈良仏教の法相宗に属していたようです。

その後、徳治元年十二月十四日の火災により、
講堂・常行堂・三重塔・鐘楼堂・経蔵などすべて焼失しました。

以来四十年の歳月をかけて再建をはかり、
貞和三年十月二十日に造営供養を終えたという記録があります。



【参道】


本堂まで約600メートルあり、
かつては東側に塔頭寺院六ヶ院、西側には十六坊が並んでいたそうです。


【仁王門】




土砂降りの雨もようやく小康状態に。

この仁王門は普光寺山内に於いて現存する最古の木造建築で、
享保十一年（1726）に再建されたもの。


【仁王像】





【境内】


予想以上にいい感じのお寺のようです。


【萬霊供養塔】



【不動明王像】



【仏足跡】



【石碑】





【慈愛観音】



【石段】


この上に本堂があります。


【一隅燈】


開山1350年を記念し建立され高さ7メートルの巨大なものです。


【本堂】



【不動堂】



【釈迦堂】



【賓頭盧尊者】





【鐘楼堂】


先代の鐘は昭和十三年一月八日修正会の火の不始末により焼失したそうです。


【本坊】




とても雰囲気がいい。


【御朱印】


書いていただいた僧侶の方が実に丁寧な対応していただいて、
鬱陶しい天気でしたが心は清々しくなりました。

こちらのお寺はお勧めさせていただきます。