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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「うつろな目の少女」の秘密!

2023-11-26 08:30:52 | 教科書

 

 

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琉球新報 金口木舌2007年9月7日掲載  

 雨が降るさまを表す言葉はいろいろあるが「遣(や)らずの雨」は情趣を感じさせる。別れが惜しい訪問客を引き留めるかのように、急に降りだした雨を言う
▼「馬の背をわける」も乙だ。馬の毛並みが雨模様を連想させるのだろう。左右を分けるように、一方は晴れて片方は雨が降る状況。ウチナーグチだとカタブイ(片時雨=国立国語研究所沖縄語辞典)だが、残暑が続く中、このところカタブイが目立つという(略)

                   ◇

琉球新報の味のあるコラムに感心していたら、「遣らずの雨」で同じ新報の2週間前の「うつろな目をした少女」という衝撃的記事を思い出した。

沖縄戦を伝えるため伊丹市からわざわざ琉球新報を訪れて証言した大城盛俊氏の驚愕の記事のことだ。

教科書の嘘許さず 大城さん、憤りで声震わせる

2007年8月25日琉球新報

「沖縄がいつまでもバカにされたままでいいのか。沖縄県民はもっと怒って立ち上がらなければ」と訴える大城盛俊さん=那覇市天久の琉球新報社

 「うつろな目の少女」と題し、大田昌秀著「これが沖縄戦だ」(1977年出版)の表紙写真で紹介された兵庫県伊丹市の大城盛俊さん(75)=旧玉城村出身=が来県、高校歴史教科書検定で沖縄戦の「集団自決」に関する記述から日本軍の強制が修正・削除された問題で、「沖縄県民はもっと怒って立ち上がらなければ」と訴えている。24日、琉球新報社を訪れた大城さんは、史実を歪める教科書検定の動きに「教科書が嘘(うそ)をついて、その嘘を教えられた子どもたちが大きくなったらどうなるのか」と懸念し、憤りで声を震わせた。
 表紙の“少女”の正体が大城さん。当時12歳で、育ての父に「男の子は兵隊にやられるから女の子になりすましなさい」と言われ髪を伸ばした。
 大城さんは、1945年4月1日の米軍の沖縄本島上陸後に家族と玉城村のガマ(壕)に避難したときのことを鮮明に記憶している。そこには200―300人の住民がいた。5月下旬、日本兵が入り込んできて「食料をよこせ」と銃を向けた。彼らは黒砂糖が入った大城さんのリュックサックを取り上げようとした。大城さんが「取らないで」とお願いすると、「生意気なやつだ」と壕の外に引きずりだし、激しく暴行。硬い革靴でけり飛ばされた大城さんは気を失った。殴られた右目は失明した。
 数日後、大城さんは米兵に助けられた。同写真は診療所の前で撮影された。(略)
 (深沢友紀)

                     ◇

                                              

連日地元紙に登場する沖縄戦の証言者の話には一応目を通しているはずだったが、上記記事は不覚にも見落としていた。

後日、「12歳の少年が何故女装していたの」と知人に聞かれ、記事を改めて読み返してみたが、記事の意味が良く飲み込めなかった。

「男装の少女」は米兵の毒牙を逃れるため米軍占領後しばらくの間、沖縄のいたるところでよく聞いた話。

だが、逆におかっぱ頭の「女装の少年」の話は今回初めて記事で知った。

「男装の女性」が米兵の目をごまかす目的だったという先入観で、男の子が女装をした理由は記事によると次の通りだった。

「男の子は兵隊にやられるから女の子になりすましなさい」

という義父の言葉だ。

この文言を見ると容易にミスリードされてしまう。

「やられる」を「兵隊に遣(や)られる」では無く「兵隊にヤラれる」と誤読してしまったのだ。

言うまでなく、ここで言う「ヤラれる」とは「強姦される」を意味する。

「遣らず雨」の粋な意味は消え去り「ヤラれる」という直裁な表現だ。

連日の「日本兵は残虐だ」とのキャンペーン記事を見ていると、日本兵は「少年をヤル」までに鬼畜に陥っていたのかと一瞬目を疑ったくらいだ。

だが、ここで疑問が残る。

それでは、少年はヤルが少女ならヤラない鬼畜兵が沖縄に集中していたのか。

換言すれば沖縄に集結した日本兵はホモ集団だったのか。

■「うつろな目をした少女」■

問題のおかっぱ頭の少女の写真は新報のウェブサイト記事には掲載されていないが、沖縄戦史では「うつろな目をした少女」として有名な写真である。

だが、地元でこの「少女」が男の子であること知っている人は少い。

この写真が掲載されている「写真で見る沖縄戦-住民篇」では「ヤラれる」を「殺される」と説明している。
http://www.okinawa-sen.or.jp/060214/index.html

うつろな目をした”少女”
実は日本兵に殺されないようにおかっぱ姿にしていた少年
1945.6.21具志頭
   
     

 >日本兵が入り込んできて「食料をよこせ」と銃を向けた。彼らは黒砂糖が入った大城さんのリュックサックを取り上げようとした。大城さんが「取らないで」とお願いすると、「生意気なやつだ」と壕の外に引きずりだし、激しく暴行。硬い革靴でけり飛ばされた大城さんは気を失った。
  特集 「写真で見る沖縄戦-住民

戦争末期になると、戦況悪化、長期化により兵士が不足し、兵役対象者が大学生にまで及んだ(学徒動員)。

そこで、沖縄においても、1945年3月に“鉄血勤皇隊”として沖縄の学徒が召集された。

日本陸軍第32軍の「鉄血勤皇隊ならびに活用に関する覚書」によると、

「各学校ごとに鉄血勤皇隊を編成し、軍の緊密な協力の下で軍事訓練を施し、非常事態ともなれば直接軍組織に編入し戦闘に参加させる」
 
と記されており、当初から軍の援助・指導を前提に、県立学校が積極的に軍事訓練・戦闘へ取り組んでいたことが伺える。
さらに、その添付文章などによると、召集対象年齢を下回る14~16歳の学徒についても召集に備えた書類を作ることが定められた
 
そうした覚書・協定に基づいて、当時の沖縄県庁は、各学校で集めた学徒名簿を軍に提出し、沖縄の14~16歳の少年を動員した。(ウィキペディア)
 
戦争が長引けばそのうちこの少年も正式に招集される。
 
結局、この話は12歳の少年が兵役の手伝いを逃れるためにおかっぱ頭の少女に変装していたのではないか。
 
 
一方。これとは逆に米兵の獣欲から逃れるため長い髪を坊主頭にして顔に泥を塗って薄汚い少年に化けた話は、沖縄では密かに語られる実話である。

米兵蛮行の象徴 「ボンベの鐘」 

<時鐘は時計の代わりだけでなく、時代の相を写す鏡でもあった

米軍占領下の沖縄の歴史を知る上でどうしても語らねばならぬ、もう一つの「鐘」がある

不発弾を利用した「ボンベの鐘」のことだ。

形はボンベだが、実際は不発弾の爆薬を抜き取った「不発弾の鐘」と言ったほうが正確だろう。

 

 

←「ボンベの鐘」

 

「鬼畜米英」と信じ込んでいた米軍は“思ったより”親切だった。

年寄りの傷の手当てをしたり、赤ん坊にミルクを与えたり・・・。

だが米軍はヒューマニズムに溢れていたというのは神話に過ぎなかった。

米軍の沖縄占領から数年間の米軍の蛮行はマスコミには封印されたままである。

当時の沖縄住民は米兵の蛮行には目をつぶって耐える以外にはなかった。

現在70歳以上の女性なら、1945年の占領当時から数年間、各集落の入り口にぶら下っていた米兵監視用の「鐘」のことを覚えているはずである。

米兵の蛮行から身を護るために沖縄住民が考えただした「ボンベの鐘」のことを。

<この鐘は部隊に近いところの集落にかけられているものです。収容所のところです。これは夜な夜な集団で米軍の兵隊が集落内に襲ってくるときに、危険を知らしめる鐘だったんです。このボンベを打ち鳴らされる数は、あるいはそれ以上の数が女性たちに性的暴力を奪っていったという、一つのシンボルといいますか、今でもこれは砂辺地区に残っているボンベです。このことを島マスさんは女性は安心して当時は外出もできなかった。家の中にいても、いつ米兵が入ってくるか分からない。人々は自衛手段としてボンベの鐘を打ち鳴らしました。占領地の沖縄は無法地帯でした」という表現があります。>(沖縄県収用委員 第8回会審理記録」の一部抜粋)http://www.jca.apc.org/HHK/Kokaishinri/8th/Matayosh
i8.html

 

現在の判断基準で考えれば、12歳の少年を将来兵役に取られるのが忍びがたく我が子をおかっぱ頭の女の子に変装させて兵役を逃れさせる親心はよく理解できる。
 
だが、時代は62年前の戦時中のこと。
 
当時の基準で言えば兵役拒否であり「非国民」といわれても仕方のない行為だ。
 
食料を要求する日本兵を「取らないで」と拒否した“少女”がもみ合ううちに男であることがばれてもおかしくはない。
 
記事では書かれていないが「生意気だ」という一言より
 
「女の癖に生意気だ。 おや、貴様男だな。 兵役拒否したな!」といって殴られたと言う方が自然だろう。
 
さらに冒頭の琉球新報記事にはもう一つ疑問が残る。
 
1983年、喉頭(こうとう)がんで声帯を失ったが、人工声帯で沖縄戦の実相を全国各地で語り続ける。講演は23年で1120回を数えた。

 
23年間に1120回の講演会をこなすとは、単純計算をしても1週間に1~2回の講演会を23年も続けたことになり、ある意味で講演会のプロともいえる。
 
その講演会のプロが「うつろな瞳をした少女」の本人なら、わざわざ伊丹市からインタビューのためだけに琉球新報を訪れて一回の講演会も無く帰るのが不可解だというのだ。
 
地元紙は今まさに沖縄戦の証言者で大キャンペーンを張っている真っ最中ではないか。
 
日本軍の残虐性を訴えるのに「うつろな瞳をした少女」ほどおいしい演題はないはずだ。
 
講演会のプロが一回も講演会をせずに尼崎に帰ったのには訳があったのだろう。
 
沖縄では米兵を逃れるための「男装の女性」の話は数多いが日本兵から逃れるための「女装の男性」の話は大城俊盛氏以外には聞いた事が無いのだ。
 
本土各地では「うつろな瞳をした少女」として講演を続けられても現地の沖縄では実質上の「徴兵拒否」がばれてしまうのを恐れて琉球新報も講演を避けたのではないか。
 
さらにもう一つ、「釣りキチおやじの言いたい放題」が同じ記事に次のような疑問を投げかけている。
 
≪マスコミの世論操作、『「兵」と「軍」との巧妙なすり替え』
「教科書の嘘許さず 大城さん、憤りで声震わせる」との記事が、8月25日16時4分付で琉球新報から発せられた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-26594-storytopic-
1.html

この中に、
日本兵が入り込んできて「食料をよこせ」と銃を向けた。(略)「日本兵は本当に恐ろしかった。住民を『スパイだ』と決め付けて虐殺したところも見た。捕虜になれば男は戦車でひき殺され、女は暴行され殺されると言い聞かせ、住民を死(集団自決)に追い込んだのは日本兵だ」と厳しい口調で語る。
との記述がある。
(略)
しかしながら、此処には巧妙な論理のすり替えがある。
事実は日本『兵』なのに、結論は日本『軍』となっていること。
『個としての組織の構成員』が、何時の間にか『全体としての組織それ自体』にすり替えられてしまっている事である。
生きるか死ぬかの極限状態を潜り抜けた、当時は12歳の少年、しかもそのときの苦しみを今も引き摺らざるを得ない運命に置かれている方の言については云々する立場にはないが、この方の言を奇貨として、しかも論理をすり替えてまで世論操作を行おうとは、言語道断と言わざるを得ない。 ≫
 
 
追記:1985年8月12日付朝日新聞の記事によると、「うつろな目の少女」の本人が名乗り出ている。
 
 
 
 
 

 

 
これが沖縄戦だ 改訂版―写真記録
大田 昌秀
那覇出版社

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コメント (1)

藤岡信勝氏が解説「文科省のどす黒い企みを丸裸に」教科書問題

2021-05-12 00:11:03 | 教科書

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日本を貶める嘘を掲載した売国教科書とそれを擁護する文科省。

中国に忖度する外務省。

工作員の巣窟となり下がった文科省、外務省を解体せよ。

山川出版など売国教科書會社を潰してしまえ!

 

 

山川出版「中国人を徴用」の誤り認め訂正していた!! 必見!藤岡信勝が「山川大失策」の謎を解明!参院文教委・松沢成文vs萩生田文科相【つくる会CH】

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2021/04/02
令和3年3月30日に参院文教委で行われた,、松沢成文議員の萩生田文科相への質問を藤岡信勝が解説!! 山川出版の大失態の謎とは!! 一般社団法人 新しい歴史教科書をつくる会 〒112-0005 東京都文京区水道2-6-3 (社)日本出版協会ビル203 電話:03-6912-0047 ファクシミリ:03-6912-0048 お問い合わせメールアドレス:comment@tsukurukai.com
 
新しい歴史教科書をつくる会では、自虐史観の脱却、正しい教育のための様々な活動を継続するために皆様からのご支援を募っております。 日本を貶める教科書に対しては、徹底的に抗議を行います。 是非、皆様方の暖かいご支援を宜しくお願いします。
 
■郵便振替 00150-0-351776 ■三菱東京UFJ銀行 春日町支店 ・普通口座  口座番号:1214704 ・口座名義: 新しい歴史教科書をつくる会 高池勝彦       (アタラシイセキシキョウカショヲツクルカイ タカイケカツヒコ) #山川出版 #自由社 #松沢成文

 

 

渡邊久也
1 か月前
外務省といい文科省といい、がっかり大臣ばかりですね。

 


イサ
1 か月前
少し、全体的に長いので核心をつかむまで時間がかかりました。結局、付記されていた徴用された中国人はいなかった。山川は、高校教科書の表現を過信し、文科省も山川だから、とまともに確認しなかった。そして「徴用」を使って「強制連行」を潜り込ませることに、失敗した、ですね。

 


T. Aoyama
1 か月前
外務省や文科省は、共産党の工作員が紛れているのでしょうね。赤狩りが必要。

 


key chan
1 か月前
参院委員会の模様を解説付きで見るこのパターン、好きです。 他の委員会でもやればいいのに。 反論、反対意見も同時に入れば面白いですね。 わかりやすいので、若者にも受け、選挙率も上がると思う。

 


daishi100
1 か月前
なるほど。「訂正申請勧告」は手続きとしてはあっても、「勧告」を出すと、教科書調査官、つまり文科省側のミスを認めることになるので、“耳打ち”程度で、あくまでも教科書会社が自発的に「訂正申請」をした形に持っていくのか... それにしても、文科省内で大臣と役人の摺り合わせができていないのは不思議ですね。普通は官僚が作った答弁書を大臣にレクチャーするんだろうに。その内容をクシダ氏は知らなかったことになる。そして、萩生田大臣の24:51~の答弁に気付かなかったのは松沢成文委員だけでなく、クシダ氏も同様。萩生田大臣は聞いててハラハラしてただろうなあ。
続きを読む

 


鳥居徹夫
1 か月前(編集済み)
検定意見がないのに、出版社が検定後に書き替え、見本本が出された後である。 山川出版社が、検定意見が付かず、教科書調査官も指摘しなかったにも拘わらず、勝手に修正していた。

 


snowdrop
1 か月前(編集済み)
「辞典、事典に書いてあるから問題ない」と言っていたのには凄く頭にきました😤 朝日新聞とニューヨークタイムズがソースロンダリングをしているのが10年前にはバレてしまいましたが、教科書執筆と事典辞典執筆で互いにロンダリングをしているのが答弁で分かった❗️という事ですね。 文科省の有力な天下り先は出版業界でしょうから、岩波やら三一書房、大月出版色々左巻き反日出版社も多いし、 大学入試センター試験の英語の出題で福武書店系の英語検定試験を導入しようとして、全国高校校長会に反対されてましたね。
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masa masa
1 か月前
つくる会を応援しています‼︎ 反日左翼が山川内部にいる事は明らかですね。 萩生田大臣には真っ当な判断を期待しています。 しかし、お姉様の相槌が少々テキトーでウチのお母さんみたいです😂

 


yuri
1 か月前
第一線の戦いをハラハラしながら視聴しています。 応援してます!

 


PINGERIC2008
1 週間前
ご解説動画ありがとうございます。 これ、萩生田大臣がしてやったり、という事なのではないのですか?

 


snowdrop
1 か月前(編集済み)
事典辞典屋串田?事典辞典も日本国民のチェックが必要か・・・ そう言えば、岩波の改訂版が問題になっていたなぁ・・・学校図書館、地域図書館も新日本出版=共産党出版に占領されてる!その内容を小学館や講談社、諸々児童出版社も追いかけてる。 出版業界の反日活動に問題を感じてきた。A新聞が騒がれているけど、反日自虐出版業界の体質改善も重要。 串田俊巳さんは55歳位?丁度日中国交回復の歴史捏造と共に育った世代か? https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46842760S9A700C1NN1000/
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1942 makosan
3 日前(編集済み)
串田審議官は罷免ですね。質問者の意味がよく理解できないアホです。文科省はアホが多すぎますね。

 


Hisanori Hasegawa
3 週間前(編集済み)
これは左翼と反日の主張を完全にひっくり返す重要な証拠発言です。

 


だるまだるま
6 日前
なんか怪しいな~萩生田・・・山川出版社がこれほど反日だと知らず40数年前に日本史を勉強しました。もう、朝日新聞と同じく必要ない出版社なので、つぶすか韓国に追い出しましょう^^ 今では「任那」 も「東郷平八郎」も同社の教科書には載ってないってホントなんですか。

 


人敬秀
1 か月前
国民徴用令は1938年公布ですが、半島民は免除されました。 半島民に徴用令が実施されたのは1944年9月から終戦までです。 圧倒的に本土の日本人が徴用されているにもかかわらず、「朝鮮人」だけを別途に強調して誤解を与える悪意ある記述だと思います。
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1942 makosan
3 日前
桜井芳子さんが 最近「赤い国 日本」と言う本を出版されましたが 文科省がこれでは 日本は真っ赤になるのは当たり前です。大臣も官僚もお粗末すぎです。

 


丈二山下
1 か月前(編集済み)
まじめな話をしましょう。教科書検定済みで、今まさに学校に配布しようとする「供給本」の中身を、検定で見逃された誤植訂正や、明らかな教科書会社の責に帰さない事実変更がある以外で、文章・用語を直して印刷し直し、4月からの学校に配付するなどという、山川出版=文科省の隠微なやり方は、絶対に白日のもとに晒さねばなりません。従軍慰安婦 この用語は、高校でははるか前から検定合格して供給されているものなのに、つくる会の研究は中学校だけで精一杯だった。そこが何とも悔しい。高大連携の問題で気付きがあったが戦線拡大できなかった。
続きを読む

 


丈二山下
1 か月前
白熱した国会の画面とつくる会側の突っ込みですが、不謹慎を覚悟で別の視点から申しましょう。一つ、参議院の委員会はホテルみたいな飲み物サービスがあるんですね。沢山のグラスが並べられ、ワゴンでウェイターさんが運んでいます。二つ、松沢先生のすぐそばにいるマスク美人、どうもそっちに気が移ってしまいました。

 


S H
1 か月前
いくらやっても、左翼モグラは叩ききれません。受け身でなく、こちらから攻撃すべきです。 モグラを殲滅するには、一帯に毒を撒いたり、ブルドーザーでほじくり返して耕運機で土ごとバラバラにすると良いでしょう。非情手段でも仕方がありません。このまま放っておくと、国土が破壊されてしまいます。
続きを読む


N N
1 か月前(編集済み)
萩生田よ、今すぐ大臣辞めろ。

 


kakasi hatake
1 か月前
今回のは重大な歴史史観である。中国人労働者を研究生とか行政動員?と言ってんのか。現在の中国、東南アジアからの受け入れ労働力問題と同じ手法なんだな。これは汪兆銘南京臨時政府が正統の清国からの後継国と言う意味。国民党や共産党は当時の中国政府からはテロリスト集団だった。この不都合な真実を米国、国民党は当然隠したい。当時の中国は8割以上が南京政府側で連合国はテロリスト集団を支援し日本敗戦で正統政府が消滅させられ現在に至る。 中国やパヨク史観の人々が侵略と言う言葉をよく使うが侵略は真逆であり漢妖は蒋介石と毛沢東だな。米帝の手先の国民党テロリストが中国を作った。戦後レジウム脱却の本体は中国建国のストリーの本当の事情を見ると理解できる。端島の中国人は研究生で捕虜じゃないぞ。捕虜は監視員が重武装で監視しないと。w最も隠したい所を騙されたらウマシカになるぞ!米国もオバマ以降情報緩和日本融和であるので旧態の文科省も後ろ盾は日本パヨク会議だけか。GHQが直前まで存在したんだな。敗戦利得の最たる韓国は今まで通りにはいかないぞと!

 
【おまけ】

文科省の「不正検定」を正す意見広告

31カ所のダブルスタンダード発覚!

文科省は「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書を一発不合格という不当極まりない処分を行いました。ところがその後の調べで、それはとんでもない「不正検定」であったことが明らかとなりました。不合格と判定された31カ所について、ほかの社の教科書ではこれが合格となっていたのです。これは明白なダブルスタンダードであり、文科省は中立の立場に反する、行政犯罪を行ったということです。

さらに、つくる会教科書の登場によってなくなっていた、「従軍慰安婦」記述が、15年ぶりに復活しました。

このような不正極まりない「検定」を正すために、国民の声を世に出すことがなんとしても必要です。

「不正検定を正す会」(代表:加瀬英明)は、産経新聞5月31号に全ページを使った意見広告を出すことにいたしました。皆様の御芳志を募って意見広告を出稿する、という計画です。ご賛同の皆様にはぜひこれにご参加いただきたくお願い申し上げる次第です。締め切りは5月24日です。

*一口1万円以上ご寄付をいただいた方には、

1,お名前を意見広告の紙面に掲載します。

2,「検定合格 新しい教科書(自由社)」

3,藤岡信勝著「教科書検定崩壊」(飛鳥新社)の2冊を贈呈します。

(銀行振り込の場合:住所・氏名をFAX/メールでお知らせ下さい。)

*振込先: 郵貯振替口座:00100-9-731588

      ゆうちょ銀行〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 0731588

    口座名:(いずれも)文科省「不正検定」を正す会

*連絡先:〒112-0005 東京都文京区水道2-6-3-2F

TEL03-6912-0047 FAX 03-6912-0048 E: fuseikennteiwotadasukai@gmail.com

(令和3年4月9日「史実を世界に発信する会」 茂木弘道)

 
 
 
コメント

八重山教科書問題は尖閣問題である

2020-08-12 06:20:53 | 教科書

 

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今日(12日)の沖縄タイムス、社会面左トップの見出し。

 

育鵬社教科書を採択

石垣と与那国 中学公民4度目

生徒の学びに影響懸念

教師や市民「現場の意見無視」

 

育鵬社の中学公民教科書、石垣と与那国で採択 4回目 保守的記述への意見なし

育鵬社版公民教科書の採択を決める石垣市教育委員会=11日、市教委

 【石垣】2021年度から使用する中学校教科書について、石垣市と与那国町の教育委員会は11日に臨時会を開き、保守色が強いと指摘される育鵬社版の公民など10教科16種目の教科書を、教科用図書八重山採択地区協議会(会長・石垣安志石垣市教育長)の答申通り採択した。両教委の育鵬社採択は4回目。 

 市教委臨時会で、採択地区協議会事務局(市教委学校教育課)は公民の育鵬社選定について「社会的事象を自分事として捉える教材をバランスよく配置している」「領土問題や憲法、沖縄の基地問題がしっかりと扱われている」などと説明した。

 教育委員は「保守的な記述が多く、反発の声も多い」として協議会での議論について質問した。事務局は、協議会委員の7人中4人が育鵬社版を推薦したとし、再協議の結果、6対1の賛成多数で同社版の選定が決まったとした。保守的な記述に関する意見はなかったという。

 教科書選定・採択を巡り「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」は、教育委員が過半数を占める協議会構成の改善や会議の公表などを求めて請願を提出していたが、市教委はこれを不採択とした。石垣教育長は「協議会は一定の政治的中立性があり、十分に審議して選定した。静謐(せいひつ)な環境での審議が必要だとの委員の総意で非公開にしている」と強調した。

 市教委の臨時会を傍聴した住民の会の江川三津恵共同代表(75)は「全国的に育鵬社版への反発の声があり、採択を取りやめる動きもある。なぜ反発の声があるかを深く理解してほしかった」と話した

過去ブログ異変は南からやってくる!石垣市議ら4人尖閣上陸2012-01-04

を一部編集して再掲します。

約十年前、八重山教科書問題は当日記が沖タイと全面対決・批判した問題です。

今でも、「八重山教科書問題 狼魔人日記」で検索したら、奮闘の跡が出てきます。

            ☆

 

「釣魚島諸島(尖閣諸島)は古くから中国固有の領土であり、中国は同地に対して争いようのない主権を有している。釣魚島諸島の領土主権を防衛しようという中国政府の決心は固く、決して変わらない」

これは3日、石垣市議ら4人尖閣上陸したことに対する中国政府の抗議声明である。

 ⇒中国政府が非難「日本の右翼分子」…石垣市議らが尖閣に上陸


尖閣諸島に対する中国の公式声明と見ていい発言であるが、慶田盛竹富町教育長が文科省の指導に逆らってまで採択に拘っている東京書籍版公民教科書には、尖閣諸島の領有権について中国の主張を何の批判もつけず「中国が尖閣の領有権を主張しています」と、そのまま掲載されている。

■東京書籍版
沖縄県先島諸島の北方に位置する尖閣諸島は日本の領土ですが、中国がその領有を主張しています。」

一方、慶田盛竹富町教育長が「子どもたちには渡さない」と必死で抵抗する育鵬社版教科書には、中国の領有権主張を根拠のないものと批判している。 

■育鵬社版
沖縄県八重山諸島北方の尖閣諸島は、日本の領土です。しかし、中国は1970年後半東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化するに及びはじめて尖閣諸島の領有権を問題とするようになりました。ただし、中国が挙げている根拠はいずれも領有権の主張を裏付けるに足る国際法上有効な論拠とはいえません」。

現在騒動になっている八重山の教科書問題は尖閣問題である!

だとしたら竹富町教委や県教委が正当だと固執する東京書籍版教科書の記述が、中国の主張に有利な記述であることは誰が読んでも明らかである。

県教委や竹富町教委を含む「極悪複合体」が反日左翼複合体とも呼ばれるゆえんである。

いやいや、尖閣の領有権や自衛隊に関する記述を見れば、これだけ国に反乱を起こしてまで中国寄りの教科書に固執する慶田盛教育長は、中国の工作員と呼ばれても仕方がないのではないか。

 

「米軍基地の記述は少ないが、中国の脅威を目の当たりにする地域には、この教科書(育鵬社)が適している」。

これは「尖閣問題の記述が多い公民教科書が八重山地区の子どもたちには適している」とする石垣市議の砥板芳行さん(42)の意見だ。

これだけを見ただけで日本人としての教育にはどちらの教科書が適しているか自明だと思うのだが、中国から沖縄解放の援軍が来るという幻想に取り憑かれた沖縄タイムスにとっては、東京書籍版が最適らしい。

昨日から始った沖縄タイムスの連載特集「本土復帰40年 沖縄の自治像(1)」は、「愛国心は突然に」という第一面トップの大見出しで書いてあるが、その書き出しに次のようなくだりがある。

≪・・・・本島から400㌔以上離れた八重山では今、尖閣諸島の存在と国境地域の地理的特殊性から自衛隊配備の動きが浮かぶ。 石垣市と与那国町では今年4月から中学生が使う公民教科書に、愛国心や天皇、自衛隊の存在を重視するなど国家主義的色彩が強いとされる「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版が県内で初採択された。 「愛国心」と「国防」といった言葉で鼓舞される辺境(ママ)ナショナリズムの台頭は、県民の平和のスタンスを揺さぶり、島々で暮らす人々の思いも交錯する。≫(沖縄タイムス 2012年1月3日)

先ず沖縄タイムスの卑怯な印象操作から指摘したい。

ナショナリズムは健全な国民なら持って当然であるが、「偏狭ナショナリズム」となると「戦争賛美者」などの悪いイメージになる。

「健全なナショナリズム」と「偏狭なナショナリズム」は対極に位置する。

記事は「ナショナリズム」と書けば済むことを、あえて発音の同じ「辺境ナショナリズム」と書いて、筆者のようなウッカリ者を誤誘導する高等戦術である。

クワバラ、クワバラ。

八重山教科書問題は、当初は歴史教科書が焦点だと思われていたが八重山採択地区協会で正式に帝国書院版が選定され、育鵬社版に投票した玉津石垣教育長や崎原与那国町教育長も不本意ながら、それぞれの教育委員会で帝国書院版を採択した。

ところが育鵬社版公民教科書が八重山採択地区協議会で選定されるや、問題は教科書の内容の問題から教育関連法の解釈の問題へと争点が変わった。

そして沖縄タイムスは関連法規にいちゃもんをつける手法で完敗を悟ると、新年早々「復帰40年」特集に絡めて、問題を「愛国心」や「国防」といった日本国民なら当然考えるべき問題を大上段に構えて、八重山教科書問題での失地回復を目論んでいる模様である。

巨大ダムの崩壊も蟻の一穴からと言われる。

八重山教科書問題での敗北はこれまで沖縄全体を支配してきた「極悪複合体」の崩壊に繋がる十歳問題である。

昨日のエントリーの「第一部 風は南から①-八重山は今」の後半部分を紹介しよう。

     ■      ■

「米軍基地の負担を強いられている本島と、米軍や自衛隊がなく中国の脅威にさらされている八重山とでは、国防や平和の有り方に対する温度差はある」。 八重山防衛防衛協会事務局長で石垣市議の砥板芳行さん(42)はこう語る。
与党として中山市長を支える立場の砥板さんは、尖閣問題の記述が多い公民教科書が八重山地区の子どもたちには適しているとし、「つくる会」系の教科書を推す。「米軍基地の記述は少ないが、中国の脅威を目の当たりにする地域には、この教科書が適している」という意見だ。
一方、突然起きたかに映る「変化」に、言いようのない不安を募らせている人たちもいる。
与那国町で教員経験があり、今回の教科書選定をめぐる手法に疑問を持つ福祉団体職員の市原由香里さん(50)=石垣市=は「報道は加熱しているが、市民の多くは何が起きているか良くわからない。 自衛隊の配備も、教科書問題も、いつの間にか決まってしますのが怖い」と、有志で勉強会を重ねてきた。 今は「教科書問題の背景が知りたい」と行政訴訟を起こした小学校の母親2人と活動する市原さん。 「市民が今の動きを感じ、物事を見極めることが大事。そうじゃないと民主主義は崩れていく」と訴える。
今回の問題は、国境地域という南の島だけでの特殊な動きなのか、あるいは、南からやがて押し寄せる「異変」の予兆なのか。 復帰40年目を生きる県民に問いかける。(復帰40年取材班・吉川毅)(沖縄タイムス 2012年1月3日)

                ☆

昨年の沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日の常軌を逸した報道を見て、これら3紙を「発狂新聞」と呼んだが、上記記事の市原由香里氏のコメントが、発狂報道を表現して余りあるのには笑ってしまった。

「報道は加熱しているが、市民の多くは何が起きているか良くわからない」

それはそうだろう。

発狂3紙が足並みを揃えてデタラメ報道を垂れ流し、「9・8全教委協」の協議の実態については口を閉じて報道しないのだから「市民の多くはなにがおきているか良くわからない」というのもむべなるかな、である。(爆)

そうそう、現在当日記のコメント欄では「反育鵬社派」と思われる読者が参入して活発な論戦が行われているが、発狂新聞が必死になって隠蔽する「9・8井戸端会議」について触れようとしないのも爆笑ものである。

>今回の問題は、国境地域という南の島だけでの特殊な動きなのか、あるいは、南からやがて押し寄せる「異変」の予兆なのか。

沖縄タイムスは今回の八重山教科書問題を「異変」と捉えているようだが、ならばこれまでの「ペンギン王国」の専横が「普通」だと考えているのだろうか。

沖教組が市民の知らぬ間に勝手に教科書を採択していたこと、

市庁舎に国旗が掲揚されたのは復帰以来40年目にして中山現市長が就任して初めてということ、

中国に有利な記述の教科書を適当な教科書と思い込んできたこと、

国防の重責を担う自衛隊が休養のため寄港しても罵声を浴びせて「出て行け」コールを発していたこと、

等々枚挙に暇がないほどだが、・・・これらの「反日行動」が「通常」とでも考えているのだろうか。

 

今までが「異変」の連続で異常ではなかったのか。

異常に慣れると異常に気が付かなくなる。

異臭に慣れ親しむと嗅覚が麻痺して異臭の臭さに気が付かない。

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コメント (4)

教科書記述、「沖縄検定」を主張する沖縄タイムス

2016-04-27 11:34:07 | 教科書

 

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沖縄お悔やみ情報局

 今朝の沖縄タイムスの発狂見出しの紹介。

■一面トップ

教科書記述問題ない

帝国書院 現代社会

文科省政務官が答弁

リンク論容認か

【帝国書院教科書記述のポイント】

当初⇒「(政府が)基地の存続と引きかえに、ばくだいな振興資金を沖縄県に支出」

訂正後⇒「きわめて高い」を削除し、県民所得に占める基地関連収入の割合は約5%と明記

「アメリカ軍施設が沖縄県に集中していることなど、さまざまな特殊事情を考慮して、毎年約3000億円の振興資金を沖縄県に支出」と修正

■社会面トップ

誤解拡散 識者ら懸念

沖縄の基地依存論肯定か

政務官発言「本土と亀裂」

「修正不要」理解できぬ

沖縄タイムスが怒り狂っている理由は、26日の衆院沖縄北方特別委員会で、堂故茂・文科省政務官が、民進党の小川淳也氏の質問に、「(当初の記述は)修正を求めるまでの記述ではなかった」と答弁したこと・・・。

また小川氏が「沖縄だけが3千億円を特別にもらっているとの誤解を招きかねない」と指摘したことに対し、堂故氏は「さまざまなことを考慮して判断されていると思う。 振興資金として提供されている事実が記されている」と答えている。

問題の3千億円の振興資金は、仲井真前知事の功績であるが、その当時沖縄タイムスらサヨク勢力が「金で沖縄を売った県政史上最悪の知事」として仲井真前知事に罵詈雑言を投げかけた一括交付金のこと。

「毎年約3000億円の振興資金を沖縄県に支出」されていることはまぎれもない事実だ。

さらに正確に記すなら、「仲井真前知事が沖縄を金で売った代償として『毎年約3000億円の振興資金を沖縄県に支出している』」と修正すれば、沖縄タイムスは納得するのだろうか。(爆)

 

 2017年度から使用される高校教科書の検定結果を巡り、「9・29県民大会決議を実現させる会」は、帝国書院「新現代社会」のコラムに沖縄経済について事実誤認の記述があった問題でなどで22日、文部科学省の担当者と衆院議員会館内で会い、帝国書院側に再訂正申請を促すよう求めていた。

結局、帝国書院は、「9・29県民大会決議を実現させる会」の要請(沖縄検定?)に従がって、「新現代社会」のコラムは一度は訂正された。

だが、実現させる会は、これでも納得できないと主張している。

同会は、沖縄振興予算を「振興資金」と記述していることを巡り「米軍基地が集中していることで、予算とは別枠の資金が沖縄に支払われていると誤解されかねない」と指摘。検定意見を付けた文科省の責任を追及していた。

文科省の担当者は、「振興資金」という表現には、予算と別枠に計上されているという明確な記述がないことから「記述自体が、完全に間違いだという判断にはなかなか至らなかった」などと説明していた。

それを堂故政務官が国会で答弁したことで、沖縄タイムスが本日の紙面で発狂した、ということだ。


「9・29県民大会決議を実現させる会」とは、2007年9月29日の「11万人集会」で高校歴史教科について、従来記述されていた「集団自決は軍の命令による」という文言を削除せよとの検定意見の撤回を求めたが、文科省に拒否されたままで現在に至っている。 その検定意見撤回を実現させるというサヨク団体が「9・29県民大会決議を実現させる会」の正体である。

「集団自決」のような歴史関連の問題は学会の議論などで「軍命の否定」が定説となっているが、今回のような「現代社会」の基地問題などはイデオロギーが絡んで、堂故氏の指摘するとおり「さまざまな受け止め方」が有るのも事実だ。

沖縄タイムスの主張に従がえば、教科書も「特定団体のコマーシャルペーパー」のような記述にせよ、ということらしい。

 

【おまけ】

TBSが熊本地震の被災地で放送事故をした記憶が覚めやらぬうち、またしても放送事故をやらかしてくれた。

こんなデタラメ報道が通常化しているわが国の報道の自由世界ランキングが72位とは・・・。

「捏造報道ランキング」ではベストテン入りは間違いないのだが・・・。

2016年04月25日

【画像】 TBSで放送事故 菅官房長官が「いつでも南朝鮮とアメリカを刺せる」と発言したかのような字幕を表示

1 名前: キングコングニードロップ(庭)@\(^o^)/:2016/04/25(月) 18:21:15.34 ID:WVuwdygL0
「ひるおび!」で放送トラブル 菅義偉官房長官の会見で字幕スーパーにミス
125日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、菅義偉官房長官の会見中、北朝鮮国営放送用の字幕スーパーを使用してしまうミスが発生した。

番組内の「JNN NEWS」コーナーでは、北海道5区で行われた補欠選挙の結果を取り上げた。この選挙では、与党推薦の和田義明氏と野党が推薦する池田真紀氏が激しい戦いを展開し、和田氏が僅差で勝利を収めた。与党側は今夏予定の参院選に向けて引き締めを図っているという。

そして、管官房長官が記者会見の席上、「今回の結果におごることなく」と発言した場面で、致命的ミスは発生した。

管官房長官は「謙虚に、国家国民のために、政府与党としては一致して一層の緊張感を持って、有権者の付託に応えられるよう…」と続けていたが、それまで正しく「今回の結果におごることなく」と表示していた画面下部のテロップが「南朝鮮の傀儡(かいらい)らとアメリカの後頭部をいつでも攻撃できる刀を刺せるようになった」と切り替わったのだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/11453992/
6: 男色ドライバー(庭)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:23:16.58 ID:rLsHeqJq0.net
TBSならワザとやってるw

9: 逆落とし(京都府)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:23:53.43 ID:CrFrAS4R0.net
これが報道の自由

18: ハイキック(茨城県)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:25:08.67 ID:TXRWWgyM0.net
絶対に故意だな

16: アキレス腱固め(catv?)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:25:02.81 ID:hdgRYAnJ0.net
TBSなら事故ではなく通常放送。

19: キングコングラリアット(catv?)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:25:13.51 ID:NvMleH7H0.net
よくわからない日本語だな
さすがTBS

24: フライングニールキック(チベット自治区)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:25:53.33 ID:c8cyr36t0.net
TBSには前科があるからな。これも当然わざとだろうよ。

25: ニールキック(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:26:00.27 ID:4n1QMxNl0.net
TBSの字幕テロはもはや伝統

35: ハイキック(庭)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:27:28.16 ID:Q7SGe4G40.net
どうやったらこんなミスするんだよ
わざとだろ

41: 膝十字固め(東京都)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:28:11.04 ID:OkteUHNW0.net
出したのがミスでも、こんなクソテロップ作ってる時点で終わってるだろw

45: チェーン攻撃(茸)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:28:34.28 ID:xtAWfgJi0.net
報道の自由謳歌してるなぁ

49: 魔神風車固め(茸)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:29:26.58 ID:Ar0gBZez0.net
これ明らかに工作員の仕業だろw
公安はちゃんと仕事せえ

50: ランサルセ(東京都)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:29:29.53 ID:BkFJQCzG0.net
TBSが戦争させたがってるんだろ

51: フロントネックロック(茸)@\(^o^)/ 2016/04/25(月) 18:29:30.78 ID:SbnQBXxn0.net
こいつらの言う「報道の自由」って捏造のことなの?

 
新発売・沖縄内なる民主主義8 A4版  148ページ
定価1620円(税込み)


本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
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県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

 

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翁長知事提訴=普天間住民「生存権を侵害」

2015-10-21 08:08:20 | 教科書
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辺野古取り消しで沖縄知事提訴=普天間住民「生存権を侵害」

 2015 年 10 月 20 日 17:01

 沖縄県の翁長雄志知事による米軍普天間飛行場移設先とされる名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しは、基地を固定化し人格的生存権侵害の永続化を招くとして、普天間飛行場がある宜野湾市民12人が20日、知事と県を相手に、取り消しの無効確認と総額1億2000万円の損害賠償を求め、那覇地裁に提訴した。

 原告らは訴状で、翁長知事が取り消しの根拠とした埋め立て承認の法的瑕疵(かし)について、「存する余地はない」と指摘。「個人的な政治的パフォーマンスが目的で、知事権限の乱用だ」と主張した。 

[時事通信社]

                ☆

 昨日は「普天間基地撤去訴訟」(仮の命名)の記者会見を傍聴するため定刻の約20分前に会場入りした。

通常の記者会見ならその時間には誰一人いないはず。

だが会場には、すでに7~8人のテレビカメラ・クルーらが機材設置の準備中。 会見に対するメディアの関心度の高さを物語っていた。

定刻の1時になったときは、約20名の記者・カメラマンが詰め掛け、筆者はカメラマンの肩越しに会見を覗き見る状況だった。

原告団長の平安座氏の声明発表に続き、弁護団団長の徳永弁護士による問題点の説明があり、質疑応答にはいった。

翁長知事の埋め立て承認取り消しを熱烈支援する沖縄メディアにとって、「翁長知事の取り消しは違法である」と真っ向から沖縄メディアの主張に喧嘩を売った形の提訴に対し、記者団の質問は10数回に及び、熱気あふれるというより執拗とも思われる質問が続いた。

特に沖縄タイムスの記者などは、なんとかして徳永弁護団長の失言を得ようとばかり何度も繰り返し質問したが、そこは百戦錬磨の徳永弁護士に抜かりがあるはずはない。 適当に相手の引っ掛けに乗ったふりを士ながらサービス満点の対応したのはさすがである。

「普天間固定化の影響を受ける」という点で、筆者も同じ宜野湾市民ゆえ原告の主張する意図は、自分のことのように理解できる。

ただ、県内の言論空間を支配する沖縄2紙の捏造報道の影響のため、翁長知事の「取り消し」のために、宜野湾市民がモロニ被る被害について自分のことのように考える県民は少ない。

むしろ「基地被害をたらい回しして良いのか」などと宜野湾市民を非難する声さえ聞こえる有様だ。

その点も、徳永弁護士が記者団に向かって皮肉をこめてコメントしていた。

この訴訟は、被告である県と翁長知事との戦いではあるが、翁知事を全面的に支援する沖縄メディアとの全面戦争である、と筆者は認識する。

結局質疑応答は約50分も続き、会見終了後も原告団長の平安座氏や徳永弁護士に記者が群がり、個人的質問が15分も続いた。

さて、一番熱心に質問をした沖縄タイムスが、昨日の提訴をどのように報じるか。

興味津々で今朝の沖縄タイムスをめくってみた。

社会面の左トップの大見出しの下に身を潜めるように・・。

該当する記事は合った。

左トップの白抜きで一際目立つ大見出しは、こうだ。

県立芸大教授を懲戒免職

学生・職員にセクハラ

そのすぐ下に、徳永弁護士が「謝罪?している」ようにも取れる写真があたかも上記記事の説明写真のように掲載されている。

これでは、徳永弁護士がセクハラを謝罪しているような印象操作ではないか。(爆)

とにかく、セクハラ教授の大見出しの下には、こんな見出しの記事があった。

取り消し無効提訴

宜野湾市民 「知事職権乱用」

記事自体はアリバイ記事の域を出ていないが、タイムス記者が執拗に質問していた「抑止力」については記載してあるが、徳永弁護士が繰り返し述べていた「抑止力について述べるなら尖閣近海で起きている中国の脅威について触れていないのは問題外だ」という説明については触れていない。

タイムス記者の対応から判断して、「中国の脅威」は翁長知事支援派のアキレス腱と思えた。

 沖縄県名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消し、記者会見する翁長雄志知事=13日、沖縄県庁共同通信

2015年10月20日 23時3分

ざっくり言うと

  • 沖縄県宜野湾市民12人が20日、県と翁長雄志知事を那覇地裁に提訴した
  • 辺野古移設取り消しで、普天間飛行場の周辺住民の生存権が侵害されると訴え
  • 「違法に取り消す処分で、知事権限の乱用」と主張している

知事の承認取り消し「違法」…宜野湾市民が提訴http://news.livedoor.com/article/detail/10730806/

 沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、翁長(おなが)雄志(たけし)知事による移設先の埋め立て承認取り消しで同飛行場が固定化し、周辺住民の生存権が侵害されるとして、宜野湾市民12人が20日、取り消しの無効確認と、県と翁長氏に総額1億2000万円の損害賠償を求めて那覇地裁に提訴した。

 原告団によると、原告数は最終的に100人以上に増える見通しという。

 訴状では、「辺野古に移設する根拠に乏しい」とした県の判断について「安全保障に関わる事柄で地方自治体が判断する余地はない」と指摘。環境保全措置も公有水面埋立法の要件を満たしており、「法的な瑕疵(かし)のない承認を違法に取り消す処分で、知事権限の乱用」と主張している。その上で、日米両政府が合意する2022年度以降の同飛行場返還が遅れ、騒音や事故の危険性などで生存権が侵害されるとし、1人当たり1000万円の損害賠償を求めた。

 提訴後に記者会見した原告団の平安座(へんざ)唯雄(ただお)団長は「一日も早く普天間飛行場を撤去したい。取り消しで(返還時期が)先延ばしになるのは大変なことだ」と訴えた。県海岸防災課は「訴状が届いておらずコメントできない」としている。

 

「埋め立て承認取り消しは違法」 宜野湾市民が翁長知事提訴 「中国の脅威に触れず

 沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり辺野古の埋め立て承認を取り消した問題で、宜野湾市民12人が20日、承認の取り消し処分の無効確認と、県と翁長氏に1人1千万円で計1億2千万円の損害賠償を求める訴えを那覇地裁に起こした。

 訴えによると、仲井真弘多前知事の埋め立て承認に瑕疵(欠陥)はなく、翁長氏が承認を取り消したことは知事権限を乱用した違法な処分で無効であることは明らかと指摘。承認取り消しで普天間飛行場の返還が遅れれば、騒音被害や墜落の危険にさらされたまま、住民の生存権が侵害された状態が続くとしている。

 翁長氏は取り消し理由として、辺野古移設による米海兵隊の抑止力維持の必要性が根拠に乏しいと主張している。代理人弁護士は記者会見で「翁長氏は必要性を検討するにあたり、尖閣諸島(同県石垣市)防衛や中国の脅威に一切触れていない」と批判し、安全保障上の脅威と抑止力に関する認識も争点にしていく構えだ。

 元宜野湾市議の平安座唯雄原告団長も「代替案を示さず承認を取り消すことは無責任だ」と述べた。

              ☆

>翁長氏は取り消し理由として、辺野古移設による米海兵隊の抑止力維持の必要性が根拠に乏しいと主張している。代理人弁護士は記者会見で「翁長氏は必要性を検討するにあたり、尖閣諸島(同県石垣市)防衛や中国の脅威に一切触れていない」と批判し、安全保障上の脅威と抑止力に関する認識も争点にしていく構えだ。

尖閣における中国の脅威について産経は触れているが、沖縄タイムスの米海兵隊に対する抑止力の認識は「抑止力はない」である。

社の主張を盾に執拗な質問を繰り返すタイムス記者に対し、徳永弁護士は何度も「中国の脅威に触れずに安全保障や抑止力を論じるのは無意味」と何度も丁寧に答えている。

だが、「抑止力」について一番多く質問した記者が、中国の脅威について報道しないには、この辺が沖縄2紙の限界と見て取った。

沖縄のテレビメディアは昨日のうちに提訴に対する第一報を報じたもよう。

【動画】宜野湾市民12人が無効求め提訴”承認取り消し”は基地の固定化を招く

沖縄テレビ 2015/10/20 (火) 18:16

宜野湾市民が翁長知事を相手取り提訴です。名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認の取り消しは基地の固定化を招くとして、市民12人は取り消し処分の無効を求めて那覇地方裁判所に提訴しました。

訴えを起こしたのは普天間基地の周辺に住む市民12人です。訴状では前の知事による埋め立て承認に法的な瑕疵はなく、翁長知事の承認取り消し処分は違法だと指摘しています。そのうえで重大な危険性を有する普天間基地の固定化を招き、将来においても平穏な生活を営む権利が侵害されるとして、承認取り消し処分が無効であることの確認と1億2千万円の損害賠償を求めています。「宜野湾市民の安全な生活を守る市民訴訟」原告団平安座唯雄団長「危険性除去除去に向けた政府の努力、宜野湾市民の切なる期待を翁長知事が裏切ったことは我々は看過できない」原告団の平安座唯雄団長は名護市辺野古への移設計画に反対であれば翁長知事は代替案を示すべきで承認取り消し処分は知事権限の濫用にあたると主張しています。提訴を受けて県は訴状が届いていないため現時点でコメントできないとしています。

 

 

                            ☆

それにしても沖縄タイムスの「セクハラを謝罪する徳永弁護士」の印象操作写真には、朝から爆笑させてもらった。

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コメント (21)

虐めは卑劣な犯罪である!警察の介入は当然である

2012-07-16 08:26:05 | 教科書

 

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次に引用するコラムは6年前の福岡県三輪中で起きた虐めによる自殺をエントリーしたとき引用したコラムの再掲です。

毎年学校における虐めは全国的に後を発つことは泣く、今回の大津市の例のように自殺が起きて初めてマスコミが騒ぎ、大問題になるが虐めは、構造的問題であり、教育委の隠蔽工作のせいで公にならないだけであり、現実には日常茶飯事で起きていることを先ず認識すべきである。

11月24日付・よみうり寸評

 〈卑怯(ひきょう)を憎む心〉――これをきちんと育てないといけない。藤原正彦・お茶の水女子大教授は少年期にそれを徹底的に教えられた◆父の作家・新田次郎氏は「弱い者いじめの現場を見たら、身を挺(てい)してでも弱い者を助けろ」「見て見ぬふりは卑怯だ」「弱い者を救う時には力を用いてもよい」と教えた◆ただし五つの禁じ手がある。一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん。三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。四つ、武器を手にしてはいかん。五つ、相手が泣き、謝ったらすぐにやめなくてはいかん◆禁じ手の理由もすべて「卑怯だから」。この父の教え、藤原さんの著書「国家の品格」にある。遠く少年時代を思う。かつて、男の子は〈卑怯〉と言われることを一番の恥としていた◆そういう空気よ、今いずこ。愛知県岡崎市で69歳のホームレス女性を殺害したのは少年ら4人組の犯行とみられる。現地ではホームレスを襲う同種の事件が続発している◆学校で頻発しているいじめと同根だ。卑怯なことこのうえない。(2006年11月24日13時50分 読売新聞)

           ☆

虐めは犯罪であり人間として最も卑劣のクズの行う行為である。

警察の強制捜査は遅すぎたくらいである。

記録保存のため、大津市の皇子山中学で起きた虐め問題を取り上げる。

           ☆

 昨年10月、大津市で中学2年の男子生徒が自宅マンションから飛び降り自殺をした。

当初から、虐めを苦にした自殺とと思われていた。

虐めにかかわる少年の自殺について過去にも何度もエントリーしており、この問題は日教組など教員側組織の構造的問題にメスを入れなければ解決はありえないと考えた。

福岡・三輪中のいじめ自殺の背後には日教組とが

福岡県三輪中学 いじめ自殺事件の背後にみえるもの

三輪中学校は地域に地区を抱える校であり昔から日教組や団体が強い影響を及ぼしていました。そういう背景を認識していたからこそ、二転三転する校長の会見、事実を語ろうとしない学校の体質に人権至上主義、組合管理の影を見たのです。
とK氏は語っています。

ここから見えてくるものは、校であり、日教組の組合員が多数いて、従前から県教委の方針と対立して指導に従わない風潮が蔓延していて、今回の「いじめ早期発見チェックリスト」も県教委の指示ということで学校現場で無視され、記者会見の発言が二転三転したのも日教組教員の圧力の結果ではないか、と言うことが見えてきます。

二転三転する校長の会見、事実を語ろうとしない学校の体質に人権至上主義、組合管理の影を見たのです。
とK氏は語っています。

当念のため記すがこれは今回の中学校の校長の会見のことではなく、6年前の福岡県の三輪中の会見の記事である。

校長の弁解を聞いていると、学校側の隠蔽体質は6年前と少しも換わっていないことがわかる。

当時は日教組の他に「エセ」の勢力が現在よりも強力で、日教組とが教育委の指導に反抗し、虐めを助長している構図が指摘されていた。

ところが今回の大津市の場合はに取って代わって、本来学校側を指導すべき立場の教育委が学校側と結託して隠蔽工作している事実が明らかになった。

今回もいろんな識者がコメントを発しているが、県教委と学校側(日教組)が結託し「見ざる。言わざる。聞かざる。」の隠蔽工作に走ったという構造的要因に触れたのは、筆者の知る限り、教育評論家の尾木直樹氏と教育委員会に喧嘩を売っている橋下大阪市長の2人くらいである。

尾木氏はテレビの発言で、他のコメンテーターが「学校で起きた問題は教育委の保身のため隠蔽工作に走る教育委員会のことを「モンスター委員会」「不気味な組織」などと辛らつな表現で批判していた。そして教育委員会の隠蔽体質は大津市のみに限らず全国の教育委員会に共通する構図だと鋭く指摘している。

一方、「教育委員会をぶっ潰す」と真っ向から教育委に喧嘩を売っていた橋下大阪市長は本来教育行政を指導すべき立場の教育委のことを「教育行政のうみの中のうみだ」と吐き捨てている。

 「教育行政のうみ中のうみだ」 橋下市長が持論展開 越直美市長にエール
2012.7.12

 大阪市の橋下徹市長は12日、大津市の中2男子自殺問題をめぐり「今回の事態は教育委員会制度が機能していない象徴例。教育行政のうみ中のうみだ」と述べ、同市教委の不適切な対応は現行の教育委員会制度が原因との持論を展開した。
 橋下市長は「教育委員会制度を一から考え直さないといけない。政治を遠ざけた結果が大津市教委だ」と主張。「越直美市長にはぜひ頑張って教育委員会制度のうみを暴き出してほしい」と語った。

          ☆

犯人は県教委だった!ゼロ校時裏給与の闇の仕掛け人

いずれにせよこの問題は沖縄2紙が隠蔽工作をすればするほど、また問題の深刻さを矮小化すればするほど、当日記はこの問題に注目する。 

当然県民も問題の根の深さに注目してくる。

大城県教育長は問題が発覚した県立西高校で当時英語の教員をしており、「ゼロ校時裏給与」の当事者であるとの情報も入っている。

だとしたら長年溜まった問題の膿を摘出すべき県教育庁の責任者が膿そのものだったという笑えない事態も想定できる

ニュース画像

これを契機に、これまで教育委員会が公表していなかった内容が次々と明らかになった。

民主党推薦で市長になった越直美大津市長は支持母体の日教組に遠慮したのか、当初は自分の過去の虐め体験を述べる涙を流すだけで、やはり「行政の教育への介入」には腰が引けたような発言だった。

ところが教育委員会の隠蔽工作が目に余るような報道が続くと、越直美市長は態度を一変、「教育委員会の調査は不十分で信用できない」として、改めて市独自の調査を行う方針を示した。

「教委ずさん」市長一転

2012年07月11日

写真

取材に応じる越直美市長=10日午後10時29分、大津市御陵町の大津市役所

【いじめ資料精査で不信■議事録なし】

 大津市で中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、新たなアンケート結果の判明を受け、大津市の越直美市長が訴訟で遺族側と和解したい意向を示した。弁護士出身の越市長は問題が明るみに出た4日以降、自ら訴訟資料を精査していたが、市教委に募らせた不信感が頂点に達したようだ。

 全校生徒を対象にしたアンケートで「自殺の練習をさせられていた」という回答が明るみに出た4日から、弁護士でもある市長は訴訟資料を読み込んだ。

「法廷で真実が明らかになる」と考えてきたが、回答には暴力行為の記述が数多くあった。

 市教委は「事実かどうか確かめた」と説明してきた。だが、記名回答したのに聞き取りをしていない生徒がいることが判明し、「法廷で争う以前の事実関係の調査をやり直すべきだ」と考え始めた。6日午前、会見でこうした考えを述べ、涙を流した。

 ただ、6日、市教委は昨年11月に実施した2回目のアンケート結果を見直し、「葬式ごっこ」などの記述を見落としていたことが判明した。市教委は9日から回答した生徒に事情を聴き始めた。市長は9日昼すぎ、市の沢村憲次教育長から約3時間、再調査について説明を受け、「聞き取れていない項目があるなら公表し、訂正し、おわびすべきだ」と指示した。

 市教委は「アンケートは公表しない前提で生徒に聞いた」としたため、学校を通じて生徒や父母の了解を得る手続きを進めた。10日午後8時半、沢村教育長らが緊急会見で経緯を説明し、謝罪した。10日午後10時半ごろから越市長は取材に応じ、「いじめと自殺は因果関係がある」と和解したい意向を示した。

 一方、沢村教育長は11日、取材に対し、市長の和解方針を昨夜テレビで初めて知ったと明かし、「因果関係があるのかないのかは今まで言ってきた通り、わからない」とした。

 市議会は13日、市教委の対応について説明を求める。

 「いじめの加害者」として遺族に損害賠償を求められ、「いじめはなかった」と主張する同級生の代理人は「特にコメントすべき状況ではない。裁判で手続きを進める」とし、県警の捜査には「警察が動いたら対応を話し合う」と話した。 

(調査委新事実出るまで/市長一問一答)

10日夜、取材に応じた越直美大津市長との一問一答の要旨は次の通り。

 ーー市教委の対応は。

 昨年の学校と市教委の調査が不十分、かつずさんだったことについて、亡くなった方と遺族の方に真摯におわびしたい。

 ーーずさんな点とは。

 後から調査を検証できるような議事録が一切残っていなかった。判断を素人の学校や市教委の認定で行っている。外部の専門家に判断をあおぐべきだった。

 ーー今後の対応は。

 遺族は真実が知りたいと言っている。外部調査委員会を設けて調査を徹底的にやりたい。新しい事実が出るまでやりたい。

 ーーいじめと自殺の因果関係はつながる可能性もあるのか。

 私はそういう風に思っている。それができるように調査をしたい。それができないのであれば、(その原因は)いい加減な調査をした学校や市教委にある。責任は大津市にある。裁判はいったん中断したい。調査委の結果を出して大津市の責任があればおわびして和解する。結局わからず、裁判で因果関係を立証するのが難しいとなれば、それができなくなった時に責任を取りたい。

 ーーいじめと因果関係はないという主張は。

 私自身は、いじめと自殺の因果関係はやはりいじめがあったからこそ亡くなった、と思っている。それが立証できるような事実を今回の調査で探したい。

 ーー因果関係があるというのは推測でしかない。

 根拠があって言っているわけではない。根拠が探せるように調査したい。

              ☆

こうしたなか、大津市の所轄署が三度も被害届を拒否した失点を取り消すように、今月11日、県警が生徒が通っていた中学校と教育委員会に対して前代未聞の家宅捜索を行った。

これまで「政治や行政の教育への介入」を反対してきた勢力にとっては、市長の市議会の介入どころか一足飛びに警察の」強制捜査に至ったことは驚天動地の出来事だったに違いない。

捜索の容疑は、自殺のおよそ2週間前、3人の同級生が男子生徒に暴行したという刑事犯罪の容疑である。

これまで「聖域」とされ行政や政治家の介入を拒否してきた学校や教育委に警察が家宅捜索で踏み込んだのは前代未聞の出来事である。

ニュース画像

 

これまで、生徒の自殺が起きると校長が全校生徒を体育区間に集め「命の尊さ」を説くというのがパターン化されていた。 「命の尊さ」を説いたら自殺がなくなるなら、こんな楽な話は無い。 「命どぅ宝」を生徒に説けば戦争がなくなると妄信する沖教組の「反戦教育」と同じ精神構造である。

今回の中学校では校長が陳腐化した説教をする代わりに「命の尊さ」を訴える市の朗読のテープを流したという。 テープを流せば自殺がなくなるのか。(怒)

中学校では強制捜査翌日の12日、保護者に対する緊急の説明会を開き、およそ700人が出席した。

ニュース画像

保護者からは、「アンケートの回答の中には犯罪のような事案もあるのになぜ警察に届けなかったのか」といった批判が相次いだという。

学校側の説明に納得した出席者は少なかった。

保護者からは「納得できません」とか「時間の無駄だったような気がします」といった声も聞かれた。

テレビのインタビューに「先生に相談してもとぼけるばかり。 警察が入ったのでやっと安心できる」とたえた生徒のコメントが印象的だ。

ことここにいたって、「警察の教育への介入はいかがなものか」などと言う識者も少なくなったが、それでもテレ朝の玉川レポーターのように依然として「教育行政の自浄作用」を妄信する人達が居るのも事実である。

テレ朝ディレクター玉川徹氏「警察の介入に異論」


警察の介入による事態の収束は、今後の捜査の進展や、大津市や教育委員会、それに学校などの今後の取り組みに懸かっていると言えるが、橋下市長の言うように「膿(うみ)にうみの処理を依頼するより、うみそのも摘出を断行するのが早道だと思うがどうだろうか。

【隠蔽工作をした大津市教育委員会メンバー】
(膿の集団)
委員長 岡田隆彦  委員(委員長職務代理者)竹内孝子
委員 饗場貴子  委員 本郷吉洋  委員(教育長)澤村憲次

【教育長】
教育長の澤村憲次は、この中学の校長だった人で、以前、皇子山中学校の校長だった片山義教や、校内放送で全校生徒に泣きながら口止めを命じた校長の藤本一夫とも仲がいい





【7月6日に校内放送で全校生徒に泣きながら口止めした校長】
藤本一夫
(画像なし) 

今までモザイクが掛かっていた藤本一夫校長顔を晒す。


藤本一夫校長


くそやろう
■響庭治之・課長補佐 大津市教委教育委員学校教育課
(元皇子山中学教師)

 

ニュース画像

■摘出すべき教育委員会の大きな膿=澤村憲次教育長



虐め事件のあった大津市立皇子山中学校で担任だった森山進。保健体育、ハングル、韓国学習の担当。人権学習のエキスパート(広島修道大学卒)。虐めを見て「やりすぎんなよ」と笑って言うだけだった。
虐め事件のあった大津市立皇子山中学校で
担任だった森山進。保健体育、ハングル、韓国学習の担当。
人権学習のエキスパート。
虐めを見て「やりすぎんなよ」と笑って言うだけだった。

 

            

虐めは卑劣な犯罪である!

虐めを阻止できない学校に、

警察が介入するのは当然である。

 

 【おまけ】

6年前の福岡・三輪中の虐めによる自殺事件のときのエントリーから一部抜粋したものです。

6年前からいじめについては何の解決もされずに続いていることがわかる。

              ☆

 

いじめた生徒は出席停止に…教育再生会議が緊急提言へ

 学校でいじめによる自殺が相次いでいる事態を受け、安倍首相直属の教育再生会議(野依良治座長)は25日、いじめ問題に対する緊急提言を来週にもまとめ、公表する方針を固めた。

 都道府県や市町村の教育委員会に対し、〈1〉いじめた児童・生徒に出席停止など厳しい対応を取る〈2〉深刻ないじめ問題が起きた場合に備え、緊急に学校を支援する態勢をつくる――ことなどを求める。

 同会議は来年1月に中間報告を作成する予定だが、自殺問題を重く見て、法改正などが不要の緊急対策を早急に打ち出すことにした。文部科学省も速やかに対策を講じる考えだ。

 学校教育法では、「児童の性行不良で、他の児童の教育に妨げがある時」は、市町村教委は保護者に対し、その児童の出席停止を命じることができると定めている。具体例として、傷害、心身の苦痛、財産上の損失などを与える場合を挙げている。
(読売新聞) - 11月25日14時41分更新

        ☆


学校は神聖な場所なので、警察の出入りは拒否すると言った風潮が続いていた。

だが、よく考えて見よう。 警察は国民を犯罪から守るための組織ではなかったか。

今学校で行われているいじめは紛れも無く犯罪だ。

だとしたら学校側が手に余るような犯罪なら、大人が介入し刑事及び民事で加害者に対して法的措置を取るのは当然だろう。

我が子が自殺しそうになるほど追い詰められているなら、加害者にそれ相応の報復は正当防衛とも考えられる。

いじめがいやなら「登校しなければよい」という、あくまで加害者には目を背けた奇麗事を言う人がいる。

次の産経コラムがその例。

11/22 16:24

【季節風】逃げるが勝ち

面目を失えば人は死を選ぶ。150年ぐらい前は当然だった風潮が民主日本を席巻している。非戦を誓った平和愛好国の輝かしい成果が、この遺風への回帰といえまいか。
 
 本紙16日付25面の記事によると、新潟の中2男子は自殺直前に同級生にズボンを脱がされた。下着も下ろされたという報道もある。校長のコメントが素晴らしい。「断定的にいじめと結論づけるのは控えたい」。まさにその通り。これはいじめではない。性暴力だ。男子が口外できるはずがない。「誰かに相談すればよかった」などという後付けの同情はセカンドレイプといえる。「私、性犯罪を受けました」と公表するのが可能だという考え方は、戦中の性奴隷制度の宣伝に慣れすぎた結果としての錯覚だろう。
 
 いじめと一括(くく)りにされる「人道に対する罪」にいかに対処すべきか。「命の大切さ」を説いても無駄だ。自殺する生徒は、命が軽いと思ったから死んだのではない。危害を加えた側も、命まで奪おうとして苦痛を与えたわけではないだろう。死ぬほどの恥辱を受けたから死に、その重みを知らないから自尊心を傷つけたとみるのが自然だ。だから「名誉の大切さ」こそ説くべきだ。だが死者にすらA級・BC級とレッテルを張って差別し陵辱するご時世ではとても口にできない。
 
 反撃を勧めることもできる。しかし、教師や親が責任を負うだろうか。「死ぬ覚悟があるなら、いじめに立ち向かえ」と鼓舞し、子供が自衛の結果として相手を殺傷したとする。「お前の行為は侵略だ」と責められたら、その子の名誉は2度傷が付く。
 
 結局、残された方策は逃避しかない。登校するからいじめられるのなら、行かないという選択肢があってもいい。選択できない子供には学校や親が勧めるべきだ。学校に行っていさえすれば安心という親、登校さえすれば了とする学校は子供にとって必要ない。経済的支援と卒業証書の発行に専念してほしい。履修逃れ問題では、多くの学校が必修科目からの逃避を認めた。要領よく立ち回ればよしとしてくれたのだ。この珍しくありがたい教訓を生かしたい。(千葉総局 河野弥一郎)

 

いじめの魔の手は学校の枠を超え家庭まで友人の素振りをして入り込んでくることを知らない人の弁だ。

いじめられて自ら死を選ぶ人に「命の尊さ」の軽重に考えを及ぼす心の余裕なんて
あるはずは無い。

逃げ場所を失って自殺に追い込まれたのだ。

そんな逃げ場の無い人に「逃げるが勝ち」てか?

学校側も警察も救ってくれない場合はどうする。

そんな場合、次のコラムが説得力を持つ。

6年前のコラムではあるが、次の「自殺するくらいなら」の呉智英氏の意見に筆者は諸手を挙げて賛成する。

【コラム・断】イジメで自殺するくらいなら
11/26 11:24

 イジメ自殺が社会問題となっている。新聞でもテレビでも識者と称する恥知らずたちが、おためごかしの助言を垂れ流して小銭を稼いでいる。イジメに苦しむ少年少女よ、あんなものが何の役にも立たないことは、君たち自身が一番良く知っている。唯一最良のイジメ対処法は報復に決まっているではないか。
 実はイジメ自殺は何年かごとに社会問題となり、そのたびに真実の声が良識という名の愚論によって圧殺されてきたのだ。十一年前にもイジメ自殺が相次ぎ「少年ジャンプ」が悲痛な叫びを特集連載した。それをまとめた『いじめレポート』(集英社)にこんな声がある。「徹底的に体を鍛えた。復讐(ふくしゅう)のために…。やられる前にやれ!」(A男)。A君は拳法、柔道で「歩く凶器」となり、イジメを粉砕した。睡眠薬自殺未遂のC子さんは、死を思う気持ちよりも「憎しみの方が強くなった」「私もガンガン殴り返す」「女でもやるときはやるんだ!」。別の女児もこう言う。「どうしても死ぬっていうんなら、いじめた奴に復讐してからにしなよ」
 学校では報復・復讐は道徳的な悪だと教える。しかし、それは嘘だ。人間が本来的に持っている復讐権を近代国家が独占したに過ぎない。大学で法制史を学べばすぐわかる。復讐は道徳的には正しいのだ。現に、ロシヤに抑圧され続けたチェチェン人は果敢に復讐をしているではないか。
 被害者が自ら死を選ぶなんてバカなことがあるか。死ぬべきは加害者の方だ。いじめられている諸君、自殺するぐらいなら復讐せよ。死刑にはならないぞ。少年法が君たちを守ってくれるから。(評論家・呉智英)

 

■三善会 事務局よりのお知らせ

狼魔人日記の愛読者の皆様

平素は、上原正稔氏の沖縄言論空間の同調圧力に一撃を加えんとする戦いにご支持ご支援を賜りまして誠に有難う御座います。皆様の御蔭をもちまして、この裁判を遂行する事が出来ております。このほども、緊急の要望に多くのご支援を頂き、17日の9回口頭弁論を迎える事が出来ます。上原氏はパンドラの箱掲載拒否から三年間、味方は誰もいないと思い、辛酸をなめる日々を余儀なくされて参りました。狼魔人様をはじめ皆様の応援が氏に生気と勝機をもたらしています。

次回口頭弁論と報告会を以下にご案内申しあげます。ご多忙中とは存じますが、ご参席頂けましたら幸いです。

 第9回口頭弁論

 ■日時: 7月17日(火)午後1時30分から午後5時まで

 場所: 那覇地方裁判所 101号法廷

 内容: 証人尋問 原告側2人 被告側2人

 

 ■報告会

 日時: 同日 午後6時開会

 会場: 沖縄県青年会館2Fデイゴの間 那覇市久米2-15―23

     電話:電話:098-864-1780

 問い合わせ:070-5484-4617 ニシコリまで

 

■カンパ協力のお願い■

琉球新報の言論封殺戦いを挑んでいる上原さんの訴訟へのカンパ協力は支援団体の三善会へお願いしております。

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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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■■【親学講演会】のご案内■■

2011-06-14 06:52:22 | 教科書

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■■【親学講演会】のご案内■■

 

発達障害・児童虐待の予防、改善のために

   親が変われば子どもも変わる

日 時: 平成23 6月 18日 (土)  開場13:30  開演14:00

★特記:13:40分より、友情出演で山本レイさんと武田光史さんのミニコンサート
    が催されますので、鑑賞ご希望の方はできるだけ3:35迄にご入場下さい。
    (曲目はチゴイネルワイゼンを予定しています)

会 場: 豊見城市中央公民館 大ホール (豊見城市字平良467番地1) ⇒地図

主 催: NPO法人沖縄の教育を考える会

後 援: 日本保育協会沖縄支部・沖縄県親学推進議員連盟・豊見城市教育委員会

    公益社団法人日本青年会議所沖縄地区協議会・那覇市教育委員会

浦添市教育委員会・嘉手納町教育委員会・那覇市商工会議所青年部

公益財団法人モラロジー研究所・一般財団法人親学推進協会

参加費: 500

講 師: 橋史朗 (親学推進協会理事長・明星大学教授)

               ★

 

 

 

■■講演会の案内■■

 「尖閣・沖縄を守ろう!」全国学生連続フォーラム

6月17日には中国船団が尖閣諸島に大挙終結すると言う情報があります。

6月14日、沖縄国際大学で恵隆之介先生の「沖縄の安全保障を考える」講演会があります。
ぜひご参加ください

クリック↓


 

沖縄の安全保障を考える学生の集い

 

開催日時:6月14日(火曜日)午後4時20分より、

場所: 沖国大9号館 302号

 

講師: 惠隆之介氏(拓殖大学客員教授)

    

  一般参加、大歓迎! 

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教科書が否定する自衛隊!災害派遣の陸自隊員、初の死亡

2011-04-03 20:25:15 | 教科書

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東日本大震災が起きて、懸命な被災者支援、被災地復旧・復興に励む自衛隊の姿に、被災者はもちろ全国民がが感謝の念で涙しているが、自衛隊の県内配備には難癖を付けている沖縄2紙は、自衛隊の救援活動に対しても「売名行為」「政治目的」「火事場度労棒」などの罵声を浴びせるのだろうか。

来年から内容が一新される中学公民の教科書で、自衛隊については憲法違反とする意見をあえて強調するほか、国際貢献などの活動を冷淡に扱う記述が目立つ。 戦争放棄などの憲法9条を理由に「武器を持たないというのが日本国憲法の立場ではなかったのかという意見もある」(東京書籍)などと自衛隊に否定的な見方を紹介教科書もある。 

「戦後民主主義」に毒され自衛隊をいつまでも日陰者の立場に置こうとする勢力と大方の国民世論との乖離を感じる教科書の記述である。

 産経・4月2日
産経抄 2011.4.2 03:19

 不幸中の幸い、などと軽く言うにはあまりに重大な災いである。だがこの大震災で国民が学んだことのひとつは自衛隊の存在の大きさだろう。発生以来、陸海空から10万7千人もの隊員が動員され、人命救助や被災者支援などにあたってきた。


 ▼救助した人の数は1万9千人あまりに上る。原発事故で真っ先に放水など危険な作業に取り組んだのも自衛隊員だった。その献身的な奮闘がなければ、被害は何十倍も大きくなっていた。隊員はもとより、彼らを育てた指揮官らの努力には頭を下げるしかない


 ▼ところが、その必死の活動が続いている最中に公表された中学校教科書の検定結果には驚いた。いまだに自衛隊を「憲法違反」であるかのような記述の教科書があったからだ。「武器を持たないというのが日本国憲法の立場ではなかったのかという意見もある」という記述も見られた。


 ▼自衛隊を「日陰者」扱いするこうした教育は昭和30年代から40年代ごろ、日教組などの教師たちの「得意技」だった。その結果多くの子供たちが「自衛隊は違憲」と刷り込まれたまま社会に出ていった。かの教科書記述もその時代の教育の残滓(ざんし)のようなものだろうか。


 ▼いやそんな生やさしいものではない。大震災後、官房副長官として首相官邸に戻った仙谷由人氏など自衛隊を「暴力装置」と呼んだ。国や国民を守る尊い使命をそうとしか捉えられない戦後教育の欠陥は政権の中枢にまで及んでいるのである。


 ▼そんな菅直人政権が震災支援の大部分を自衛隊に頼らざるを得なかったのは、皮肉だ。だがそれより、自衛隊に救われた子供たちがそんな教科書を読んで、どんな思いにかられることだろう。胸が痛む気がする。

                   ★


msn産経・

【土・日曜日に書く】東京特派員・湯浅博 「歴史に消えた参謀」番外編
2011.4.2 03:31
 ■「吉田ドクトリン」は死んだ


 東日本大震災は日本の「有事」である。救援と復興に、10万人規模の部隊派遣ができるのは自衛隊をおいてほかにない。


 人命救助2万人、遺体収容4千体、物資輸送3千トン、炊き出し100万食、さらに医療、給水から入浴支援へと自衛隊の支援内容は拡大していく。


 さらに、米軍が戦略的に動き出すと圧倒的な機動力を発揮する。自衛隊と連携する「トモダチ作戦」として艦船19隻、航空機140機、1万8千人を投入した。これは日米同盟の発動である。


 大震災のドサクサに、ロシアの空軍機が日本領空に何度も接近し、中国の艦載ヘリも尖閣諸島に接近した。国家存亡の危機に、探りを入れる腹黒い国々である。ここでも、自衛隊が国民を守る最後の砦(とりで)であることを立証した。


 被災地をみるにつけ「吉田ドクトリンは死んだ」と思う。


 吉田ドクトリンとは、占領期の吉田茂首相が選択した軽武装・経済中心主義という戦後復興期を乗り切るための巧みな路線であった。だが、これをドクトリンに高めてしまったのは、彼の後継者たちであって吉田ではない。


 毎週日曜日に連載した「歴史に消えた参謀」で見てきたように、吉田は首相辞任から10年を過ぎた昭和39年、この復興路線に決別した。吉田の軍事顧問だった辰巳栄一に再軍備と憲法改正に踏み切らなかったことを「深く反省している」と告白したのだ。


 だが、吉田の意思とは別に「軽武装、経済優先」路線はすでに独り歩きをはじめていた。


 32年発足の岸信介内閣は、憲法改正を目指したが、池田勇人や佐藤栄作ら主流派に「憲法は定着している」と反対されて日米安保の改定に絞らざるを得なかった。実は、吉田の遺詔を継いだのは、池田や佐藤ではなくて対極にあるとみられた岸であった。


 35年に池田首相は憲法問題を棚上げして所得倍増計画を掲げた。吉田が辰巳に路線の誤りを告白した39年は、すでに佐藤栄作内閣が発足していた。吉田学校の優等生、佐藤は使い勝手のよい復興期の吉田路線を継承した。


 この路線を「吉田ドクトリン」と名付けて最初に論文を書いたのは、おそらく元防衛大学校長の西原正氏であろう。52年に箱根で開かれた日韓知的交流会議に提出した英語論文で、吉田の軽武装・経済外交はその後継者に引き継がれた日本の戦略であると論じた。


 西原論文が際だっているのは、そのドクトリンが有効性を失いつつあると論じたことだった。西原氏は別の論文でも、「日本が経済大国に成長した段階では、逆にその自己中心性が海外で不快を招くことになったといえまいか」と疑問を呈し、「1960年代半ばには限界にきていた」と断じた(『体系民主社会主義』第6巻)。


 ところが、戦後の論壇に強力な擁護者が登場した。東京工業大学名誉教授の永井陽之助である。永井は59年に至って、「保守本流の外交路線の総称」として吉田ドクトリンを肯定した。


 さらに、著書『現代と戦略』に1章を設けて「吉田ドクトリンは永遠なり」と昇華してしまった。日本が戦後歩んだ道を「正教」として賛美するのだから、防衛力の強化には反対である。永井はこれらの論文によって、自民党の池田、佐藤の保守本流に理論武装を提供した。


 永井論文に対する強力な批判者が杏林大学名誉教授の田久保忠衛氏であった。月刊「正論」や「諸君!」で「歪曲(わいきょく)された『吉田ドクトリン』」と論争を挑んだ。田久保氏は辰巳へのインタビューを交え、池田、佐藤ら「保守本流を自任してきた弟子たちは師の志を実現しようともしない」と鋭く切り込んだのである。


 日本の戦後体制は、防衛力を米国に依存しながら「吉田ドクトリン」という経済中心主義の路線で築かれた。日米同盟の分厚い保護膜は、その副産物として独立心を奪い、反戦平和主義者らには「憲法9条によって戦争を回避してきた」との幻想まで生み出した。


 ちなみに、永井を恩師として仰ぐのが、「ゼミで現実主義を学んだ」と礼賛する菅直人首相である。自民党政治を否定した菅首相が、その亜流として継承しているのだから皮肉なものだ。この政権の前官房長官が、自衛隊に否定的な響きのある「暴力装置」と発言する始末だからやり切れない。


 いま東日本の被災地では、自衛隊員が被災者に温かい炊き出しを提供し、隊員ら自身は冷えたままの缶詰でしのいでいる。菅政権の皆さまへ。すでに「吉田ドクトリンは死んだ」のだ。自衛隊の復旧活動を妨害しないよう祈る。(ゆあさ ひろし)


 

msn産経・

災害派遣の陸自隊員、初の死亡 岩手で捜索活動、体調不良
2011.4.1 23:28
 1日午前11時半ごろ、東日本大震災で岩手県へ災害派遣中の陸上自衛隊第二特科連隊(北海道旭川市)の50代の男性陸曹長が盛岡市の病院で死亡した。今回の震災で災害派遣中の自衛隊員が死亡したのは初めて。


 陸自によると、陸曹長は先月12日より北海道の旭川駐屯地から派遣されていたが、31日朝、「左半身が動かない」などと体調不良を衛生担当隊員に訴え、病院へ運ばれた。


 陸曹長は15日から岩手県岩泉町などで津波被害などを受けて行方不明になった人たちの捜索や、がれきの撤去などに当たっていた。


 陸自によると、出発前の健康診断では異常はなく、毎朝体調のチェックを行っていたという。30、31日は休養日だったとしている。


 陸自は「休養は取っていた。倒れた原因を今後調べる」としている。

 

 

自衛隊の活動の動画です!

【地震】自衛隊と米軍が合同で不明者を大規模捜索(11/04/01)
http://www.youtube.com/watch?v=BzSk8VU88m0


東北地方太平洋沖地震 海上自衛隊活動状況
http://www.youtube.com/watch?v=ONpyKvLwNwQ


【陸上自衛隊】東北地方太平洋沖地震における災害派遣
http://www.youtube.com/watch?v=qpiaXXsuST8


地震から一週間 自衛隊の活動 Tohoku Japan Earthquake.Activity of Japan Military
http://www.youtube.com/watch?v=Cc7at1B7WA0&feature=related


東日本大震災 大槌町役場再建を支援する自衛隊 岩手県大槌町
http://www.youtube.com/watch?v=AfAwBFSpqIo


水没地域の孤立住民をヘリで救出=航空自衛隊救助活動
http://www.youtube.com/watch?v=AAzTe1VQ850


【地震】厳しい冷え込み・・・自衛隊が入浴施設を開放(11/03/26)
http://www.youtube.com/watch?v=pEOPduTtspg

 【地震】孤立住民を自衛隊が決死の救出その瞬間(11/03/25)
http://www.youtube.com/watch?v=ehsUWccGCw8

 

中学生に自衛隊を侮蔑する教育をする教科書を廃棄せよ、

と考える方プチッとお願いします

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琉球新報の真っ赤なウソ、教科書検定意見で

2009-11-22 08:19:53 | 教科書

                   

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川崎文科大臣が18日、教科書検定意見について、担当大臣としてはごく真っ当な国会答弁をしたことに対して、翌19日の沖縄タイムスが「政権交代があったのだから政治主導で教科書を書き替えよ」と、恥知らずな主張をした。

同じ日の琉球新報は川端文科大臣の答弁のみを伝え、沖縄タイムスのように露骨に「政治主導で教科書を書き替えよ」といった恥知らずな記事は書いていない。

新報が辛うじ新聞としての矜持を保ったのはさすがだと思ったのだが、

一夜明けた20日の新報を見て驚いた。

前日のタイムス記事で刺激を受けたのか、頭に血が上ったような社説で恥の上塗りをしているではないか。

おまけに第二社会面では「追跡2009」という特集記事の二本立て。

琉球新報 社説  2009年11月20日       

教科書検定問題 歴史ゆがめる制度の改善を

 鳩山政権が、またも県民の期待を裏切った。今度は懸案の高校歴史教科書の検定問題だ。
 18日の衆院文部科学委員会で、川端達夫文部科学相は「日本軍の関与がなかったという意見ではない」と述べ、検定意見に問題はないとの見解を示した。
 軍関与が削除されたまま検定問題を封印する。鳩山政権の歴史認識を問う重大な問題だ。
 沖縄戦体験者らの証言も含め、必要ならば現地調査も実施し、
軍関与を削除させた検定意見の不当性を徹底的に検証すべきだ。
 そもそも自公政権下で鳩山由紀夫首相(当時民主党幹事長)は「日本軍による強制、誘導、関与なしに起こりえなかった」との見解を示していた。
 それが政権の座に就くや検定問題自体が存在しないとの見解に転じる。政権交代に検定意見の撤回を期待した多くの県民は、大いにがっかりしたことであろう。
 2007年の高校歴史教科書検定問題では、沖縄戦での「集団自決(強制集団死)」の記述をめぐり
日本軍が「強制した」との文言を削除・修正させた。
 軍関与を否定し沖縄戦の実相をゆがめる行為として県内外に大きな波紋を広げた。県内では検定意見の撤回を求め07年に「9・29県民大会」も開催された。
 集団自決をめぐる教科書検定問題では、1980年前半に強制集団死を「集団自決」の形で記述を求めた検定意見に対し、元東京教育大学教授の家永三郎さんが「集団自決も日本軍による犠牲であり、記述することで住民の自発的な行為と誤解される」として「違憲・違法」と訴えた。
 結果として家永さんの違憲・違法の主張は認められなかったが、集団自決について裁判所は日本軍の関与を認めた。以降、日本史教科書では「日本軍による集団自決」の記述が定着してきた。
 だが、なぜ国は軍の強制を否定するような新たな研究成果や学説がないにもかかわらず、
07年の検定では集団自決への「軍の関与」に関する表現の削除を求めたのか。
 教科書検定という形で、政治的思惑から国に都合の悪い歴史の改ざんが繰り返されていないか。
 この際、鳩山政権は歴史の真実を徹底検証し、特定の思惑による歴史改ざんを許さない教科書発行制度の確立を目指してほしい。

                      ◇

沖縄タイムスも琉球新報も、集団自決やこれに絡む教科書問題となると平気でウソを書くことは当日記でこれまで何度も指摘してきた。

二年まえの「11万人」集会前後の両紙のデタラメ記事を挙げれば枚挙に暇がないが、一つだけ例に挙げると、「教科書から集団自決が削除された」というウソである。 

事実、筆者の知人でもこのように信じ込んでいる人は多くその情報源は新聞だというから、沖縄紙の罪は重い。

丁度その頃、それまで沖縄には振り向いても見なかった佐藤優氏が突如沖縄紙に接近し始め、講演会などもするようになった。

少し古いが佐藤氏の講演会の模様を伝える当時の沖縄タイムス記事を引用する。

沖縄タイムス 2007年9月1日(土) 朝刊 31面  
 
保革超えた政治闘争必要/佐藤優氏、那覇で講演

 復帰三十五周年記念フォーラム「沖縄の現状と展望」(主催・同実行委)が三十一日、那覇市内のホテルで開かれた。起訴休職中の外務事務官の佐藤優氏が講演し、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」が削除された教科書検定問題について「とんでもないこと。軍が存在しなければあの悲劇はない。それ以上の議論は必要ない」と主張した。(略)佐藤氏は、沖縄戦の実態を記した『鉄の暴風』を例に「沖縄戦とはこういうものだ、とつくりあげたことに、それ以外の人たちがアンチを言うのは世界でも珍しい。歴史認識の問題というより、レベルの低い話だ」と強調した。
 

                     ◇

>沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」が削除された教科書検定問題について「とんでもないこと。軍が存在しなければあの悲劇はない。それ以上の議論は必要ない」と主張した

当時の佐藤氏は、意図的なのか,無知なのか、沖縄タイムスのミスリードに完全に乗って講演を進めている。

地元紙のミスリードに一般読者が乗ってしまうのはある程度ややむをええないとしても、佐藤氏のような情報の専門家が易々とこのようなミスリードに乗ったままで講演をすることは、ある意味で一種の犯罪とも言える。

当然、「集団自決(強制集団死)」が削除された教科書」は真っ赤なウソであり、そのような教科書が存在するはずもない。

その、あるはずもない教科書のことを、当時休職中とはいえ外務事務官の肩書きで、「そのような教科書」がいかにも存在するかのように講演することはある種の犯罪だというのだ。

 

話を一昨日新報社説に戻そう。

当日記の前からの読者なら先刻ご承知の通り、冒頭からウソで始まっている。

ウソの部分はここ。

《軍関与が削除されたまま検定問題を封印する。》

《軍関与を削除させた検定意見の不当性を徹底的に検証すべきだ。》

《07年の検定では集団自決への「軍の関与」に関する表現の削除を求めたのか。》

二年まえの沖縄タイムスのウソ記事「集団自決の削除」より微妙ではあるが、「軍関与」を削除せよという検定意見はない。

削除の検定意見は「軍命令」と「軍の強制」である。

従って「軍関与」を記載した教科書は検定を合格しており、それを示す朝日記事がこれ。

「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正http://www.asahi.com/politics/update/1226/TKY20071226
0329.html

2007年12月27日06時47分
 沖縄戦の「集団自決」をめぐり、来春から使われる高校日本史の教科書検定で「日本軍の強制」が削除された問題で、渡海文部科学相は26日、教科書会社6社から出されていた訂正申請を承認した。「日本軍が強制した」という直接的な記述は避けつつ、「軍の関与」や「戦中の軍の教育」などによって住民が自決に追い込まれたと記しており、「集団自決が起きたのは、日本軍の行為が主たる原因」と読める内容になった。

                     ◇

二年前の沖縄タイムスは教科書から「集団自決」が削除されたという、ウソを流布させた。

そして今年の琉球新報は「軍関与」が教科書から削除されたというウソ流布させつつある。

ウソを流布させているのは、沖縄紙だけではない。

今年の9月に行われた「9.29県民大会」で発表された「アピール」でも大きなウソを決議し県民を欺いているのだ。

「9.29県民大会決議」を実現させる県民集会アピール

 2007年3月、文部科学省は高校の歴史教科書検定に際し「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である」とし
、「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付したことが明らかになった。
 その検定意見に対し県民は怒りの声を上げた。「沖縄戦の事実をゆがめてはならない」という思いは、復帰後最大規模といわれる11万6千人余の県民大会につながったのである。

《「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付したことが明らかになった。》

今頃こんな大ウソを平気で決議するような「県民大会」がいかにいかがわしいものであるかは、このデタラメ「アピール」を見ただけで自明である。

ついでに言うと、この真っ赤なウソの「アピール」を平然と掲載し続けるのが、「沖縄版言論封殺魔」こと芥川賞作家目取真俊氏のブログである。

異論封殺の沖縄版・言論封殺魔

                    ◇

琉球新報の恥知らずな記事はまだ続くが、

「政治主導で歴史教科書を書き換える」という主張には、さすがに民主党内部にも異論があるというのが、僅かに救いではある。

川端文科相、教科書検定意見は「適正」との認識 

2009年11月20日       
 川端達夫文科相が18日、高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述で、日本軍強制の文言を削除・修正させた2007年の教科書検定意見について、問題がなく策定過程も適正との認識を示した発言が波紋を広げている。検定意見撤回と軍強制記述の回復を求めてきた「9・29県民大会決議を実現させる会」の関係者や教科書問題に詳しい有識者は疑問を投げ掛け、沖縄戦の実相と歴史教科書問題の経緯を理解した上で、対応するよう求めている。
 川端文科相は18日の衆院文部科学委員会で同検定意見について
「日本軍の関与がなかったという意見ではない」と問題がないとの認識を示し、その上で、検定意見が撤回されていない現況を含め「適正に経過していると認識している」と述べた。
 実現させる会の玉寄哲永世話人は「経過が適正でないからこそ沖縄側から要請を続けているのに、何を根拠に適正と言えるのか。座間味村や渡嘉敷村の集団自決の場にいた体験者で今まで発言してこなかった人も、軍強制があったと証言している。その声に耳を傾けてほしい」と訴えた。
 さらに同委員会では高井美穂政務官が文科省の対応に関して「どの資料を認めるか、認めないかという話は文科省としてかかわることができない。教科用図書検定調査審議会に任されている」とも発言した。これに対して、高嶋伸欣琉球大学名誉教授は「検定制度は文科省の職員である検定官が主導して、審議会が追認しているのが実態だ。文科省は関係ないと言うのは偽りだ」と指摘した。
 実現させる会は9月末に開いた県民集会を踏まえ、要求実現へ川端文科相との面談を求めているが、文科省側は「日程の都合上難しい」と返答しており、面談は宙に浮いた格好になっている。県選出衆院議員の瑞慶覧長敏氏(民主)は「大臣がいきなり会うと審議会に対する政治介入が大きすぎるという印象を与えてしまうことを恐れているのではないか」と話す。
 歴史教科書問題をめぐって、
同党は過去に国会へ教科書検定見直しを求める決議を出す準備を進めたが、党内の一部から歴史検定に踏み込むことを疑問視する意見があり不調に終わった。党内の議員間で歴史認識に開きがあるためだ。
 教科書問題で中心的な役割を担ってきた同党の川内博史衆院議員は、沖縄側から同問題の経過と沖縄戦の事実関係を大臣へ詳しく説明することが解決への第一歩と指摘する。「大臣は間違った検定をした事務方の説明をそのまま口にしたのではないか。きちんと説明すれば理解すると思う。誤解を解くために、早急に会ってわたしからまず説明したい。検定意見撤回と記述回復が解決の道だ」と話した。(高江洲洋子)

                     

沖縄タイムスも琉球新報も、これまでの大うそ記事で県民を誑かしたことに謝罪すべきだと思う方、

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教育講演会のお知らせ

2009-11-17 12:40:43 | 教科書

 

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『教育再生の動きを止めるな!!』

        教育講演会

講師 参議院議員 山谷えり子先生(元首相補佐官)

入場料 1000円


「日本の素晴らしい歴史と生命を守りたい。教育再生、拉致問題の解決、家族の絆、地域社会の再生にひたすら働いてまいります。」
この事を願い国会議員としてご活躍中の山谷えり子先生による教育講演会を開催します。
国政の現場で首相補佐官として教育基本法改正の為に働かれ、今も日教組問題究明議連事務局長や、日本のうたとおはなし伝承普及議員連盟幹事長等も務めておられます。
民主党政権下における教育行政の現状と課題についても、生の声を拝聴したいと思います。ふるってご参加下さい。


●とき:2009年 12月6日(日) 13:30開場  14:00開演

●ところ:カルチャーリゾート・フェストーネ(旧沖縄ハイツ)

●入場料:1000円


【講師のご紹介】 山谷えり子先生 
昭和25年     東京都生まれ、福井県育ち。
昭和48年     聖心女子大学文学部卒業
 サンケイリビング新聞編集長、テレビキャスター、エッセイスト
平成12年  6月  衆議院議員初当選
平成16年  7月  参議院議員(全国比例区)初当選
平成17年 11月  内閣府大臣政務官<小泉内閣>
平成18年  9月   内閣総理大臣補佐官(教育再生担当)<安部内閣、福田内閣>
平成20年 10月  自民党女性局長
11月  自民党拉致問題対策特命委員会 事務局長
平成21年10月  参議院環境委員長
主な著書 『嫁姑合戦』(TVドラマ化)、「走りつづけて・父・山谷親平五千六百一回目の朝」、
       「はりきりママのかしこい子育て」など。
 
事務局 TEL098-889-1305、2023   FAX098-889-6496
※この「教育講演会」は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。

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亀井静香のいいがかりと高嶺県議会議長の大うそー怒りの再決議

2009-10-07 07:08:42 | 教科書

 

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■亀井静香のいいがかり■

「軍の装備品である手榴弾で自決したのだから、集団自決は軍の命令である」といういいがかりにも似た主張に対して、以前次のような例え話をしたことがある。

「(手榴弾軍命論は)警察の装備品である拳銃を盗んで自殺した者を、警察の命令で自殺した主張することと同じ」と。

言うまでもなく拳銃を盗まれたのは警察の責任であり、その責任を問われるのは当然だとしても自殺の原因を「警察の命令」だと糾弾するのは道理をわきまえない暴論である。

何事でも他人に責任を転嫁する場合、相手は組織が大きければ大きいほど転嫁しやすいもの。

警察とか戦前で言えば軍隊とか。

亀井静香大臣がいいがかりにも似た、責任転嫁をぶち上げていた。

その哀れな相手は、経団連。

 亀井金融担当相:「家族間の殺人事件増加」で経団連を批判 毎日新聞 2009年10月5日
 亀井静香金融・郵政担当相は5日、東京都内で行われた講演会で、「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」と述べ、日本経団連の御手洗冨士夫会長に「そのことに責任を感じなさい」と言ったというエピソードを紹介した。御手洗会長は「私どもの責任ですか」と答えたという
。》

    ◇

ネットで拾った数字。

親族間での殺人件数と、総数に対する割合

昭61年 590(40.2)
昭63年 488(39.0)
平03年 404(38.6)
平06年 438(38.9)
平09年 447(39.1)
平12年 514(42.2)
平15年 502(42.1)
平18年 542(46.9)
平20年 558(49.8)


http://www.npa.go.jp/toukei/seianki7/h20hanzaizyousei.pdf(「平成20年度の犯罪情勢」)
 PDFでの73ページ。
                     ◇

この亀井大臣のいいがかりにも似た発言に沖縄発信のブログ「世評不感症の詩」さんが興味深い考察をされているので紹介する。

亀井発言に対して、「一家の大黒柱が職を失う→無理心中を図る この流れは不況が主な原因だろうに」とする見方がある。この考え方が亀井発言より妥当なものだと思える。亀井式論法は沖縄県の集団自決軍部責任論と、その思考図式は同である。

 沖縄県の集団自決は、自己の環境の崩壊を地縁血縁に基礎を置く自然発生的な人間関係に基づく村落共同体の崩壊と捉えた自治会長が、無理心中へと住民を追い込んだのである。亀井氏の論理も軍部責任=大企業責任としたいのだろうが、大企業から追放された者のすべてが、その人を取り巻く環境の崩壊へとつながるという事実は存在しない≪心中 無理心中≫亀井金融担当相:「家族間の殺人事件増加」で経団連を批判

「9・29県民集会」の後、ウソの「集会アピール」を妄信した無知な沖縄発のブログも散見されたが、今回紹介したような良識派ブログも増えてきたことは嬉しいことである。

                    ◇               

 ■高嶺県議会議長の大ウソ■

先日行われた「9.29県民集会」で配布された「集会アピール」がウソの記述があり、参加者もそのウソを信じて拳を天に突き上げていたと書いた。

集会で発表されたウソは「集会アピール」だけではなかった。

発言者として登壇した県議会議長の高嶺善伸氏は、2007年に「検定意見撤回」の議決を5月、6月と二度にわたって採択した事実を取り上げ

「(二度の議決を)県民のこの問題に対する怒りが強い証拠である」と力説し、会場の拍手を浴びていた。

ところがこれは真っ赤なウソである。

確かに同じ議題で二度も県議会で議決したことは事実だし、同じ議題で二度議決した例はないというのも事実だろう。

そして当時のマスコミが二度の議決を「怒りの再議決」大きく報じたのも事実である。

だが、二度の議決が「県民の怒りの強さ」であるというのは真っ赤なウソであった。

その県議会のウソを報道せず、県議会のウソをそのまま真実として報道したマスコミこそ最も糾弾されるべきである。

そのウソの解明は後に譲って、とりあえず当時のウソを報じる記事を紹介する。

教科書問題 県議会 怒りの再決議

News Photo 県民の怒りが再度県議会を動かしました。高校の歴史教科書から集団自決への日本軍の関与が削除された問題で、県議会は11日、記述の回復を求め2度目の意見書を可決しました。

6月定例県議会は11日、最終本会議が開かれ、沖縄戦における集団自決の日本軍の関与を修正、削除させた文部科学省の教科書検定意見について、検定意見の撤回と記述の回復を求める意見書が、先月22日に続いて提案されました。

前島明男文教厚生委員長は「文部科学省は『教科用図書検定調査審議会が決定することであり、理解していただきたい』との回答に終始し、検定意見の撤回と集団自決に関する記述の回復を拒否している。沖縄戦における集団自決が日本軍による関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実であり、同記述の回復が速やかにおこなわれるよう再度要請する」と提案理由を述べました。

このあと意見書は全会一致で可決。県議会で同じ意見書が会期内に2度可決されるのは初めてです。

決議後、仲里利信議長は記者団に対し、「2度の意見書採択というのは前例もないと思う。それだけ県議の皆さん、あるいは県民が大変重要なことだと見ている」と述べました。

県議会は6日、座間味島と渡嘉敷島で集団自決で生き残った住民から当時の状況を聴取し、軍の関与はあったと確証。このままではいつか沖縄戦そのものも教科書から消されかねないとの強い危惧の念を抱き、再度の意見書の可決となりました。今後は超党派による県民大会も検討する方針です。

国の歴史修正の動きに抗って再度意見書を決議し、沖縄の思いを突きつけた県議会。しかし国に検定意見を撤回する意志はなく、この問題にどう風穴を開けていくのか、県民の力量が今まさに問われています。

                   ◇

 

県議会、撤回要求再び可決 「集団自決」検定2007年7月11日

教科書検定の撤回を求める意見書を再び可決した県議会6月定例会の最終本会議=11日午前

 県議会(仲里利信議長)の6月定例会は11日午前、最終本会議を開き、沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定問題に関する意見書案を全会一致で再び可決した。意見書は「今回の文部科学省の回答は到底容認できるものではない」と、検定撤回の要請に対する同省の姿勢を厳しく批判した。同一定例会中に同様の趣旨の意見書を再び可決するのは初めてで、検定意見の撤回を求める県議会の意思をあらためて示した。
 教科書検定問題で県議会は、6月22日にも検定意見の撤回と記述の回復を求める意見書を全会一致で可決している。
 県内では全市町村議会でも意見書が可決されているが、県や県議会など県内6団体の撤回要請に対して文科省は「教科用図書検定調査審議会が決定すること」との回答に終始し、記述の回復を事実上拒否している。
 二度目となる今回の意見書は、文科省があらかじめ検定意見の内容を取りまとめた上で同審議会に諮問していることや、審議会の検討経緯が明らかにされていないことなどを踏まえ、責任の所在をあいまいにする文科省の対応に抗議の意を込めた。
 文教厚生委員会が渡嘉敷島や座間味島で実施した戦争体験者らからの聞き取り調査などを踏まえ、「沖縄戦における『集団自決』が日本軍による関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実である」とあらためて指摘。
 「沖縄戦の実相を正しく伝え、悲惨な戦争を再び起こさないようにするためにも、今回の検定意見が撤回され、同記述の回復が速やかに行われるよう再度要請する」としている。あて先は首相、文部科学相、沖縄担当相、衆・参両院議長。意見書は郵送される。(略)
            
         ◇

沖縄タイムスと琉球新報の狂気に満ちたキャンペーンに煽られた沖縄県議会は、当初こそ自民党が反対していたものの、次々と市町村議会をアンケート作戦で攻め落とされ、遂に2007年5月に全会一致で議決に追い込まれた。

ところが歴史には素人である県会議員が一度の現地調査もなく議決したことに対する反省が議員の間から噴出した。

こんなずさんな議決では首相や文科大臣に送付する県議会意見書も説得力がないというのだ。

一度現地調査をしてからでも遅くはなかったかという反省は当然であり、急遽「現地調査議員団」が編成され、アリバイ作りの現地調査が行われ、それをマスコミを大々的に報じた。

その始から結論ありきの「インチキ調査団」については次のエントリーに詳述してある。

アリバイ作りの県議団調査  結論は決まっていた!

二年も時が流れると明らかなウソも「真実」として流布する。

もっとも主催者発表がわずか1000人という「プロ市民集会」で県議会議長が「怒りの再議決」を力説しても大したことないとも言えるが、これが今後、県議会議長の発言として新聞の見出しを飾るようになると、このウソもゾンビのように活動を始めるから厄介である。

関連エントリー;

【新聞が報じない現地調査の実態!】 県議団調査団の醜態

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コメント (8)

沖縄タイムスは「うらそえ文藝」の告発に答えよ!伝聞が重要証言

2009-10-06 07:44:54 | 教科書

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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去る日曜日に行われた「伊藤玲子講演会」の状況を主催者側から連絡がありましたのでメールをそのまま引用します。

120人ほどで、会場(100人を予定)が満員でした。

今回の特徴は教育関連の運動を進めている団体の方々や国会議員、県議、市議や元職の方々の参加がこれまでより多かったことです。


伊藤玲子先生は、教育現場に立ち入り、学校や教師を変えるのは市議会議員だと言っておりました。
市議は学校現場に赴き、授業をみて、子供たちを良く見なければならないと言ってました。

また、日本が精神的に荒廃してしまったのは、日教組の戦後教育が元凶です。

私は日教組を解体するまでは死ぬに死ねない。
日教組を潰すまでやると言っておられました。

来月の初旬には女性塾の立ち上げのために来県されるとのことです
。》

                     ◇

        

『うらそえ文藝』が沖縄タイムスと琉球新報を告発してから間もなく5ヶ月になる。

同誌編集長の星雅彦氏とドキュメンタリー作家上原正稔氏が沖縄タイムスと琉球新報のこれまでの虚偽記述を訂正し謝罪せよと告発したのだ。

その間、両氏は沖縄二紙をはじめマスコミ各社を招いて記者会見までしたが、名指しで糾弾された沖縄二紙は完全なる沈黙でこれに答えている。 

漏れ聞くところによると、両紙とも当初は何らかの対抗手段を考えていたようだが、正面からの論戦となるとウソ記事を書いた手前、タイムス、新報側に理がないとでも思ったのか、頬被りで読者の記憶が消え去るのを待つ作戦に変更したと聞く。

彼らが実行した唯一の対抗手段は兵糧攻め。

星、上原両氏はともに沖縄タイムス、琉球新報に寄稿して生計を立てていた沖縄の文化人。

両紙は彼らを取引停止処分にしたのだ。 

星氏によるとこれまで定期的に依頼されていた原稿は何の前触れもなく別の人物に振り返られたという。

 

9月29日に県庁前広場で行われた「県民集会」の主旨は「(歴史を歪曲した)検定意見の撤回」だという。 

だとしたら、政治家である文科大臣に専門性を有する検定意見撤回を要求する前に、

星、上原という沖縄の知識人の「軍命は間違い」という告発に明確に答え、「軍命の有無」を検証した後、

その結果を持参して要請行動を起こすのが筋ではないのか。

そのような検証の論議を避け、「県民集会」と称して、シュプレヒコールするだけで文科省に「検定撤回」を求めてよいものか。

そもそも当日の集会で配布された「大会宣言」とも言うべき「集会アピール」に明らかな間違いがあるではないか。

異論を受け付けぬ言論封殺魔として有名な芥川賞作家目取真俊氏は、自身のブログでこの間違いのある「集会アピール」をそのまま引用し、誤りを指摘するコメントは一切受け付けていない。⇒「9.29県民大会決議」を実現させる県民集会

おかげで集会に参加した人たちの中にも「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付した」という誤った情報を信じた人が多かった。

大会実行委員はこのような事実誤認で参加者を誤誘導しなければ運動も出来ないほど追い詰められているのだろう。

彼らが追い詰められるのも、わからないわけではない。

「11万人」というウソの数字をもって文科省に「検定意見撤回」を求めたが、拒否されているし、大阪高裁でも「集団自決の軍命令」は事実上否定されたのだ。

最後の手段は、徒党を組んで文科大臣に撤回を迫るという、法治国家にあるまじき恥ずべき手段しか残されていないのだ。

大会実行委員会のメンバーはちょん髷ジーさんを見ても分かるとおりの、暇を持て余した年寄り集団である。

もしかしたら、彼らは意見の相違はともかく明らかな事実誤認さえ判断できない「ある種の状況」に陥っているのではないか。

沖縄タイムスと琉球新報は、ちょん髷ジーさんのお仲間が、デタラメの「集会メッセージ」を引っさげて文科省に要請行動を起こす前に、星、上原両氏の告発に真摯に答える義務がある。

さもなくば恥を晒した「11万人集会」の次には、デタラメな「集会メッセージ」を持参した年寄り集団が大勢東京に押しかけ、再び全国に恥を晒すことになる。

 

 

琉球新報 金口木舌      2008年6月23日
 座間味島に住む宮平春子さんは、63年前の沖縄戦で「強制集団死」を免れた。村助役と兵事主任を兼ねる兄は、父親に「軍からの命令で玉砕しなさいと言われている」と告げた後、妻子と共に命を絶った
▼兄夫妻とは別行動を取った春子さんは、父親を含む残された家族と逃げた。しばらくして、村の有力者に父が詰問された。「お前は村の親分なのに何でここまで生きてきたのか。恥を知れ。いつまでも生きていないで、死ね」
▼父は元村長で、当時産業組合長だった。詰め寄る村の有力者に対し、こう言った。「自分は子や孫もたくさんいて、どうしても子どもや孫たちには手を掛けきれないから、恥を捨ててここまで逃げてきた」
▼社会学者の上野千鶴子さんは、当時の日本には「『死ぬため』だけに思想があって、『生き延びるための思想』がなかったことが問題」と指摘している(12日付本紙文化面)
▼沖縄に配備された日本軍の目的は、沖縄の防衛ではなく、本土の決戦準備が整うまでの時間稼ぎだった。日本軍は「軍官民共生共死」という表現で、一般住民に軍と運命を共にし死ぬよう求めた
▼かつて生き延びることが「卑怯(ひきょう)者」と非難され、「死ぬための思想」がはびこる時代があった。この先、そんな時代にならないように、「命どぅ宝」という沖縄戦の教訓を心に刻みたい。

                                                ◇

上記コラムで登場する宮平春子さんは、「集団自決」訴訟で「軍命があった」証言する被告側の重要証人である。

宮城晴美氏は、母の遺言を綴った「母の遺したもの」を出版し、それが原告側の「軍命不存在」の証拠となると態度を一変、法廷証言のわずか一か月前に母の遺言を踏みにじって証言を翻した。

その証言変更の根拠となったのが宮平春子さんの証言であると言うから言葉を失う。 宮平春子氏が「集団自決を命令した」とされる当時の村役所助役・宮里盛秀氏の妹であり、彼女の証言が「親族の証言であることは措いても、「春子証言」はこれまで春子さんの父盛永氏の「自伝」にも記されていたことであり、特に新しい証言ではない。

宮平春子さんの証言が「身内の証言」や「古い証言」であり、宮城晴美氏が母の遺言を踏みにじるほどの重要証言とも思われないが、

何よりも問題なのは「春子証言」は本人が直接見聞きした証言ではなく、伝聞証言であるということである。

>村助役と兵事主任を兼ねる兄は、父親に「軍からの命令で玉砕しなさいと言われている」と告げた後、妻子と共に命を絶った

つまり春子さん自身が直接「軍命令」を聞いたのではなく、身内が聞いたという伝聞である。

「春子証言」については、沖縄集団自決冤罪訴訟最終準備書面に詳細が記されているので一部抜粋引用する。

前記のとおり宮城晴美は、過去にも宮平春子から綿密な聞き取りを行い、これに基づいて『母の遺したもの』の白眉ともいうべき場面を記述している。自決の覚悟を固めた助役の盛秀が、幼い子供達を膝間付いて抱擁し、盛永に、十分な親孝行ができなかったことを詫び、水杯を交わして壕の外に出て、忠魂碑前に向うも途中で引き返し、結局、自決を免れたシーン(甲B5 p216~219)は、宮平春子の証言に基づくものである(調書p43~47)。
 これだけの場面を描くのには、相当の聞き取りを要することが推測される。しかも、その場面には、盛永の『自叙伝』から「今晩、忠魂碑前で皆玉砕せよとの命令があるから、着物を着換えて集合しなさい」との盛秀の言葉が挿入されており、そこから宮城晴美が、予め『自叙伝』を読み込み、そこに記載された盛秀の言葉を強く意識していたことが推認できるのであり、宮平春子からの聞き取るにあたっては、このことについて宮城晴美が質問するのを忘れていたなどということはありえない。
晴美は、この点を問う反対尋問に対し、聞き取りが春子の作業中になされたとか、他の仕事に追われて忙しかったと陳弁するが、『母の遺したもの』の白眉ともいうべき感動的場面、しかも《盛秀助役命令説》をうち出すにあたって最も重要な場面を書くにあたってなされた取材が、そうした杜撰なものであったとは到底信用できるものではない。
すなわち、『母の遺したもの』に書かれた盛秀が壕に戻ってきてから盛永と水杯を交わし、壕を出て忠魂碑前に向う場面が、宮平春子に対する取材に基づくものであるという晴美の証言は、相当の時間をかけて綿密になされたはずの取材のなかで宮平春子は、陳述書に記述された「軍の命令がすでにでた」との内容の発言はしなかったことを意味しており、春子の新証言なるものの信用性に対する最大の弾劾である。
 更に、その証拠価値については、盛永の『自叙伝』(乙28)における盛秀の言葉との齟齬のことを吟味しなければならない。『自叙伝』では、「軍」という主体がなく、盛秀の「今晩 -中略- 命令があるから」という予想を語ったにすぎない(結局、その後、出る予定だった命令が、現に出されたという記述はない)。春子の陳述書(乙51)では、「軍から」、既に「命令で -中略- 言われている」とされている。
 そのときの言葉は、盛永は盛秀から直接告げられており、春子はそれを傍観していたに過ぎない。そのときの盛秀の言葉が、春子のいうようなものであったとすれば、そのことを直接聞いていた盛永が書き漏らすはずがないのである。
 軍命令があったとする春子の新証言は、60年もたった後に突如出てきたものであり、しかも盛秀が盛永に語るのを傍観したというものである。しかも、これまで晴美の綿密な取材のなかでも一言も話されたことがなかったのであるから、春子の証言自体、その信用性は甚だ疑わしいといわざるをえない。
 さらに指摘すれば、宮城晴美は、盛秀の言ったという言葉についての盛永の『自叙伝』の記述も、宮平春子の新証言も「同じことが基本的に言われている」との旨証言した(宮城調書p49)。
 そうなのである。宮平春子の新証言に新味はないというべきであろう。



 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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異論封殺の沖縄版・言論封殺魔

2009-10-02 13:06:21 | 教科書

 

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異論は受け付けない芥川賞作家目取真俊氏のブログが、珍しく読者の縁側さんの指摘に応じて事実誤認を訂正したとのこと。

そのコメントがこれ。

Unknown (縁側)
2009-10-01 20:23:35
狼魔人さま こんばんは

目取真ブログの記述訂正を確認いたしました。芥川賞作家としてのプライドからでしょう。ご指摘申し上げた点をすんなり受け入れていただきました。潔い面は認めねばならないでしょう。

さすがに異論ならともかく、明らかな間違いは潔く訂正に応じたのかと思いきや・・・ん??

訂正前の文章を保存してないので、訂正の箇所がよくわからないが、地の文章を読む限り事実誤認は見られない。

ところが、である。

「9・29集会」会場で配布された「アピール」に、当初の間違いが記載されており、それはそっくり訂正されないまま引用されているではないか。

つまり間違い箇所は依然として放置されたままになっているではないか。

「アピール」文は主催者が書いた文章なので勝手に訂正できないというなら、世人はそれ卑怯という。

意見の相違ならともかく、明らかな事実誤認を含む文書を、何の補足説明もないまま引用したら、これは引用者の責任である。

その事実誤認を目取真氏が承知しながら引用しているのなら、卑怯の上にさらに卑劣の言葉も添えておこう。

その事実誤認の部分はこれ。

《「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付したことが明らかになった。》

同じ間違いを指摘をした縁側さんに従って訂正したのなら、この部分が間違いであることは承知の上で、そのまま引用したのか。

目取真氏のような沖縄の有識者とされる有名人のブログに、意図意的な間違いが含む文章が引用されているとは、読者は到底信じないだろう。

9月29日当日、開会の6時よりかなり前に会場に着いたが、その時はまだ明るく、パラパラ集まり出した参加者の間をぬってチラシを配る人が目立った。

そのチラシの一枚が目取真ブログに引用されている《「9.29県民大会決議」を実現させる県民集会アピール》(以後「アピール」と呼ぶ)であり、その裏に印刷されていたのが「アピール」の前に引用されている《「9.29県民大会決議を実現させる県民集会」式次第》である。

参考までに該当部分を「9.29民大会決議」を実現させる県民集会より引用する。

 以下に集会の式次第と採択されたアピール文を紹介したい

「9.29県民大会決議を実現させる県民集会」式次第

司会:玉城徳知(沖青協)
1.開会のあいさつ・・・・・・・・・・・・・中山きくさん(青春を語る会)
2.主催社代表あいさつ・・・・・・・・・山田君子さん(沖縄県老人クラブ連合会副会長)
3.メッセージ紹介・・・・・・・・・・・・・大城節子さん(沖婦連会長)
4.県議会議長あいさつ・・・・・・・・・高嶺善伸さん(県議会議長)
5.戦争体験者代表あいさつ・・・・・吉川嘉勝さん
6.各政党代表あいさつ・・・・・・・・・端慶覧朝敏さん(民主党)、赤嶺政賢さん(共産党)、新里米吉さん(社民党)、喜納政春さん(社大党)
7.労働者代表あいさつ・・・・・・・・・仲村信正さん(連合沖縄会長)
8.アピール文採択・・・・・・・・・・・・太田守さん(県PTA連合会会長)
9.閉会宣言・・・・・・・・・・・・・・・・・玉寄哲永さん(沖子連会長)

                  ◇

「9.29県民大会決議」を実現させる県民集会アピール

 2007年3月、文部科学省は高校の歴史教科書検定に際し「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である」とし
、「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付したことが明らかになった。
 その検定意見に対し県民は怒りの声を上げた。「沖縄戦の事実をゆがめてはならない」という思いは、復帰後最大規模といわれる11万6千人余の県民大会につながったのである。
 このような動きを受けて、文科省は執筆者による訂正申請は認めたものの、県民の願いである「検定意見の撤回」などについてはいまだ実現していない。それどころか、「検定意見の見直し」では、新たに「執筆者に守秘義務を課す」など、県民が求めた「検定制度の透明化」とは逆行するものとなっている。

 しかも、文科省は今年、沖縄戦について「4月、アメリカ軍は沖縄本島に上陸し、ついに陸上の戦いも日本の国土に及んだ」と記述し、意図的に3月に起こった「集団自決(強制集団死)」を無かったことにしようとする教科書に「検定合格」を与えている。07年、連続して文科省に対し沖縄県議会をはじめとして多くの要請団が「検定意見の撤回、沖縄条項などの確立」を求めてきた。その要請の中心は3月に起こった「慶良間諸島の『集団自決(強制集団死)』」の記述をめぐる内容であり、このような教科書を合格させた文科省の責任は重いといわざるを得ない。

 07年9月29日の「県民大会」を機に、多くの戦争体験者が重い口を開き、沖縄戦の真実を語り始めている。その声に真摯に耳を傾けることこそが、今必要なのである。
 これまで政府・文部科学省が「審議会が決めたことには口出しできない」と「審議会」を隠れ蓑とし、県民の声に耳をふさいできたことを、これ以上放置することは許されない。

 私たちは、連立政権が実現した今、「9.29県民大会決議を実現」させるために、再び県民の声を届けなければならない。そして、速やかに密室でなされた「検定意見を撤回」させ、二度と「沖縄戦の実相を歪める」ことが起こらないよう「沖縄条項」の実現を求めるものである。以上アピールする。
 2009年9月29日 
0.29県民大会決議を実現させる県民集会参加者一同

                   ◇

問題の箇所はここ。

《「集団自決(強制集団死)」の記述を削除させるための検定意見を付したことが明らかになった。》

いまさら説明するまでもなくこのような検定意見はない。

明らかに引用されている「アピール」文が事実誤認をしているが、目取真氏に良心の欠片でもあれば、先ず実行委員会に「誤り」を指摘し、原文を訂正させた上で、自ブログも訂正すべきであろう。

原文の訂正が間に合わないというのなら、事情を説明して全文削除するのが作家の良心ではないのか。

原文をそのまま残すのなら、少なくとも補足説明で事実誤認の箇所を明らかにして然るべきであろう。

 

補足説明といえば「アピール」には外にも読者を意図的に誤解させる記述があるの。

そこで、引用者の目取真氏は補足説明を付すべきだと指摘し、次のように書いた。

同ブログの「9.29県民大会決議」を実現させる県民集会アピール」には、読者を誤解させる記述があるので指摘しておこう。

同ブログが述べる「2.29県民集会」とは「高校の歴史教科書」の検定意見を撤回せよという主旨であるが、「中学の教科書」とは一言の補足説明もしないまま、次のように引用している。

《 しかも、文科省は今年、沖縄戦について「4月、アメリカ軍は沖縄本島に上陸し、ついに陸上の戦いも日本の国土に及んだ」と記述し、意図的に3月に起こった「集団自決(強制集団死)」を無かったことにしようとする教科書に「検定合格」を与えている。

「高校教科書」を問題にしているはずの引用文が糾弾しているのは、実際は「中学の教科書」の記述に関してであるが、一言もその説明がないので、

事情を知らない読者は問題の「高校歴史教科書」についての記述だと、ミスリードされてしまう。

同じ歴史を教えるにも中学と高校では自ずとその範囲が異なって当然であり、例えば中学の歴史で「戦時売春婦」のことを詳細に教える必要は全くない。

沖縄戦に関しても、高校の教科書でも異論のある「悲惨な集団自決」をわざわざ記述しなかったのは教科書執筆者の一つの見識であり、

これを敢えて省略した教科書が合格したからといって、文科省が糾弾される理由にはならない。 合格した教科書を使うかどうかには選択の自由があるはずだ。

引用文にある「中学教科書」を報じる沖縄タイムスの2009年08月05日付記事がこれ。 

「政治的意図感じる」 つくる会教科書採択/教育関係者ら懸念【08月05日】

「集団自決」体験者も批判


 沖縄戦時、慶良間諸島で起きた「集団自決(強制集団死)」について日本軍の命令や強制に否定的な見解を示し、南京大虐殺などの記述を「自虐的」と主張する「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆した中学・歴史教科書(自由社発行)を横浜市教育委員会が4日、採択したことに、「集団自決」体験者や教育関係者から批判と懸念の声が上がった。

 つくる会の教科書は沖縄戦について「(1945年)4月、アメリカ軍は沖縄本島に上陸し、ついに陸上の戦いも日本の国土に及んだ」と記述。教育関係団体などが、同年2月の硫黄島、3月26日からの慶良間諸島の戦闘を指摘し、「事実に反する」と批判していた。

 横浜市教育委員会の定例会を傍聴した琉球大学の高嶋伸欣名誉教授。訪れた約250人の市民の大半は会場に入れず、別室で音声だけを傍聴したという。高嶋名誉教授は、定例会では「教科書の実質的な教育効果や歴史的事実の内容について話し合われることはほとんどなかった」とし、「明らかに間違った記述のある教科書が採択されてしまった。歴史的事実を学ぶ『教育』とは別に、一定の思想を子どもたちに植え付けようという政治的な意図を感じる」と懸念した。

 「身を切る思いで証言した体験者の思いを踏みにじる悲しい判断だ」。座間味島の「集団自決」体験者の宮城恒彦さん(75)は、声を落とした。「わざと慶良間を除外し『集団自決』の事実を消そうとする教科書。合格にした文科省、採用した教委の責任は重い。戦争美化の動きが社会全体にじわじわと広がっていることが怖い」と指摘。一方で、「県民の怒りの底流は続いており、全国的な理解も深まっている。今回の採択をしっかり問題視し、声を上げるべきだ」と訴えた。

 2007年9月の教科書検定意見撤回を求める県民大会で副実行委員長を務めた玉寄哲永さん。沖縄戦の実態は「集団自決」の悲劇を隠しては語れないとし、「戦争できる国にしたい権力者と特定の政治思想を持つ集団が一緒になって、子どもたちにうそを教えようとしているのではないか」と不信感をあらわにした。

 「集団自決」をめぐる教科書記述で、軍の強制性を明確にするよう求める要請書を先月末、教科書各社に送付した一人、教科書執筆者の石山久男さんは、「不正常な状況で審議されたとしか思えない」と批判。子どもと教科書全国ネット21は同日、採択の撤回を要求する談話を発表した。

県内採択なし

 市町村教育委員会などによると、県内は来年度も現行の教科書を使用する見込みで、自由社発行の歴史教科書の採択を検討している自治体はなかった。

目取真氏が「中学教科書」を「高校教科書」と間違いやすいこの部分を、補足説明をせず敢えて放置してあるのは、意図的に読者をミスリードするつもりと取られても仕方ない。

沖縄版・言論封殺魔と言われたくなかったら、上記二点、つまり事実誤認の訂正と中学教科書との補足説明を早急にされることをお勧めする。

【おまけ2】
目取真ブログの事実誤認の
おかげで
こんな無知なブログが増殖中!

「集団自決はなかった」って教えられたこどもが教師に・・・

国を愛する子供を育てるってな~に
《歴史教科書から集団自決が消えることのないよう・・・

【追記】⇒講演会のお知らせ     

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コメント (16)

文科大臣はキャバクラがお好き 

2009-09-30 18:08:38 | 教科書

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昨日の「県民集会」の実行委員会の代表が、

10月半ばに上京して川端文科大臣に談判するという。

彼らにとっての朗報が入った。

元々、大阪高裁判決と教科書検定意見で否定された「軍命」を、教科書に載せよという無理難題が彼らの目的。

それを新しい文科大臣になったので、「政治主導」で教科書を書き換えろという。

普通で考えれば理不尽な要求だ。

だが、ターゲットの川端文科大臣の趣味がわかれば理不尽な要求でも攻め易い。

川端大臣はキャバクラを利用して「政治活動」をするのがお好きなようだ。

代表団のちょん髷ジーさんには、事前に東京は錦糸町界隈のキャバクラの下調べをすることをお勧めする。

キャバクラで川端文科大臣が国民の税金を飲んだのだから、

「削除を撤回」を飲むのも簡単だと思うがね。

もっとも年寄りの冷や水ならぬ冷酒にはご用心。

政治活動でキャバクラ利用 江田議長ら民主5議員団体
 江田五月参院議長や川端達夫文部科学相ら民主党の計5議員の政治団体が2003~07年分の政治資金収支報告書に、女性従業員に接客させるキャバクラやクラブなどでの飲食代を政治活動費として計上していたことが30日、分かった。団体は党本部から寄付を受けており、その原資には政党交付金も含まれるため、支出の在り方が問われそうだ。

 会派離脱中の江田氏の資金管理団体「全国江田五月会」は事務所役員とマスコミ関係者、後援者らとの懇談に東京都台東区のキャバクラなど11店を利用。5年間で計約240万円を支払ったという。江田氏の事務所は「これからもこのような店を使うか、事務所役員らと相談して決めたい」としている。

 直嶋正行経済産業相の政治団体は3店で計約150万円の飲食を計上。

 松野頼久官房副長官の資金管理団体は東京都内のクラブ2店を利用し、約50万円を支払った。松本剛明衆院議院運営委員長の資金管理団体も都内のクラブ2店の飲食代として約30万円を計上。いずれも関係者との懇談に利用したなどと説明している。

 川端氏が代表を務める「民主党滋賀県第1区総支部」と資金管理団体などがスナックなどを政治活動に利用していたことも判明。川端氏の事務所は「党からの寄付は充てていない。これから詳細を調べる」としている。

 民主党が所属議員に配布する「政党交付金ハンドブック」では、交付金から酒を伴う飲食費への支出を禁じている。

2009/09/30 14:02   【共同通信】

                   ◇

参議院議長、文科大臣、経済産業大臣、官房副長官、衆議院運営委員長。

ダムあり、友愛あり、基地外(基地は県外)あり、モラトリアムありと、鳩山政権の派手なショーをみせられていたら、今度はキャバクラ好きの面々の登場。

よくもこれだけの大物議員が揃ったものだ。

国費を使ってキャバクラを「性事活動」の場、もとい「政治活動」の場にしていたのなら、麻生内閣だったら全員辞任だっただろう。

さて、鳩山首相の性事判断、

いや、政治判断やいかに。

 

【追記】

ちょん髷ジーさんへ、新情報。

川端大臣は、キャバクラより舞妓やニューハーフの方がお好きのようなので,そのほうの事前調査も怠りなく。

 

毎日新聞 2009年9月30日 2時30分

《川端達夫文部科学相の政治団体「達友会」では東京・新宿のニューハーフショーパブへの支払いがあったほか、同氏が代表を務める「民主党滋賀県第1区総支部」では、京都・祇園で舞妓(まいこ)姿の女性が接客する店もあった。川端氏の政党支部の会計責任者は「法に基づいて正確、適切に記載している」と回答するだけで、川端氏本人の参加については「答えられない」とした。
 こうした支出について、漫画家のやくみつるさんは「飲み屋だろうがキャバクラだろうが、遊興を伴い批判を受けやすいところは私費でなんとかすべきだ」と指摘する。政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大大学院教授は「キャバクラへの支出は政治活動とは無縁。政党交付金が入っている政党支部や資金管理団体から支出されているなら税金が使われているのと同じ。党としてこのような支出を防止できないなら、法律による制限が必要だ」と話している。》民主党政治資金キャバクラ









 

 

 

 

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9・29県民集会 参加者は1000人

2009-09-30 08:20:09 | 教科書

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今朝の沖縄タイムスの一面と社会面のトップを飾る見出しを紹介する。

◆一面:

「検定撤回」再び誓う

9.29県民集会

政権交代を機に訴え

「沖縄条項」の実現要求

 

◆社会面:

真実の力今こそ

検定撤回県民集会

党派越え結集再び

「沖縄戦の実相次代に」

沖縄の新聞のウェブ記事アップは遅いので、琉球朝日TVの記事を引用する。

2009年9月29日

教科書検定問題 記述回復 新政権に訴え

問題が持ち上がって2年余り。新しい政権に再び訴えです。 文科省の教科書検定で沖縄戦のさなかに起きた集団自決の記述が書き換えられた問題で、記述の回復や検定制度の公平性を求めようという集会が那覇市...続きを見る←【動画あり】

                                             ◇

川端文科大臣 「県民の強い関心知っている」

文部科学省の川端大臣は29日の会見で、教科書検定で消された集団自決の日本軍の強制の記述の復活を県民が求めている事について言及。「沖縄県民のみなさんが強い関心を持っているのは承知している。いろんな思い...続きを見る←【動画あり】

                    ◇

昨日の「集会」には、参加人数の概数でも掴もうと、物好きにも実際参加して見た。

なるほど微妙な時間に開催したものだ。

定刻の午後6時を約10分ほど遅れて開会したが、その時点ではやたらと赤旗の林立が目立つだけで、人数はざっと500名程度。

6時30分頃にはあたりはすっかり闇に閉ざされライトのない所はでは近くの人の顔もわからない状態。

上記【動画】でも分かるとおり、これでは人数をカウントしようにも出来ない。

ちなみに沖縄タイムスは1000人(主催者発表)としていたが、主催者発表が1000人なら実際は300人かとも思ったが、

暗くてカウントできないので、まぁこんなものかといった「主催者発表」ではある。

それより開会前は沖教組、自治労などの赤旗がやたらと目だって、その数は100近くあったのではないか。

中には「全国年金組合」とか「退職教職員会」や「○○老人会」といった旗もあったが、

ちょん髷ジーさんが実行副委員長をするくらいだから、暇なお年寄りにとっては結構な暇潰しになるのだろう。(続く)

                   ◆

【おまけ】

チャンネル桜の最新アップです。

 【反戦平和の島・沖縄の真実】當真一也氏に聞く[桜

 

                ◆

お知らせ

   第27回 沖縄と日本の未来を考える講演会

演題「どうなるか、鳩山政権での教育問題」

先の衆院選で民主党が圧勝したが安全保障問題や教育問題への先行きの不透明感はぬぐいきれない。神奈川県・鎌倉市議を4期16年務め行財政改革と教育正常化の成果を挙げた伊藤玲子氏が鳩山政権の教育政策などを占う。

自治労、日教組を支持母体にした民・社・国連立政権に日本の教育を任せられるか。 左翼思想で学校を牛耳る日教組と戦ってきた伊藤玲子氏を迎え、下記のとおり講演をしていただくことになりました。 友人、知人お誘い合わせの上お気軽にご参加くださいますようお願い申し上げます。

【日 時】 平成21年10月4日 (日)
【日 時】 午後1時30分会場 午後2時開演

【会 場】カルチャーリゾート フェストーネ(旧沖縄ハイツ)地図
     宜野湾市真志喜3-28-1 電話 098(898)1212

【会 費】 1,000円

【問 合】 世日フォーラム沖縄事務局 TEL:098-868-3037

                        FAX:098-862-9195

講師 伊藤 玲子氏
(「立て直そう日本・女性塾」幹事長)

プロフィール 昭和2年、宮城県仙台生まれ。山脇高等女学校(現・山脇学園中学校・高等学校)を卒業。

結婚して専業主婦として40年余を過ごした後、平成元年、在住の鎌倉市の革新市政に我慢出来ず市会議員に挑戦、当選する。4期16年の任期を努め、行政改革と教育正常化に成果を挙げる。平成16年、当時の文部科学大臣中山成彬氏の政治思想と一致し、同大臣へ現場レベルでの教育実態を報告。400校にも及ぶ学校視察を経て、「教育基本法の改正」や「ゆとり教育の見直し」などの政策に貢献。現在、日教組支配の学校教育を改革するため、雑誌に論文を掲載するほか、全国で講演会を行う。

著書に、「中山成彬はなぜ日教組と戦うのか~まっとうな教育を回復せよ」(平成20年、KKベストセラーズ刊)など。


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