狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・沖縄自慢 活躍する沖縄の若者

2006-07-31 19:15:46 | 未分類

沖縄タイムスと琉球新報の7月1日から31日までに記事で、「全九州、全日本そして世界レベル」で活躍した沖縄出身選手を拾ってみた。

そのあまりの数の多さに往生した。

◆は沖縄タイムス、★は琉球新報。

◆年7月1日(土) 朝刊 17面 
重量挙げ 大城3位/全日本選手権
 12月のドーハ・アジア大会などの代表選考会を兼ねた重量挙げの第66回全日本選手権・第20回全日本女子選手権が30日、山梨県の小瀬スポーツ公園武道館で開幕した。男子は56―69キロ級、女子は48―53キロ級まで行われ、女子48キロ級の大城みさき(南風原高卒―トラウム)がトータル173キロで3位に入った。同級の久保田佳乃(糸満高卒―日体大)は130キロで7位。
 
◆7月1日(土) 朝刊 17面 
走り幅 仲元2位/陸上日本選手権
 アジア大会(12月・ドーハ)代表選考会を兼ねた陸上の第90回日本選手権は30日、神戸ユニバー記念競技場で開幕し、男子走り幅跳びの仲元紀清(中部商高卒―福岡大)が7メートル84を跳んで2位に入った。女子ハンマー投げの山城美貴(中部商高卒―中京大)は54メートル91で5位だった。
 
◆ 7月2日(日) 朝刊 13面 
鈴木底力8度目V/重量挙げ85キロ級
 重量挙げの第66回全日本選手権・第20回全日本女子選手権第2日は1日、山梨県の小瀬スポーツ公園武道館で男子77―94キロ級、女子は58キロ、63キロ級が行われ、男子85キロ級で鈴木和美(南部工高、明治大卒―自衛隊)がトータル305キロ(スナッチ135キロ、ジャーク170キロ)で優勝した。同級の平良次悦(糸満高、法政大卒―桃原農園)は288キロで7位だった。男子77キロ級に出場した仲程忠史(豊見城高卒―日大)は277キロで3位。女子63キロ級の渡慶次雅子(首里東高、日体大卒―自衛隊)は183キロで3位に入った。
 
◆7月4日(火) 朝刊 
盗めトップの技術/田場裕也、8日浦添でハンド教室
 プロハンドボールのフランス1部リーグ・ニームに所属し、日本代表の田場裕也(興南高―日体大)が8日午後1時から4時まで、浦添市多目的屋内運動場でハンドボール教室を開催する。

◆7月4日(火) 朝刊 
仲元アジアへ跳躍/走り幅 日本代表
 3日発表された陸上競技アジア大会(12月・ドーハ)の日本代表選手に走り幅跳びの仲元紀清(中部商―福岡大3年)が選ばれた
 

◆7月5日(水) 朝刊 
伊差川ら健闘誓う/世界パワーリフティング
 パワーリフティングの第36回世界男子選手権と第27回世界女子選手権(11月5―12日、ノルウェー)、第24回世界ジュニア選手権(9月5―10日、ブルガリア)に日本代表として出場する一般男子56キロ級の伊差川浩之(POWERSPORTS)と同女子52キロ級の中井敬子(同)、ジュニア男子75キロ級の屋宜浩二(名桜大)が3日、沖縄タイムス社を訪れ、意気込みを語った。
 
◆7月5日(水) 朝刊 
バスケJBL 佐久本、トヨタに移籍
 バスケットボールのJBLスーパーリーグの日立に所属していた県出身の佐久本智(美東中―福大大濠高―日大卒)が昨季リーグ王者のトヨタ自動車に移籍することが4日までに決まった。JBLとトヨタが同日、発表した。佐久本は「優勝チームでプレーできるのは本当にうれしい。感謝したい。自分の力をすべて出し切って頑張りたい」と抱負を語った。
 
◆ 7月6日(木) 朝刊 
内間、世界J出場へ/自転車個人ロードレース
 自転車の2006ジュニア世界選手権(ベルギー・8月5―13日)個人ロードレースの日本代表に内間康平(北中城高)が5日、選ばれた。内間はツール・ド・ラビティビ2006(カナダ・7月17―23日)の日本代表にも選ばれた。
 
◆7月10日(月) 朝刊 
七戸(那覇西)九州制す/体重別柔道
 柔道の第38回九州ジュニア、第9回九州女子ジュニア体重別選手権大会は9日、宮崎県武道館で行われ、男子100キロ級は七戸龍(那覇西高)が優勝した。
 同60キロ級は東恩納玄(那覇西高―鹿屋体大)が準優勝、女子52キロ級は座波浩子(那覇西高)が準決勝で敗れて4位となった。
七戸と東恩納は9月9、10日に埼玉県立武道館で行われる全国大会に九州代表として出場する。

◆7月17日(月) 朝刊 
比嘉梓個人形で優勝/九州高校総体
 全九州高校体育大会は16日、佐賀県、福岡県で6競技が行われた。県勢対決となった空手道の女子個人形決勝は比嘉梓(浦添)がスーパーリンペイを演じ、崎間葵(首里)を7―0で下して初の栄冠を手にした。比嘉は個人組手でも3位に入った。男子個人形は仲宗根裕太(美来工科)がアーナンで準優勝。水泳は女子個人メドレー二百メートル決勝で和田真理子(糸満)が2分22秒92で3位、全国総体の出場権を獲得した。男子四百メートル自由形の山元孔暁(同)、女子二百メートル平泳ぎの宮奈津希(那覇商)も予選で標準記録を突破、全国総体の切符を手にした。男子四百メートルリレーは那覇西が予選で3分46秒16の県高校記録を樹立した。相撲は個人75キロ未満級で上地裕(沖尚)が準優勝に輝いた。ソフトテニスは女子個人戦で譜久村梨江・永山加奈子(豊見南)組が4強に入った。
 
◆7月18日(火) 朝刊 
中部徳洲会が連覇/全日本実業団バレー
 バレーボールの第59回全日本実業団9人制男子選手権は16、17の両日、神奈川県の平塚総合体育館などで行われ、中部徳洲会病院が決勝で住友電工(大阪)を2―0のストレートで破り、2年連続3度目の優勝を決めた。

★7月21日
スポーツ
石嶺、日本代表に ボウリングアジア選手権
 全日本ボウリング協会は20日、8月にインドネシアで開催される第19回アジア選手権日本代表を発表。女子代表に県内から石嶺可奈子(名桜不動産)が選出された。
 石嶺は、2005年の世界選手権(8月、デンマーク)と東アジア大会(11月、マカオ)にも日本代表として出場。東アジアではトリオ戦で銀メダルを獲得するなど貢献した。2006年度の全日本ナショナルチームメンバーに選ばれている。
 大会は、8月8日から15日までインドネシアのジャヤアンチョーボウルで行われる。日本代表は男女各6人ずつとなっている。


◆7月23日(日) 朝刊 
名城 世界王者/WBA Sフライ級
 二十二日、東大阪市立総合体育館で行われた世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチで、挑戦者の名城信男(六島)がチャンピオンのマーティン・カスティーリョ(メキシコ)に10回TKO勝ちした。デビュー8戦目での世界王座奪取は日本ボクシング界で、辰吉丈一郎(大阪帝拳)に並ぶ最短記録となる。
名城の父・建伸さんは本部町出身で奈良沖縄県人会副会長。

◆7月24日(月) 夕刊
与那覇(小6)全国初制覇/全国少年レスリング
 レスリングの第23回全国少年少女選手権大会が21―23日、東京・駒沢体育館で行われ、男子小学6年の部57キロ超級で与那覇竜太(てだこ道場)が優勝した。県勢の優勝は初めて。同部36キロ級は大城一晟(同)が準優勝。女子は4年生の部24キロ級で吉田彩(同)と33キロ級の仲里若奈(同)が準優勝に輝いた。(記録は後日掲載)

★7月24日スポーツ
宮平(69キロ級スナッチ)大会新V 全国高校女子重量挙げ選手権
 重量挙げの第8回全国高校女子選手権最終日は23日、兵庫県明石市立産業交流センターで行われ、69キロ級の宮平奈美子(南風原)がスナッチで83キロの大会新記録を出し、トータル178キロで初優勝した。75キロ以上級で比嘉真理子(豊見城)が177キロ(スナッチ77、ジャーク100)で初の栄冠に輝いた。豊見城は団体で38ポイントを獲得し、3位に入った。

★7月26日
瑞慶覧が520キロでサブジュニア新 パワーリフティング
 パワーリフティングの第4回さいたま市選手権大会が16日、さいたま市記念総合体育館で行われ、一般男子60キロ級で瑞慶覧勇輝(豊見城南卒、ノーリミッツ所属)がトータル520キロ、ベンチプレス150キロのサブジュニア(満14―18歳)の日本新記録を更新し、最優秀選手賞を受賞した。一般男子の全国大会標準記録520キロを記録したため、来年以降の全日本選手権への出場権を獲得した。

★7月27日
大城(沖尚高)初の栄冠 九州ジュニアゴルフ選手権
 ゴルフの第26回九州ジュニア選手権最終日は26日、大分サニーヒルGC(男子6936ヤード、女子6397ヤード、ともにパー72)で行われ、女子の部で1打差の2位でスタートした大城さつき(沖尚高)が初日に続きイーブンパーの72で回り、トータル144、2位に2打差をつけて初優勝を飾った。男子12―14歳の部で初日首位だった稲嶺羊輔(首里中)は1打及ばず2位、15―17歳の部の富村真治(興南高)も通算2アンダーで2位に入った。
 女子の部3位の上原美希(沖尚高)と10位の照屋冷奈(同)、男子15―17歳の部8位の狩俣慶大(コザ中―柳川高)、10位の与那嶺雄也(沖尚高)、13位の嘉数光倫(名護高)が8月に埼玉で行われる日本ジュニア選手権出場権を獲得した。
(7/27 10:01)

◆7月29日(土) 朝刊 
 下地3位/高校パワーリフティング
 パワーリフティングの文部科学大臣杯争奪第24回全日本高校選手権大会が23日、埼玉・大宮武道館で行われ、初出場の下地亮(豊見城南3年)が男子75キロ級でトータル487・5キロを挙げて3位に入った。
 

★ 7月30日
八重山ポニーズ準V ポニーリーグ日本選手権日本選手権準優勝の八重山ポニーズ=江戸川区野球場 中学硬式野球のポニーリーグ第32回日本選手権は29日、東京・江戸川区野球場で準決勝、決勝が行われ、県勢対決となった準決勝は1―0で八重山ポニーズが石川ポニーズを制し決勝に進出した。
 八重山ポニーズは準決勝、初回に先制した1点を大嶺力也の好投で守りきった。千葉ジャガーズとの決勝戦では、準決勝とは逆に初回に4点を先制されるなど後手に回り、ペースをつかめないまま0―7で敗れた。

★7月30日スポーツ
大城・新垣(沖水)2位 九州ブロックカヌー少年男子
 2006年度国民体育大会第26回九州ブロック夏季大会最終日は29日、熊本県水俣市の水俣川特設競技場でカヌー競技が行われ、少年男子カナディアンペアで大城辰元・新垣貴大組(沖水)が2位に入り、本大会の出場権を獲得した。
 
★7月31日 
沖縄フリッパーズ、ベスト4へ進出
 水球の第29回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会九州予選第1日は30日、県総合運動公園プールで行われ、中学校の部(B区分)で沖縄フリッパーズが予選で福岡選抜に19―2で勝利、決勝トーナメント1回戦では琉球フリッパーズに25―0と圧倒的な強さで準決勝に駒を進めた。小学校の部(A区分)はリーグ戦で沖縄フリッパーズが2敗した。最終日の31日は中学生の部の沖縄フリッパーズは午前10時から準決勝で熊本Jr水球クラブと対戦する。

★7月31日
当山惜敗4位 全国小学ハンド
 ハンドボールの第19回全国小学生大会最終日は30日、京都府京田辺市の田辺中央体育館で準決勝、決勝などが行われ、県代表の男子当山小は準決勝で下郡ハンドボールスポーツ少年団(大分県)に17―24で敗れ、3位決定戦は木田ブルーロケッツ2000(福井)に17―21で敗れ、4位だった。

★琉球新報 (7/31 10:09)

県女子団体形制す 全九州空手道

全九州空手道選手権女子団体形で優勝した(左から)屋良葉月、平安座美和、奥間優子=那覇空港

 空手道の第32回全九州選手権大会が29、30の両日、熊本県芦北町総合体育館で行われ、成年男子形で与儀実勝が優勝、増田典彦が準優勝した。同女子形では豊見城あずさが7連覇を達成。嘉手納由絵が2位に輝いた。少年女子形では比嘉梓(浦添高)が準優勝。女子団体形では沖縄県(平安座美和、奥間優子、屋良葉月)が決勝で熊本を5―0で下し、頂点に立った。組手では比嘉梓が少年女子個人戦で4強に入った。

★琉球新報 (7/31 9:38)
 
呉屋・米須組(西原東)全国V 中学生なぎなた

団体の部で準優勝した西原東の(左から)城間望、屋比久志穂、石原舞子

 なぎなたの第14回全国中学生大会が30日、岡山県体育館で行われ、演技競技の部で呉屋亜里沙・米須陽香組(西原東)が優勝した。試合競技団体の部では西原東(屋比久志穂、城間望、石原舞子)が準優勝、同個人女子の部で屋比久志穂(西原東)が3位に入った。
 2年生の呉屋・米須組は準々決勝を5―0、準決勝を4―1で勝ち勢いに乗ると、決勝でも息の合った演技で木村安輝子・内田敦子組(福島・会津なぎなたスポーツ少年団)に5―0で圧勝した。

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沖縄自慢!NHKドラマ ヒロインに沖縄出身の比嘉愛未さん決定

2006-07-30 19:40:52 | 未分類

  最近の沖縄の若者の活躍は目覚しい。

近く開幕する夏の甲子園高校野球に春に続いて連続出場の八重山商工に最早かつての弱い沖縄野球のイメージは無い。

それどころか優勝をも狙う強豪高に数えられている。

沖縄の高校生はスポーツに優れているだけではない。

最近の地元紙で目にとまった地味ながら「全国レベル」の活躍を抜粋して紹介する。

◆沖縄タイムス 7月29日(土) 朝刊 
大房さん最優秀賞/全国高校家庭クラブ発表大会
 沖縄工業高校三年の大房真理亜さん(17)が二十七、二十八の両日、大阪府で開かれた第五十四回全国高校家庭クラブ研究発表大会(全国高校家庭クラブ連盟主催)のホームプロジェクト部門で最優秀賞の文部科学大臣賞に輝いた。

◆沖縄タイムス 7月29日(土) 朝刊  
真和志高2度目V/「写真甲子園」
 北海道の自然を舞台に、全国の高校生が写真の腕を競う第十三回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」の最終審査会が二十八日、東川町であり、真和志高校が優勝した。二〇〇三年に続き二度目。準優勝は青森県の青森南高校。
琉球新報

◆琉球新報 (7/26 10:03)

石川学園4部門制覇 全九州簿記・電卓選手権
 全九州簿記・電卓選手権大会の4部門で優勝に輝いた石川学園の学生ら=25日、琉球新報社 全九州簿記・電卓選手権大会(18日・福岡市、全国経理教育協会主催)で、学校法人石川学園(石川正一理事長)が6部門のうち、専門と高等の両課程それぞれの簿記と電卓の両部、計4部門で個人と団体優勝を独占した。
(7/26 10:03)

ものはためしと、7月にはいってからのスポーツの「全九州、全日本、世界レベル」の沖縄県人の活躍ぶりを地元紙から拾ってみようと思ったが・・・。

これが思ったほど楽ではない。 あまりにも活躍選手が多すぎるのだ。

これは整理して後日紹介したい。

沖縄県人の芸能界での活躍はここで紹介するまでも無いが、NHKドラマのヒロインとしては数年前の「美らさん」の国仲涼子や今放映中の「功名が辻」の仲間由紀恵が大活躍だが、次のNHK連続ドラマのヒロインにも2156人の中から沖縄出身の比嘉愛未だというからスゴイ。

毎日新聞の紹介記事も大きい!

NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」ヒロイン発表

 
比嘉愛未:沖縄出身美形モデル、NHK朝ドラ76作目ヒロインに

 07年4月放送開始のNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」のヒロインに、2156人の中からオーディションで選ばれた比嘉愛未さん(20)が決定、5日の発表会見でお披露目された。沖縄県出身でモデルなどとして活躍している比嘉さんは「ここに座るまで信じられませんでした。見てくれる人がさわやかな気持ちになるようなドラマにしたいです」と意気込みを語った。

 76作目となるドラマは、都会育ちのヒロイン・浅倉夏美が、ひょんなことから岩手県の名門旅館でおかみとして働くことになり、岩手の伝統と雄大な自然を舞台に成長していく姿を描く。脚本は、TBS系のテレビドラマ「若葉のころ」や「おいしいプロポーズ」の小松江里子さんが担当。タイトルは、岩手の民話の最後に使われる「どんどはれ」(めでたしめでたしという意味)から取った。10月中旬に岩手県ロケでクランクインし、07年4月3日から9月29日まで全156話を放送予定。

 内藤慎介チーフプロデューサーは「面接の中で与える課題に素直に反応して吸収してくれたことと、朝には欠かせない笑顔。自由奔放で、朝にすごく気持ちよく見られると思った」と比嘉さんに決めたという。夏美という役について比嘉さんは「元気で明るい女性と聞いているので、私に似ていると思います。旅館にはあまり泊まったことがないですが、旅館のおかみははりんと強いイメージ」と話した。また、「朝の連続テレビ小説は見ている?」という質問に「見てなかったんですが、ヒロインが決まって3日前から見るようにしました。すいません」と答え、奔放ぶりを発揮していた。【乗峯滋人】 (毎日新聞 2006年7月5日)

★仲間由紀恵http://ogipro.com/talent/nakama/

★国仲涼子http://www.kuninaka.tv/index2.html

★比嘉愛未http://www.higamanami.com/dialy.html

 【テレビ関連写真特集】仲間由紀恵:大河ドラマインタビュー「純粋な男性が好み」

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「太陽」による死者、年間6万人

2006-07-30 16:45:57 | 未分類

昨日は久し振りに名護にドライブをした。

照りつける太陽で車の中にいても目がチカチカする。

若いカップルが国道を歩いていた。

二の腕を出した袖なしTシャツ、と言うよりランニング姿で日差しを浴びながら。 おまけに帽子もかぶらずに。

紫外線を恐れない若者ってうらやましい?

いや、彼らは知らないのだ。

紫外線の恐ろしさを。

太陽の光でビタミンDを生成するというのは昔話。

今は栄養過多の時代。

太陽光を直接受けるのは百害あって一利なしという皮膚科の専門医も居るくらいだ。

紫外線防止剤を初めに開発したのはフランスだという。

化粧品の本場だからではない。

アフリカの植民地に派遣されたフランス軍隊一番の敵は勇猛なアフリカ人ではなかった。

強敵は照りつける太陽だった。

太陽に無知なフランス兵は半そでに半ズボンの装備は太陽の猛攻撃にはまるで無防備だった。

アフリカの過酷な太陽熱は露出した彼らの皮膚を集中攻撃した。

太陽の強い地域の人はその怖さを一番知っている。

アフリカといっても砂漠地帯が多い北アフリカでは原住民は皮膚の露出を太陽からさえぎる服装をしている。

紫外線の猛攻撃に惨敗したフランス軍隊で紫外線防止剤の開発が最も進んだ。

今では化粧品コーナーにおかれている紫外線防止剤も、当初は軍人のために開発されたと聞く。

紫外線防止剤が実は軍装備品だったとは驚く。

そういえばスパム(ポーク缶詰)も軍装備品だった。

真夏の沖縄のビーチでビキニ水着で甲羅乾しをしているのは大抵は観光客。

地元の女性は日が沈みかかってから、しかも水着の上からシャツを着て泳ぐ。

話が脱線したが、12時頃出発して、途中普天間のジローベーカリーでパンを買い、名護についたのが1時半頃。

昼食は名護市内の海洋レストラン。

因みに目に付いたランチタイムの主なメニュー。

・特上うな丼  700円

・牡蠣フライ定食  600円

・イセエビ定食 980円

値段に釣られてイセエビ定食を注文したが、

イセエビ 半身(生野菜つき)

小鉢3皿
(奴豆腐、千切りの煮物、生大根スライスのマヨネーズ和え)

味噌汁、御飯  の計6品セットで980円は安い!

このレストランは沖縄独特の「和洋中華・冷やし物一切」が売りだが特にウナギ料理が有名。 旨くてとにかく安い!

帰りに許田の「道の駅」でマンゴを買って、オッパ乳業のオッパソフトクリームを食す。  250円

同じ構内の大手アイスクリームチェーン店よりオッパの方が繁盛していた。

道の駅は何時きても大繁盛。 駐車スペースを探すのに苦労した。

それにしても暑い!

心頭滅却したらふらふらしてきた。

太陽で数万人の人が死んだというニュースが脳裏にちらついた。

 

「太陽」による死者、年間6万人と WHO報告
2006.07.27
Web posted at:  18:04  JST
- CNN/REUTERS

ワシントン──太陽光線に含まれる紫外線が原因の悪性腫瘍などで、年間6万人が死亡しているとの報告を、世界保健機関(WHO)がまとめた。WHOは、太陽光は人間が生きていく上で必要なものだが、紫外線を浴びすぎると健康を損なうとして、注意を呼び掛けている。


WHOによると、皮膚がんの中でも悪性の悪性黒色腫で、年間4万8000人が死亡。残る1万2000人が、別の種類の皮膚がんで亡くなっているという。


WHOは、くる病や骨軟化症を防ぐビタミンDの生成に紫外線は必要だとした上で、皮膚がんの原因は90%が太陽から降り注ぐ紫外線だと指摘。


紫外線は目に見えず、感じることもできないが、曇天でも降り注いでおり、直接浴びなくとも、雪や地面、海面で反射したものを浴びる可能性があるとして、十分な注意が必要だとしている。


また、皮膚の色によっても、紫外線の影響は異なってくると説明。色が白い人は、色の黒い人に比べて、日に当たってすぐに日焼けするとして、直射日光を避けたり、日焼け止めを利用して、過剰な紫外線を浴びないよう呼び掛けている。

 

 

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ブッシュがメルケル独首相にセクハラ?

2006-07-30 08:54:04 | 県知事選

「ブッシュと純のお笑い(失笑?)二題」


サミットが終わった和やかな夕食会。

各国首脳も昼間の会議での緊張が解けたせいかアルコールも入って上機嫌。

そこでの会話は勿論英語。

先ほどから、熊の着ぐるみを着たダンス・パフォーマンスを行われている。

ぬいぐるみダンスを見た日本のオヤジがアルコールの酔いも手伝ってオヤジギャグを連発させた。 

しかも英語で。

この男、普段は英語を得意としない。 通訳が必須だ。

が、アルコールが入ると何故かペラペラ英語をしゃべり出す。

先ずダンサーを指差して奇声を発した。

「テディベア!」

ここで万座の視線はこの酔っ払いオヤジに注がれる。

さー、この後はオヤジの「ダジャレ劇場」の独演会だ。

「われわれは批判をベア(耐える)しなければならない」。

「しかし、」「アンベアラブル(耐えられない)」

この後、持てるボキャブラリーを総動員して「ベアのつく言葉を並べた。」とのこと。

参加首脳らはくすくす笑っていたというが、その笑いが失笑だったのか冷笑だったのかは定かではない。

ただ、この日本のダジャレオヤジの「親友」のアメリカオヤジ・ブッシュがオヤジの英語をからかった。

「小泉首相はウオツカを飲むと英語がぺらぺらになる」


だが、このアメリカ・オヤジは、首脳中ただ一人の女性であるメルケル独首相に素面(しらふ)でセクハラをしたというから穏やかではない。

 

◆小泉流だじゃれ“炸裂”
 2006年 7月24日 (月) 15:58


 【ニューヨーク=長戸雅子】小泉純一郎首相がロシアのサンクトペテルブルクで開かれた主要国首脳会合(サミット)で「熊」(Bear)に端を発した「ジョーク」を英語で連発し、各首脳の笑いを誘っていたことが分かった。24日発売の米誌ニューズウィークが伝えた。

 同誌によると、16日に行われたサミットの夕食会で、ドイツのメルケル首相が珍種の野生の熊(英語でベア)がドイツ国内で最近撃ち殺された話を始めた。夕食会場の外では緑色のバレエの衣装(チュチュ)を身につけた熊の着ぐるみがダンスのパフォーマンスを行っており、この姿を見て熊の話を始めたようだ。


 しかし、この話が小泉首相を触発したようで、「テディベア」(熊のぬいぐるみ)と突然言い出し、「われわれは批判をベア(耐える)しなければならない」「アンベアラブル(耐えられない)」と「立て板に水のように」(同誌)ベアのつく言葉を並べた。首脳らはくすくす笑っていたという。


 夕食会ではブッシュ米大統領が「小泉首相はウオツカを飲むと英語がぺらぺらになる」とからかう場面もあり、ウオツカが効きすぎた可能性もあるようだ。(産経新聞)


◆マッサージ・ゲート事件? 米大統領、独首相の肩もむ
 
 【ベルリン=黒沢潤】ロシアのサンクトペテルブルクで今月中旬に行われた主要国首脳会議(サミット)の会場で、ブッシュ米大統領がメルケル独首相の肩をもんだ行為を「セクハラだ」とする議論が米独両国で盛り上がっている。
 この行為は、席に着くメルケル首相に大統領が背後から接近、いきなり肩をもんだというもので、"不意打ち"を食らった首相は驚きのあまり、表情をゆがめて、両手を跳ね上げた。ロシアのTV局がとらえたこのシーンはネット上で流れ、センセーションを巻き起こしている。

 独大衆紙ビルトは「ブッシュ、メルケルにラブ・アタック(愛の攻撃)」と、おもしろおかしく批判。米紙シアトル・ポスト・インテリジェンサーも「不適切というだけでなく、"職場"では許されない行為」などと論じた。ネット上のブログでも、「マッサージ・ゲート事件」と"命名"する者まで現れている。

 女性宰相に対して「親愛の情」を示した"ブッシュ流"の振る舞いだったはずだが、メルケル氏本人の胸中はいかに?。(産経新聞)

(07/29 22:01)

 

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朝鮮総連本部ビルが競売に

2006-07-29 08:46:28 | 県知事選

「マンゴンボン」、「マンギョンゴン」「マンギョンボンゴウ」・・と口ごもるテレビ朝日のナレターには笑わせてもらったが、http://www.youtube.com/watch?v=WMJ8lW5CgEE
「キタチョウセンチョウセンミンシュシュギジンミンキョウワコク」という国もアナウンサー泣かせだった。

北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国ってか?

「北朝鮮」と省略形でこの国を呼ぼうものなら朝鮮総連の猛抗議を受けて事実上、仕事が出来ないようにされた。

その辺の事情を、月刊『WILL』編集長花田さんの二年前の夕刊フジの記事から覗い知ることが出来る。花田紀凱さんの二年前の夕刊フジの記事から覗い知ることが出来る。

「酒たまねぎやホームページ」 朝鮮総連のアホウがやっていた事
http://www.tamanegiya.com/ahoga.html

平成14年10月27日日曜日晴れ ○ S
 花田紀凱の新天下の暴論(夕刊フジ10月2日号)より
(中略)
 これまで長年にわたって
総連が「朝鮮日報」などの紙爆弾と会員の「動員」によって日本のマスコミにどれだけ圧力をかけ、自由な言論を封じようとしてきたか。
 ぼく自身、『週刊文春』編集長時代、もっとも激しく、しつこい抗議をしてきたのは総連だった。
(中略)
 まるで笑い話。バカバカしくてまともに相手にする気にもなれないが、総連のナントカ支部、カントカ支部が七、八人で入れ替わり立ち替わりやってくる。応接室を占拠して怒鳴り、わめく。たまったもんじゃない。で、総連本部に電話をした。
「言い分があれば聞くから代表を寄こして欲しい」総連の返事はこうだった。
「あれは各支部が勝手にやってることで本部と関係ない」
 総連は北朝鮮のことを報ずる日本のマスコミに対してずーっとこんなことをやってきたのだ。(後略)

ーん、成るほど。

あれほど「でっち上げ」だと言っていた「拉致」を金豚が認めて以来、「キタチョウセンチョウセン・・・・」と念仏のような国名を言わずに済むようになった訳だ。

つい最近まで朝鮮総連を恐れて、日本のマスコミは自ら言論の自由を自ら放棄していた訳だ。

その鬼より怖い朝鮮総連の本部ビルが競売にかけられるという、今朝の産経新聞記事には驚いた。

きっと花田編集長も祝杯をあげていることだろう。


産経新聞 (07/29 02:08)

総連都本部の競売決定 年内にも入札、大阪に次ぎ2例
 
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)東京都本部(文京区)の土地建物について、破綻(はたん)した在日朝鮮人系信組から不良債権を買い取った整理回収機構(RCC)が競売を申し立て、東京地裁が競売開始決定を出していたことが28日、分かった。
 朝鮮総連の地方本部が入居する施設に競売手続きが取られるのは、大阪府本部(大阪市)に次いで2例目。全国の関連施設でも、固定資産税の課税免除撤廃の動きが相次いでおり、債権回収が進まない施設では、競売の流れが加速する可能性も出てきた。

 登記簿などによると、朝鮮総連東京都本部が入る建物は、鉄筋コンクリート造り地上4階、地下2階の延べ約1524.22平方メートル。建物と敷地はともに総連関連の商社が所有している。

 RCCは平成14年12月、朝銀東京信用組合(破綻)がこの商社に融資して焦げ付いた不良債権を買い取り、施設に対し9億6000万円の根抵当権を設定。債権回収が進まなかったため、RCCは今年に入り東京地裁に競売開始を申し立て、地裁は5月25日に建物と敷地の競売開始を決定した。今後、執行官が現況調査を行い、早ければ年内にも入札が実施されるとみられる。

 RCCはこれまで、朝銀東京や朝銀近畿など破綻した在日朝鮮人系の16信組から1810億円の不良債権を買い取った。うち約628億円が個人・団体を介した朝鮮総連向けの貸し付けだったとして昨年11月、朝鮮総連に対し全額返還を求める訴訟を起こしていた。

 東京都本部の土地建物は、東京都主税局が15年に固定資産税の未納で差し押さえていたが、時期が早い債権譲渡が優先される。

 関係者によると、同本部の土地建物の価値は約5億円程度とみられ、現状では都への配当は見込めない状況という。

(07/29 02:08)


 ★在日本朝鮮人総連合会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

在日本朝鮮人総聯合会は、在日朝鮮人の日本在留者団体。1945年結成の在日朝鮮人連盟から民団と袂を分かつ形で1955年に設立。略称は朝鮮総聯。

概要
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の在日本公民団体と名乗り、同国政府・指導部とは密接な関係にある。北朝鮮は日本と国交がないため、在日朝鮮人と本国とをつなぐ架け橋でもあり鎖でもある。

東京に中央本部を置き、全ての都道府県に本部が設けられ、各地に支部組織がある。

北朝鮮法の上では朝鮮総連の構成員は朝鮮民主主義人民共和国国民であると思われるが、日本では国家承認されていない同国の国籍は認められておらず、日本の法律上では「朝鮮籍」の人が多く、また韓国籍や日本籍である人もいる。日本国民でありながら、北朝鮮の国会に相当する最高人民会議の代議員になった者もおり、北朝鮮政府は事実上在日の自国民に対しては二重国籍を認めているものと考えられる。2006年現在徐萬述中央本部議長をはじめ6人の朝鮮総連幹部が、最高人民会議の代議員となっている。

同国に対する朝銀信用組合の不正送金には朝鮮総連関係者の関与が疑われ、また、拉致問題の追及が進む中、拉致事件をはじめとする日本国内における同国の非合法活動にも、朝鮮総連関係者が深く関与していたことが疑われている。

1972年に当時の美濃部亮吉東京都知事が「外交機関に準ずる機関」として認定して以来、多くの自治体が朝鮮総連の施設を事実上の外交機関や公共施設に準ずるものとみなして、長らく固定資産税や不動産取得税の減免措置を行ってきた。しかし、朝鮮総連の関連施設にはその所有者の大半が関連企業(朝鮮総連が法人ではないため)であったり、外交とは無関係なものがあるなどとして、2003年に東京都は方針を変更、これらの一部について固定資産税を課すこととした。他の自治体にもこれに追随して固定資産税の減免を解除する動きがある。

(略)
また、2006年1月に、下部組織の「在日本朝鮮人科学技術協会」によって核兵器開発に転用可能な機器は北朝鮮に不正輸出された、さらに防衛庁からのミサイルデータの流出に関与した疑いがあると報じられた。総連側はこれを受けて、事実を歪めた報道としている。


 

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怒り心頭に『達する』?4人に3人が誤用

2006-07-28 12:39:21 | 教科書

国語の問題。

次の表現は○か×か。

問一:激しく怒ることを意味する慣用句は「怒り心頭に『達する』」

これは×で、間違った表現。

正しい表現は「怒り心頭に『発する』」だと言う。

そう言われて見ると筆者もいささか自信を失いかけるが、間違った人が74・2%もいることが判り一先ずホッとした。、(二十六日、「文化庁の国語に関する世論調査」)

間違った人がほぼ四人に三人に上るという。

赤信号、皆で渡れば怖くないという例のヤツだ。

文化庁国語課は「怒り心頭に達する」が七割以上に上ったことについて「こんなに多いとは思わなかった。心頭の『頭』は、『そのあたり』という意味だが、普段使わないので『頭にくる』という言葉にひっぱられたのでは」と分析している。

そう言われても心頭の『頭』は、『そのあたり』という意味だと判る人は果たして何人いるのか。

≪心頭(しんとう)を滅却すれば火も亦(また)涼し≫

昔の人はクーラーが無くとも風鈴の音で涼を感じた。

無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。

夏の暑さくらいなんだ!  渇!

だが、待てよ。 ここでも心頭とは「心と頭」では無く「心のあたり」だったのか。

昔から若者と老人は言葉については仇同士であった。

老人:「最近の若者は言葉の使い方を知らん!」

若者:「言葉は時代と共に変化するのだ!」

どちらの言うことも有る意味では正しい。

言葉が時代と共に変化した例。

昔の食事は主食(米、粟、稗、芋等)と一汁のみ(味噌汁等)だけだった。

味噌汁等の吸い物は主食に対して「付け」と言った。

それに「お」がついて「お付け」。

時代と共に「おつけ」が味噌汁の普通名詞と変化して「お」をつけると「おお付け」。

これではおかしいので「お」を御(み)と読んで「御お付け」。

さらに時は流れ「みおつけ」が再び味噌汁の普通名詞化する。

それに「お」が付く。 そして目出度く「おみおつけ」の誕生となる。

「御お御お付け」になるのはいつの日だろう。

「ミオミオ付け」?

しかしナニ、・・・いや、何にでも「オ」を付ければ良いってもんじゃない。

ナニにオを付けてどうすするつもりだ。
                   
                 *

「国語に関する世論調査」は「お」を付ける言葉、付けない言葉についても調査している。
 
お菓子、お酒、お米は多数派で、

おくつした、おビール、おかばんは少数派。

「お」は尊敬語・謙譲語・丁寧語に続く第四の敬語とされる。

「お」を付けると物言いを丁寧で上品にする働きがある。

「お」を付ける人の方が多かったのは菓子などのほか皿・弁当・茶わんの6語。

付ける人が少なかったのは、くつしたなどのほかソース・紅茶・手紙・薬・天気の8語。

酢はほぼ同じ割合だった。

どの言葉でも、付けるのは女性が男性より多かった。

中でも弁当は女性の76.4%が「お弁当」なのに、男性は24.1%にとどまった。

                  *

昔の山口県のある村。

主婦は下女に言葉に「オ」をつけるように申しつけた。その結果。

「オクサマ、オ米(こめ)櫃(びつ)のオ米をオ洗っておきましょうか」。

これでは煩わしいことこの上ない。

それで、今度は「オ抜き」に戻るように命じた。

主婦が下女を呼んだ。

「クサマ何でござりましょうか」。

主婦が問いただした。「クサマとは何だね」。

「ハァ、オクサマのオをとったので」。

主婦が問う。

「ところで豆はどこにいれてあるかね」。

下女が応じる。「はァ、豆はケの中にあります」

以上は河北新報よりの孫引き(宮本常一・岩波文庫『忘れられた日本人』)

 

                  ◇

「お」が付くか付かないかで意味の変わる言葉。

「おたま」は 「御玉杓子(おたまじゃくし)」の略。

「たま」は数ある意味の中でも「美しい女性、転じて芸者・遊女」の意味がある。(例:上玉)  男性の金玉の略称でも有る。

「八つ」は昔の午後三時。

「おやつ」は午後三時の「おやつ」。

「おひや」を頼めば水がくる。

「ひや」を頼めば酒がくる。

「にぎり」と「おにぎり」は別物である。

「ビール」は家庭で飲むもの。

「おビール」は紅灯の巷で美女を侍らして飲むもの。

「ビール」と「おビール」は似て非なるモノ。 

何所が違うかって? 値段が違う!

ところで、「おかま」と「かま」の違いは?

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欽ちゃん球団 くすぶる淫行騒動

2006-07-28 08:20:04 | 県知事選

欽ちゃん球団の『淫行疑惑』が、まだ燻っている。

「茨城ゴールデンゴールズ」の遠征中に所属選手だった元極楽とんぼ、山本が起こした少女インコウに、他の所属選手が関与していたという疑惑だ。

欽ちゃん球団のインコウ騒動は、「犯人」山本の吉本解雇、球団除名、芸能界引退、そして解散撤回で一件落着かと思っていた。

事件発覚後、欽ちゃんが空港でのインタビューに答えていきなり「解散」という、誰もが想像もしていなかった発言をしてしまった。

寝耳に水の解散発言に驚いて、メディアもファンも球団スタッフや選手までもが、「解散」の行方ばかり追いかけ「やめないで」コールが渦巻き、署名運動にまで発展した。

欽ちゃんの独特のキャラクターで同情論がテレビ・ワイドショーを駆け巡り、「解散」問題だけが一人歩きした。

図らずも事の本質が覆い隠されてしまったせいか、各局のワイドショーに引っ張り出された欽ちゃんの表情は当惑したように見えた。

「全てを隠して、解散ナイヨ!・・で良いの?」って。

インコウ事件は、山本1人が全てをかぶって全てはメデタシメデタしで終わろうとしていた。

だがここに来て、球団の他の選手の淫行も具体的に報じられ始めた。

さらには大物お笑いタレントや未成年アイドルの事件関与の噂がネット上を飛びまわっている。

欽ちゃんがいかに純粋に野球を愛していたとしても、取り巻く選手やスタッフの中に初めからフラチな目的をもって参加している事を欽ちゃんが知らない筈は無い。

だとしたら空港での「解散発言」も理解出来ないわけではない。

でもそうだからこそ野球を愛する欽ちゃんならばこそ、ファンに対してもう1度きちんと説明する必要がある。

さもないと、すべてを山本1人に責任転嫁し、他の臭いモノには蓋をしてしまうつもりと疑われても仕方ない。

そっちの方では潔癖感のある欽ちゃんらしく、全ての膿を出し切って再出発して欲しい。

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奇妙な男達

2006-07-27 18:51:53 | 県知事選

連日暑い日が続くと変わった人達が出てくるものだ。

奇人その一: 退院は救急車で

 

救急車盗み帰宅の男を逮捕

 26日午後4時前、沖縄県豊見城市の病院から「救急車を盗まれた」と110番があった。豊見城署員が約3キロ離れた那覇市の駐車場で救急車を発見。約50メートル離れたアパートに住む男が盗んだことを認めたため、窃盗の疑いで逮捕した。

 調べでは、男は那覇市の無職当山彦満容疑者(40)。病院で診察を受けた帰り、急患の入り口付近に止めてあった救急車を見つけ、そのまま乗って帰宅した疑い。

 救急隊員が患者を病棟に運び込んだ直後で、救急車には鍵が付きドアも無施錠だったという。

 当山容疑者は酒で体調を崩し、この日午後、訪問した那覇市保護課の職員の通報で救急車で病院に運ばれた。同容疑者は搬送時にも暴れ、警察が駆け付ける騒ぎになっていた。 (スポーツニッポン)
[ 2006年07月27日付 紙面記事 ]

 動機を調べてるって?

「このクソ暑いのにタクシー拾うのは面倒くさいだろ!」

サスガ!沖縄。

動機よりも救急車で帰宅中、サイレンを鳴らしていたかどうかが興味アリだ。

でも乗り捨てずに自宅の駐車場にちゃんと駐車してあったとこを見ると、この男盗んだり強奪したつもりは無かったのかも。

何事も世界レベルだ!

                 *

奇人そのニ: 馬に頭突き男

愈々奇人も国際的。

サンケイスポーツ 2006年07月26日 更新

英競馬界にもジダン?振り落とされた腹いせに騎手が馬に頭突き

25日付の英競馬紙レーシングポスト

馬に頭突きを食らわせた瞬間の写真を掲載した25日付の英競馬紙レーシングポスト

競馬界にもジダンが!? 英国競馬の若手騎手(26)が23日のレース直前、騎乗馬から振り落とされた腹いせに馬に頭突きを食らわせるという珍事があった。25日付の英国各紙は、サッカーのW杯決勝で頭突きをして大騒動となった仏代表のジダン選手になぞらえて大々的に報じた。この騎手には“レッドカード”は出ず、レースは4着に入ったが「2度とやらない」と猛反省しているとか。

まさかあのジダン選手をまねたわけではなかろうが、前代未聞の愚行?で一躍、時の人となってしまったのはポール・オニール騎手(26)。

英中部のストラットフォード・アポン・エイボン競馬場で23日に行われた若手・見習い騎手限定の障害レース。オニール騎手は「シティーアフェアー」という名の馬に乗って出走した。

レース前、他馬と並んでスタートゲートに近づいた際に暴れたシティーアフェアーに振り落とされ、ムカッ。ヘルメットをかぶったまま、馬の鼻面にガツンと頭突きを1発食らわせた。

その後、何事もなかったようにゲート入り。レースが始まると人馬は仲良く? ハードルを飛び越えて3200メートルの距離を完走し、4着に入った。競馬場の係員は何も気づかなかったが、頭突きの瞬間が競馬専門テレビのカメラにバッチリとらえられていた。

オニール騎手は「今までにこんなことをしたことはない」「騎手帽の端が軽く当たっただけで力は入っていない。馬にダメージはない」と必死に釈明したが、後の祭り。競馬を日ごろ大きく取り上げない一般紙まで「ジダンのようだ」とサッカーW杯決勝で起きた“世界一有名な頭突き”を引き合いに出して写真付きで紹介。テレビ局も繰り返し映像を流した。

通算51勝のオニール騎手は障害レース専門で、まだ見習い身分の無名騎手。突然のスポットライトに困惑しながらも「ファンにこんなところを見せて申し訳ない。2度とやらない」と地元紙を通じ謝罪した。

紳士の国である英国は動物愛護に熱心。レース中のムチの使用回数にも制限があるほどだ。頭突きのような“動物虐待”には当然、ペナルティーが待っている。

24日には競馬監督機関であるHRAが問題の映像を入手。事実関係の調査するため、来週にも査問委員会を開く方針。オニール騎手には一定期間の騎乗停止などの処分が科されるとみられる。

競馬の母国のお粗末な出来事。日本中央競馬会(JRA)も「この20年、JRAでゲート入り前の馬の扱いをめぐり制裁を科すような出来事は1件も起こっていない。そもそも馬に頭突きをするなんてルール以前の問題では」(広報室)とあきれ顔だった。

(サンケイスポーツ特電)

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世界の小沢と同じ舞台で 県出身のソプラノ歌手 松田奈緒美

2006-07-27 16:07:59 | 未分類

今日で三日連続で「沖縄自慢」で一寸しつこいとも思うが、世界の小澤征爾との共演となると見過ごすわけには行かない。

「世界の小沢と同じ舞台で 県出身のソプラノ歌手 松田奈緒美さん 澄んだ歌声 堂々と」

先ほど配達された琉球新報夕刊(7日)記事の見出し。

那覇市出身のソプラノ歌手、松田奈緒美さんが昨夜東京のサントリーホールで世界の小沢と共演したという記事である。

琉球新報 夕刊

(7/27 16:06)

松田さん、世界の小沢と同じ舞台に 那覇市出身のソプラノ歌手

小沢征爾さんのコンサートで美しい歌声を響かせる松田奈緒美さん=26日、東京都港区のサントリーホール

 【東京】那覇市出身のソプラノ歌手、松田奈緒美さんが26日、東京都港区のサントリーホールで世界で活躍する指揮者、小沢征爾さんのコンサートに出演した。
 松田さんはマーラーの交響曲第二番「復活」の五楽章にソリストとして登場。澄み切った伸びやかな歌声と表現力で観客を魅了。フランス出身のメゾ・ソプラノ歌手ナタリー・シュトゥッツマンとも共演し、会場から惜しみない拍手が送られた。
 松田さんは第二楽章後、黒のロングドレスに白いショールを身にまとって舞台に登場。迫力あるオーケストラを背に堂々と歌いこなした。演奏が終わると、小沢さんと肩を抱き合い、やまない拍手とカーテンコールに笑みがこぼれた。
 公演は、若手音楽家を育成することを目的に小沢さんが6年前に始めた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」の一環。松田さんは今年3月にオーディションに合格し、ソリストの座を射止めた。
 今回は名古屋、京都、浜松に続く最終公演。

★「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」http://info.pia.co.jp/et/promo/classic/ongakujuku06.jsp

松田さんはマーラーの交響曲2番「復活」の5楽章にソリストとして登場。 

伸びやかな歌声と表現力で観客を魅了し、演奏後は小沢さんと肩を抱き合い拍手とカーテンコールに笑顔で答えたと言う。

ミス・ユニバース準ミスの知花さんといい、松田さんといい世界レベルで活躍する沖縄県人がこの一週間で四人話題になった。

7月22日 ボクシング世界チャンピオン 名城信男

7月23日 ミス・ユニバース準ミス 知花さくら

7月23日 世界ジュニアゴルフ大会優勝 宮里美香さん

7月26日 世界の小沢と共演  松田奈緒美さん

以前の琉球新報記事で松田さんの記事を転載。

                    ◇

「復活」のソリストに ソプラノ歌手、松田奈緒美さん

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト公演「復活」出演に意欲をみせる、ソプラノ歌手の松田奈緒美さん=那覇市の県立芸大

 ソプラノ歌手の松田奈緒美さん(25)=那覇市出身=が7月、「世界のオザワ」の指揮する舞台に立つ。「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトVII」として東京などで公演する、マーラーの交響曲第二番「復活」のソリストに選ばれた。同プロジェクトが2007年に行う歌劇「カルメン」への出演も決定した。今回は世界的なメゾソプラノ歌手ナタリー・シュトゥッツマンも歌う、大舞台。松田さんは「あまりにも大きいチャンス。私なりに精いっぱい素晴らしい音楽がつくれるよう、頑張りたい」と力を込める。
 東京で3月に開かれたオーディションを突破した松田さん。「特別な声を持っているわけではないが、素晴らしい先生に出会い、チャンスをもらってここまで来ることができ、感謝している」。
 松田さんは県立芸大で中村智子教授、ウーヴェ・ハイルマン教授に師事。現在、県人材育成財団派遣でドイツのマンハイム芸術音楽大学に留学中。ここ3年連続でNHKニューイヤーオペラコンサートに出演し、着実に実績を積むが、「まだまだ勉強しないといけない」と謙虚だ。
 ハイルマン教授は「特にピアニシモが素晴らしく、赤のボルドーワインみたいな深い声。音をつくる本能がある」と評する。
 同プロジェクトは、若手音楽家育成の目的で2000年から毎年開催。病気療養のためしばらく公演をキャンセルしていた小澤さんの復活公演としても、注目を集める。東京、京都、名古屋、浜松で7月に開かれる。

(5/6 16:12)

 
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世界へ羽ばたく沖縄県人

2006-07-26 11:27:14 | 未分類

昨日(25日)琉球新報の夕刊。

県内の小中学校から選ばれた「豆記者団」一行40名が首相官邸に小泉首相を訪問した記事があった。

首相と会話をしたり、沖縄唱歌「えんどうの花」や琉舞「上り口説」を披露した。

「総理にじかに会え感動で胸が一杯。」(宮内ひかる」さんー那覇中三年)

これに対し総理は「自分と違う人たちとの交流を深め、学校では学べない体験をして欲しい」と励ました。

一行は首相訪問前に小池百合子沖縄担当相と面談。

「沖縄出身者はあらゆる分野で頑張っている。沖縄から世界へ羽ばたいて欲しい。」

これは小池大臣のお世辞ではなく本音であったろう。

この発言を挟む僅か数日間の間に世界的偉業を成し遂げた沖縄県人が三人も出たのだ。

ボクシング世界チャンピオンの名城さん、世界ジュニアゴルフ大会優勝の宮里さん、ミスユニバース世界大会準ミスの知花さん。

これについて昨日の日記に書いた。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/de110c6f65b71d35fe29b274756c748f

小池大臣が言う通り思わぬ分野で活躍する県出身者がここにもいた。

 世界的ウクレレ奏者ジェイク島袋はハワイ在住の沖縄三世。

この人のウクレレテクニックは従来のウクレレのイメージを変える!
ジェイク島
http://www.youtube.com/watch?v=PyPR1FZ4l_c

日本のテレビではすっかり御馴染の世界的マジシャン・セロは沖縄出身の日本人とフランス人とのハーフ

この人のマジックにもただビックリ!

セロ:http://www.youtube.com/watch?v=-rEXxj_ZEoY

それから国内の女性で初めて交響曲を作曲したのも沖縄出身の金井喜久子女史だった。http://www.okinawatimes.co.jp/day/200511081700_01.html

金井喜久子 県立第一高等女学校を卒業後、中野音楽学校で声楽を学び、現在の東京芸大の作曲科に女性として初めて入学。現東京フィルハーモニー交響楽団などと演奏会を開いたほか、1971年には「じんじん」でレコード大賞童謡賞を受賞するなど、数々の名曲を発表。沖縄民謡を採譜した「琉球の民謡」を出版し、執筆活動でも功績を残した。

又しても沖縄自慢をしてしまった。

                                          ◇

小泉首相 「豆記者」表敬訪問 「頑張ってほしい」と激励

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沖縄県と北海道函館市の「豆記者」の表敬訪問で、小泉首相にあいさつする児童たち=首相官邸で25日午前11時19分、川田雅浩写す
 
 小泉純一郎首相は25日、首相官邸で沖縄県と北海道の小中学生の「豆記者」54人から表敬訪問を受けた。首相は「官邸もテレビで見た感じとはちょっと違うでしょう。帰ったら『小泉さん変人じゃなかったね』という話題も面白いと思う」と語り、笑いを誘っていた。
 首相は「豆記者としての実践は学校では得られない、いい勉強になる。よく学び、よく遊んで、いろんな嫌なこと、苦しいことに負けずに頑張ってほしい」と激励。那覇市立那覇中3年の宮内ひかるさん(14)は「小泉首相はもっと難しいことを言う人だと思っていたが、想像と違って優しかった」と笑顔で話した。【中田純平】

(毎日新聞) - 7月26日9時55分更新


 

 

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【「友好」の舞台裏】中国の対日宣伝工作(上)

2006-07-26 10:02:58 | 外交・安全保障

4月16日当日記で「消えた友好会館 中国と沖縄」と題して、「友好」の名に騙されて国民の血税で作った「友好会館」を中国に乗っ取られたバカな左翼知事の事を書いた。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/5a4b20e19507887ef99b
4622e80c99b3

「友好」という文字に騙される政治家は後を断たないようだ。

気をつけよう。

中国の「友好の罠」。

以下産経新聞の転載。

24日の産経新聞で、「日中友好」の裏側で活発化している中国の対日宣伝工作の実態を暴く記事があったので以下に転載。

おっと、その前に東海新報のコラム「気仙沼」が見事に感想を披露している。

順序が逆だが産経記事の前にこの寸鉄人を刺すと言うか、寸筆核心を突くコラムを先に読んで欲しい。

その後で時間があれば産経記事を・・・。

                   *

指桑罵槐の裏を読めば
☆★☆★2006年07月25日付

 よくやるよ――と思うのが中国の日本懐柔策あの手この手である。産経新聞が昨日付から中国の対日宣伝工作について特集を始めたが、そのタイトルに「友好の舞台裏」とあって、まさに表では友好を口にしながら、裏ではいかに日本国内世論を分断するかと秘術を巡らす中国政府の手口を紹介している。
 内容を要約すれば、要するに中国政府は利用できるものは徹底的に利用し、利用できないと分かる相手はこれまた徹底的に排除し、日本国内に親中派を増殖するため戦略的に宣伝工作を続けているというものである。
 こうした工作は中国のお家芸で、むろん相手に気づかれてはならない。さりげなくしかも当地方言でいえば「こそろに(こっそりと)」やるのをよしとする。これは情報戦の常道で、戦前から今日にいたるまでこうした老獪なやり方で日本はずいぶん煮え湯を飲まされてきた。なにせお人好しの国民性だから、あっさりとだまされる。日中友好とは決して互恵ではなく、あくまで中国を利するものでなくてはならないという原則を見抜かないとあとでホゾをかむことになりかねない。
 だが、現実には相手の思うツボにはまりつつある。これは中国四千年の歴史が育んできた生き残り術の精華であって、いかに相手を幻惑するか、戦わずして勝つかは「孫子の兵法」を生んだ国らしく極意に富んでいる。それに気付かず「日中間のノドに突き刺さった骨を取り除かなければならない」などと善意オンリーで取り組んでいると、しらず国益をおかす結果を招くことがあり得るのである。
 しかし日本人とてそこまで極楽とんぼでいられない。多くの識者(ここでは保守的といわれる人々で、むろん進歩的文化人はその範疇外である)が、中国政府のそうした高等戦術を見抜いてしかるべき対応を説いているが、なにせわが国のマス・メディアというのは反日・親中的だから中国のご機嫌を損ねるようなことは避けて書かない。ゆえに世論は素直に信じて、小泉首相の靖国参拝が友好を妨げていると考える。この問題に世論が二分しているのは、まさに婉曲な日本包囲網が徐々に広がっている証左であろう。つい先年までは中国が参拝云々を持ち出すことはなかったことからも、これは明らかに宣伝戦の効果である。
 中国には「指桑罵槐(しそうばかい)」ということわざがある。桑を指さしてエンジュをののしるということで、これは中国の遠交近攻戦略や、間接外交を表す言葉として最近とみに使われる?代名詞?となった。つまり「日本政府はけしからん」と直接指さすのではなく、周囲にそう思わせるようにすることだ。周囲とはむろん日本国民であり、みごとその術中にはまりつつあるのが国内世論というわけである。試しにポスト小泉の三候補(福田氏が一抜けたから)が揃って訪中したとする。
 胡錦濤主席が会うのは谷垣氏だけで、安倍、麻生両氏は冷淡にあしらわれるであろう。それは利用価値があるかないかが判断基準となるからである。実際「首相になっても靖国参拝はしない」と言明している谷垣氏を持ち上げることは中国の国益にかなうからである。その谷垣氏がハニートラップ(蜜の罠=色仕掛け)に引っかかったことは記憶に新しいが、その負い目がなお続いている印象を与えるのはマイナス要素であろう。
 いずれ中国が深刻な内政問題を抱え、いかに国内のガス抜きをするか国外にその利用材料を求めているのは明白で、この辺の事情を詳しく綴った杉本信行元上海総領事著「大地の咆吼」を読めば指桑罵槐戦略のすべてが氷解する。一筋縄ではいかないその外交、とりわけ対日宣伝工作が、国内の不満要素を取り除くためのきわめて必要性にかられた結果であることを思い知らされる。
 だが、そこは儒教の国である。戦略として必要ではあっても、向こうから近寄って来る人間は信用しない。利用するだけである。逆に信念を曲げない人間に裏では密かに信を置いているはずだ。媚びず、阿らず、諫言、直言することこそが互恵・平等、真の日中友好のカギであろう。     (英)

 

                  *               

産経新聞 平成18(2006)年7月24日[月]

【「友好」の舞台裏】中国の対日宣伝工作(上) 党中央、戦略的に活動一元化
 
 北朝鮮のミサイル乱射を受けた国連安全保障理事会での日本と中国の攻防は、熾烈(しれつ)を極めた。中国首脳は靖国神社参拝の姿勢を変えない小泉純一郎首相とは国際会議の場でも会おうともしない。その一方、胡錦濤国家主席は首相との対決姿勢を鮮明にする民主党の小沢一郎代表と会談、自民党に揺さぶりをかける。「日中友好」の裏側で活発化している中国の対日宣伝工作の実態を探った。

 ■いきなり排除

 PHP総合研究所の江口克彦社長はこの7年、中国の地を踏んでいない。それ以前の25年間は、頻繁に中国で講演していた。きっかけは、PHPが平成11年、当時の李登輝台湾総統が書いた「台湾の主張」を出版したことだった。

 「以前は中国へ行くというと、中国の学術機関から招待状が届いた」と江口氏は振り返る。

 中国は、彼が松下電器出身で「経営の神様」といわれた松下幸之助氏を長くサポートしてきたことから、経済界とも太いパイプを持っていると判断していたようだ。

 「松下幸之助は『経済の井戸』を掘った人として、中国でも尊敬されている。近くにいた私から話を聞きたいという人が、中国には非常に多い」と江口氏は語る。

 しかし、「台湾の主張」を出版したことでその関係は切れた。その年の秋、日本の某大学教授から「あなたは北京で石原慎太郎さんとともに『悪のオピニオンリーダー』と話題になってますよ」と忠告された。

 その後も中国の大学などから口頭で講演依頼が7、8件あったが、招待状は一度も届かなくなった。江口氏は「大学が中国政府に申請しても却下していると思う。『台湾の主張』を出した江口はけしからん、ということなのだろう」と語る。

 ■本国では抗日

 昨年夏、東京・六本木ヒルズで中国政府主催の写真展「ともに築こう平和と繁栄-中国と日本60年の歩み」が開かれた。日本の政府開発援助(ODA)が中国の経済発展に役立ったことをPRするコーナーもあり、会場は友好ムード一色。中国国務院新聞弁公室の趙啓正主任(閣僚級)は記者会見で、写真展の前に中国で起きた大規模な反日デモによる日本人の対中感情悪化に触れ、「日中関係が難しい時期だからこそ、お互いのいいところを見なければならない」と述べた。

 しかし、同様の写真展は中国国内では開かれなかったという。趙主任の言葉と裏腹に、同じころ、中国では日中戦争での中国空軍の業績をたたえる「抗日航空烈士記念館」が南京で着工され、米国など連合軍の元兵士約200人を北京の「抗日戦争勝利式典」に招待、「反日イベント」が頻繁に開かれていた。

 元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「中国は対外宣伝活動を統一方針の下、理論的、組織的にやっている」と話す。

 中国は数多くの対日交流機関や窓口を設け、日本の政党、民間団体、学術機関、マスコミなどに常時働きかけている。

 中国事情に詳しい専門家によると、対日情報収集や宣伝工作で、最も強い影響力を持つのが国家安全省。全国各地に下部組織の安全局があり、日本に「工作員」を派遣する実行部隊となる。日本の政治、経済などの情報を収集しながら、日本に住む民主化運動家や台湾の協力者らを監視するのが主な業務だ。

 人民解放軍の情報部も重要な役割を担っている。日本の軍事、産業情報などを収集するプロ集団であり、大使館に武官を派遣している。

 関係者によると、この2つの部署から中日友好協会などに出向するケースは少なくない。また、人民解放軍総政治部の下にある国際友好連絡会が創価学会など宗教団体や海外援助活動に熱心な財団をカバーしており、活動範囲は広くきめ細かい。

 菅沼氏は「一見バラバラに見えるが、活動方針はすべて共産党中央で決められており、一つの組織としてみた方が妥当だ。中国のやり方は巧妙なだけに日本にとっては脅威だ」と指摘する。

                   ◇

 ≪「アメとムチ」戦術使い分け≫

 ■政界工作

 中国が対日工作で最も重視しているのは政界への働きかけだ。

 昨年11月、日中友好議連の中国訪問が突然中止になった。関係者によると、訪中団の人選に中国側からクレームがついたという。

 訪中団名簿には町村信孝元外相の名前があった。その半年前、中国各地で激しい反日デモが起き、外相だった町村氏が緊急訪中したのだが、外相会談の冒頭、テレビカメラの前で抗議したことが怒りを買った。

 中国側は日中友好議連に、間接的に「胡錦濤国家主席と会える」との好条件をちらつかせながら、町村氏をメンバーから外すよう求めた。しかし、日本側が拒否したため、訪中そのものが中止となった。

 自民党関係者によると、一昨年9月、北京で開かれたアジア政党国際会議でも同様の騒動が起きた。自民党は棚橋泰文氏らを派遣しようとしたが、在京の中国大使館参事官が「棚橋先生では困る。直近に自民党員として台湾に行った人は中国として迎えられない」と激しく抗議。メンバー変更を強く求めたが、この時も党執行部の判断で、代表派遣を見送った。

 一方、中国は7月4日、訪中した民主党の小沢代表に対し、胡主席との会談をセット、友好ムードを演出した。日中関係筋は「現在の対日政策の基本的な柱は民主党や与党内の親中派勢力と交流を深めることだ」と語る。小沢氏に秋波を送ったのも、自民党内で野中広務元幹事長ら「親中派」とされた大物議員が相次いで引退したことが大きく、野党第一党である民主党を押さえておきたいとの思惑からだという。

 中国は「親中派」とみなした議員には、要人との会談を設定、熱烈な歓迎ぶりをみせ、地方都市の名誉市民や大学の名誉博士といった「称号」を与えて歓心を買う。逆に「反中派」とみなした議員には訪中拒否などで冷遇するといった「アメとムチ」の戦術を使い分ける。

 京都大学大学院の中西輝政教授は、国連安保理の対北朝鮮決議の日本提案に中国が強く反対したことを「アジアのもう一つの大国である日本が国際政治の舞台で一人前のプレーヤーになってほしくないからだ」と分析する。同時に「中国の対日工作の攻勢をはねつけるには、国民がしっかり団結して対応しなければならない」と語る。

 組織的かつ戦略的な中国の対日宣伝工作にいかに対応するか。「ポスト小泉」政権にとって重要な課題といえる。


 

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才色兼備! 沖縄出身知花さん、ミス・ユニバース準ミス!

2006-07-25 09:02:50 | 未分類

今日は朝っぱらから沖縄自慢の連発!

先日沖縄出身のボクシング世界チャンピオン誕生のブログを書いたら、次はゴルフの世界一。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/af1e915493409519926acd1
e49015e98

米サンディエゴで開催されたゴルフの第39回世界ジュニア選手権で、宮里美香さん(興南高2年)が初優勝。

宮里と言う名前で宮里藍ちゃんと姉妹だと思いがちだが、宮里兄妹とは関係ない。 宮里という名前は沖縄では良くある名前。

宮里美香さんの出身校・興南高は御存知我らがチャンピオン具志堅用高さんの出身高校。

ところで開邦高校出身の知花くららさんがミス・ユニバース、日本代表になったことは地元の新聞で知っていた。

その時の感想。

4200人の中から日本代表に選ばれただけでもスゴイ!

芸能界やスポーツ界では全国レベルの沖縄出身者も「美のレベル」で遂に日本代表かと思った。

そのプロフィールを見て才色兼備というコケむした言葉を超えて「神様は不平等だ! 天はニ物をも三物も与えるモノだ」と感心した。

知花さんは地元トップの進学校・県立開邦高校から上智大学に進み今春卒業している。

全国的には上智大学という有名大学卒業という事もさることながら、地元では開邦高校出身というだけで「ユーディキヤー(勉強のできる子)」と周囲から賞賛される。

開放高校からは早稲田、慶応、上智等の有名大学は勿論東大、京大等の難関国立大学に多くの俊才が進学している。

地元では国立大学琉球大学卒というより開邦高校卒といったほうが「ユーディキヤー」という人も多い。

地元紙の報道によると、知花さんは英語、フランス語、スペイン語に堪能でテニスやトライアスロンに至りフラメンコダンスまでもこなすとのこと。

この文武両道の才媛が世界の美の祭典で準ミスだというのだから、これを昔の賢人は何と表現しただろう。

才色兼備?  これは武に欠ける。

文武両道?  これは美に欠ける。

才色武具備? 表現に困る人が現れたものだ。

                  *

06年ミス・ユニバース、日本代表の知花くららさんが準ミスに

【差替】06年ミス・ユニバース、日本代表の知花くららさんが準ミスに
2006年のミス・ユニバースには、コスタリカ代表のズレイカ・リベラ・メンドーザさん(18)=写真=が輝いたが、日本代表の知花くららさん(24)も準ミスの快挙を成し遂げた【AP】
【ライブドア・ニュース 07月24日】- AP通信によると、米カリフォルニア州ロサンゼルスで23日夜に行われた第55回ミス・ユニバースは、日本代表の知花くららさん(24)が総合2位で惜しくも準ミスとなった。2006年のミス・ユニバースはコスタリカ代表で最終選考に残った5人のなかで最年少のズレイカ・リベラ・メンドーザさん(18)が栄冠に輝いた。1952年にカリフォルニア州ロングビーチで開催されたミス・ユニバースは、今回再びロサンゼルスにコンテストの場が戻り行われた。

  世界86カ国から選出されたミス代表は、先週18日に民族衣装の審査が行われた。各国代表が独特のファッションを披露するなか、知花さんは「赤忍者」の格好で登場してアピールし、見事、ベスト民族衣装部門賞を受賞した。その後、審査は水着、イブニングドレスと各国の代表が自慢の美を競った。

  4200人の応募者のなかから見事日本代表を勝ち得た知花さんは、沖縄県出身で身長は173センチ。上智大学文学部の在学中、フランスに1年間留学した国際経験を持つ。フランス語のほかにも、英語、スペイン語と語学は堪能の一方、スポーツも全般的にこなすアクティブ派。現在はリポーターを手掛けているが、将来的には国際的に活躍するリポーターを目指しているという。

  世界大会での日本人の活躍としては、1953年に伊藤絹子さんが3位入賞、59年に児島明子さんがミス・ユニバースの栄冠を手にしている。今回の知花さんの準ミスは、2003年に宮崎京さんが5位に入賞して以来の快挙となった。 【了】

ライブドア・ニュース 金子登記者
 
                     *

琉球新報 (7/23 9:55)

宮里美香さん凱旋 「帰ってきて世界一実感」

関係者らから祝福を受ける宮里美香さん(右)=22日午後7時ごろ、那覇空港

 「世界一おめでとう」―。米サンディエゴで開催されたゴルフの第39回世界ジュニア選手権で初優勝した宮里美香さん(興南高2年)が22日、沖縄に凱旋(がいせん)した。那覇空港で友人らの出迎えを受けた宮里さんは「沖縄に帰ってきて優勝したと感じました」と話し、関係者一人一人と握手した。
 空港には学校関係者や父親の隆さんが駆け付けた。美香さんが到着口から現れると興南高校ゴルフ部の男子生徒が「世界一優勝おめでとう」のボードを掲げ、拍手と祝福の声がわき起こった。
 クラスメート2人が花束を持ち駆け寄ると、美香さんは抱き合って喜びを分かち合った。
 美香さんは連戦続きで少し疲れた様子ながら、しっかりと報道陣の取材に対応した。
 県外の高校にゴルフ留学する選手が多い中、「沖縄にいても世界一が実現できた」と自信を深めたようだ。
 普段通りよく食べ、よく寝て臨めたという世界ジュニア大会を「プレッシャーはそれほどでもなかった」振り返り「沖縄は安心できる。ゆっくり休みたい」と、ほっとした表情で話した。

(7/23 9:55)

 
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富田メモの信憑性

2006-07-24 22:16:13 | 歴史

メルマガ「頂門の一針」からの引用。


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富田メモの信憑性
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                寺田嘉信

大新聞社・TV局の報道通り殆どの国民はメモを本物と信じて昭和天皇
のご意思と信じたことと思われます。もし昭和天皇のご意思であれば今
後皇室に対する思いは根底から考えを変えざるを得ません。今後の日本
人の精神的拠り所は完全に崩壊します。 国民がそう感じ始めたとき彼
らの術中に堕ちたことを意味するでしょう。

ノートに貼り付けられている元メモには19行から構成されており新聞
TVで報道されているメモには6行の削除部分がある。削除された上6
行には中曽根、奥野の名前と共に藤尾(文相)の発言とあり6行の削除
により文面の意味が違ったものになる。

そして発表された、私は或るときにA級がとの文章につながるが、この
文面通りとすれば藤尾文章の発言メモとも解釈される。なぜ日本経済新
聞社は上の6行を削除したのか、意図的とすれば重大な問題であり文書
改竄とも指摘せざるを得ない。

尚、情報によると『どうやら1988年4月28日に富田宮内庁長官は、昭和天
皇に会っていない模様。』もしメモが昭和天皇の発言でなかった場合こ
のメモを本物として記事にしたあるいは映像で放映したマスコミの全役
員はすいませんでしたでは済まされないことを覚悟されることをご注意
いただきたい。



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富田メモ信憑性2
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                                寺田嘉信

富田メモ騒動は大新聞TV局等が思うままに情報操作する過去のマスコミ
支配を断ち切ったと言える。もしネットが無ければ富田メモは完全に日
本人の精神を秩序なき倫理なき民度へと貶めることに成功したであろう
と思われ、これはやはり靖国の英霊の救われたのではないかとさへ思わ
れるのである。

真相は未だ時間を必要としますが本日現在最も説得力のある分析を掲載
しているホームページがありましたので以下引用します。

2006/07/24  http://banmakoto.air-nifty.com/about.html
坂 真 (ばんまこと)

 

やはりねつ造だった「天皇発言」

富田朝彦・元宮内庁長官(故人)が残していたとされる、「昭和天皇のご発言メモ」に
関しては、どうやら「故・徳川義寛侍従長のメモだった」というのが真相のようだ。
この情報は、昨日の午前3時の時点で、「正成」と名乗る読者の方がカキコされていたのだが、ソースが明記されていなかったので取り上げなかった。
が、別の方から、午後になってソースが明示された情報が送られてきた。

このソースは、証拠写真付きだから間違いないと思う。
朝のサンデープロジェクトで、加藤紘一氏や菅直人氏が、メモが真実であるという前提で「天皇のご意向を無視できない」とか、あれこれ言っていたが、どう釈明するのだろう。
以下に、証拠写真を掲載する。日本経済新聞で公表されたメモの裏面である。

富田・元宮内庁長官のメモ裏面Memo2_5              
             63.4.28 [■]
☆Pressの会見                            
[1]   昨年は
  (1) 高松薨去間もないときで
    心も重かった
  (2) メモで返答したのでつく
  していたと思う
  (3) 4.29に吐瀉したが その前で
    やはり体調が充分でなかった
  それで長官に今年はの記者
  印象があったのであろう
    =(2)については記者も申して
    おりました
 
[2]  戦争の感想を問われ
  嫌な気持を表現したが
  それは後で云いたい
  そして戦後国民が努力して
  平和の確立につとめてくれた
  ことを云いたかった
  "嫌だ"と云ったのは 奥野国土庁長
の靖国発言中国への言及にひっかけて
云った積りである


富田・元宮内庁長官のメモ表面Memo3_3        
               4.28 [4]
  前にあったね どうしたのだろう
  中曽根の靖国参拝もあったか
  藤尾(文相)の発言。
 =奧野は藤尾と違うと思うが
  バランス感覚のことと思う
  単純な復古ではないとも。

  私は 或る時に、A級が
  合祀され その上松岡、白取
  までもが、
   筑波は慎重に対処して
  くれたと聞いたが

                      
〇       松平の子の今の宮司がどう考
余そ  えたのか 易々と
り う    松平は平和に強い考が
閣で  あったと思うのに 親の心子知
僚す  らずと思っている
も が    だから 私あれ以来参拝
知か  していない。それが私の心だ
ら多
すい

     ・ 関連質問 関係者もおり批判になるの意

-------------------------------------------------------------------

もう、お読みになればお解りだと思う。
日本経済新聞がスクープしたメモには、前段があったのである。それは公表されたメモの裏側に書かれていた。
なぜ、[1][2]と来て[4]に飛んでいるのかは分らない。ただ、文意は[1][2][4]と連続して
いるので、[3]を抜かしただけだろう。

まず言えるのは、これは昭和天皇の発言を記したメモではない。記者会見を開き、記者から「戦争の感想を問われ」るような身分の人物のものである。
そしてメモは、そのときの記者会見の内容を控えたものだ。

以下は、私のエントリーに最初に情報をカキコしてくれた「正成」さんの分析である。

1.メモはプレスの会見を筆記したものである。
2.昭和63(1988)年4月28日の記述である。
3.質問に対する答えは率直な感想を述べているように読み取れる。発言内容を事前にチェックされる立場の人間ではない事が判る。
4.高松宮様に対して薨去という言葉を使っている事から宮家ではなく 、仕える立場の
人物の発言と読み取れる。
5.「(3) 4:29に吐瀉したが」のくだりは客観的な表現で自身の事ではない。
6.戦争の感想を問われた時「嫌な気持を表現」している人物である。
7.あまり閣僚を知らない人物である。
8.会見時の発言に「そうですか」が多かった。
9.靖国神社の松平永芳宮司を松平の子と呼ぶ事から近親者で年配者である事が
判る。

以上の事から考えて、このメモの発言者として最も適当な人物は徳川侍従長である
事は明白です。
理由は以下の通りです。
a.徳川侍従長のが勇退日は昭和63(1988)年4月末日。(会見の有無は確認できず)
b.徳川侍従長の以前からの発言と相似している。
c.前出の1~9の指摘事項に全てあてはまる。

では昭和天皇陛下の発言とした場合、以下の矛盾点が生じます。
イ.この日に昭和天皇陛下の会見は報道されていない。翌29日の天皇誕生日での会見は記録に残っている。
ロ.記者が天皇陛下に対してこのような質問をするとは思えない。又、質問する機会もない。

-------------------------------------------------------------------

まさに的確な指摘だと思う。付け加えるとすれば、富田氏を「長官」と呼ぶ立場の人物でもある。

やはり、「ある政治的な意図を持った陰謀」だったのである。
この陰謀が、安倍晋三官房長官を狙ったものかどうかは分らない。が、少なくとも、靖国神社参拝を肯定する政治家、特に総理大臣か、それ以上に「次の総理大臣」を牽制する意図を持ったものであることは間違いない。

一体、誰が仕掛けたのか?
煙たい政治家のスキャンダルをデッチあげてメディアに流すのは、北朝鮮=朝鮮総連の常套手段だが、さすがに今回は関係がない。
考えられるのは、富田・元宮内庁長官のメモ(手帳)が手に入る立場にあり、首相の
靖国参拝反対派で、かつ親中国派の人物である。

富田氏の経歴と人脈を考えれば、そのような立場にありうる人物は、大体の想像は
つく。が、確証がないので、ここでは明らかにできない。

ところで私は、前回のエントリーの【追記】で以下のように書いた。


今日の昼の報道番組(テレビ朝日だったと思う)に、東条英機元首相の孫と皇室記者としての経歴が長い神田秀一氏が出演していた。(録画だと思う)

東条元首相の孫である由布子さんは、メモはねつ造だとして上で、「処刑後、毎年
お遣いの方が来られて『ご下賜』をいただいていた。『遺族の者たちは皆、元気にしているだろうか』と、ご心配をいただいた。そんな陛下が、ああいうことを仰るとは思えない」と述べていた。(以下略)
と・・・

やはり、事実を前にすれば、ねつ造はすぐに破綻するのである。

なお、この糊付けされた、もう一方の面の解読が達成されたのは、オーマイニュース
編集長の鳥越俊太郎氏によれば、「ゴミ貯の2ch有志による地を這うようなローラー
作戦の結果」だそうである。
改めて、ネットの威力に感服した。

「富田メモ」を、検証することなく仰々しく取りあげたメディアや政治利用した政治家は、頭をまるめろ!!!
天皇陛下の発言をねつ造した、不敬の輩を激しく糾弾する!!!

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「奥野国土庁長の靖国発言」とは、1983年の奥野誠亮氏による「国家社会の代表が、代表として(靖国神社を)お参りできないようでは、将来、事があった場合どうなるのか」という発言を指すと思われる。
この奥野氏、87年(竹下内閣)の国土庁長官時代には「私は侵略という言葉を使うのは、たいへん嫌いだ。あの当時、日本にはそういう意図はなかった」とも発言しており、なかなかの硬骨漢だった。
従軍慰安婦問題でも「従軍慰安婦は商行為」と発言し、積極的に反対論を展開した。

「中曽根の靖国参拝」とは、当時の中曽根康弘首相による、1985年8月15日の靖国
神社公式参拝を指すと思われる。
このとき、野党や中国が猛反発した。その結果、中曽根氏は86年から参拝を中止。
以後、首相による靖国参拝を自粛するのが、当たり前になった。

「藤尾(文相)の発言」とは、1986年(中曽根内閣)の藤尾正行文部大臣によるの「日韓併合は当時の両国代表の合意に基づいて行われた。韓国側にもいくらかの責任は
ある」を指すと思われる。
藤尾氏は、韓国の猛抗議を受けた中曽根首相の辞職要求を拒否し、結局罷免された。

【追記】
これは、「うひゃ、こんなことになっておるのか」からの引用だが、「昭和天皇独白録・寺崎英成御用掛日記」には、以下のくだりがあるという。


昭和の最後の2年間、私は宮内庁を担当していました。昭和天皇について知りたいことはたくさんありましたが、その一つは、なぜ1975年11月を最後に靖国神社へ行かなく
なったのか、ということです。この問いに答えられる人は天皇の側近である徳川義寛・侍従長しかいません。何日も朝駆けし、出勤途中を待ちかまえて尋ねました。徳川侍従長は口が堅く、ほとんど無言の行でしたが、A級戦犯合祀と関係があるらしいこと、徳川侍従長も合祀に批判的だったことは分かりました。

後に侍従長を退いてから同僚の記者が取材した証言録によると、以下のような経緯でした。――靖国神社の合祀者名簿は例年、10月に神社が出してくるが、1978年は遅れて11月に出してきて、A級戦犯を合祀したいという。その10年ほど前に総代会はA級戦犯を合祀する方針を決めていたが、旧皇族である宮司の筑波藤麿さんが先延ばししてきたのに、宮司が代わると間もなく合祀を実施した。徳川氏は「松岡洋右さんのように軍人でもなく病死した人も合祀するのはおかしい」などと問いただしたが、押し切られた。

「靖国神社は元来、国を安らかにするために奮戦して亡くなった人をまつるはずなのであって、国を危うきに至らしめたとされた人も一緒に合祀するのは異論も出るでしょう」「筑波さんのように、慎重な扱いをしておくべきだったと思いますね」と、徳川氏は語っています。

-------------------------------------------------------------------

「富田メモ」とほぼ同じ内容が書かれている。

【追記2】
「松平の子」と記者会見で名指しされた松平永芳氏が、靖国神社宮司をお辞めになったのは1992年(平成4年)のことです。

1988年に天皇陛下から

「松平の子の今の宮司がどう考
えたのか 易々と
松平は平和に強い考が
あったと思うのに 親の心子知
らずと思っている」

と記者会見で非難されたら、即刻辞職するでしょう。

また、陛下が記者会見で「だから私あれ以来参拝していない。それが私の心だ」と仰せになられたとしたら、それこそ当時のメディアが、今以上に大騒ぎしたことでしょう。

これを見ても、「私は=昭和天皇」でないことは明らかです。

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胡錦涛, お見舞いしながら金融制裁

2006-07-24 17:16:21 | 県知事選

ミサイル乱射は許せんが、大雨被害のお見舞いは別物?

その一方で金豚があんなに嫌がっていたマカオの口座凍結で経済制裁。

胡錦涛も金豚の乱心には遂に堪忍袋の緒が切れたのだろう。

しかしマンギョウンボン号は止められるは、大雨にはやられるは、おまけにブッシュに続いて胡錦涛まで口座凍結とは。

見え透いたお見舞いの電報なんて屁のツッパリにもならない。

「同情するなら米をくれ!」

 

【中国】北朝鮮の大雨、胡錦涛主席が金正日総書記にお見舞い

 大雨により北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で大きな被害が出ていると伝えられていることを受けて、胡錦涛・国家主席は22日、同国のキム・ジョンイル(金正日)総書記に対してお見舞いの電報を送った。

 北朝鮮では14日から16日にかけて降った大雨によって、死者・行方不明者が数百人に達したと伝えられている。

 胡主席は電報の中で「洪水の被害により北朝鮮の一部地域で人的・物的な損害が出ていると聞きました」「私は中国共産党と中国政府を代表して、キム総書記と被災者に心からのお見舞いを申し上げます」と表明。

 さらに「キム総書記、朝鮮労働党、北朝鮮政府の指導の下で、被災者は災害がもたらした損害を克服し、住宅や田畑をよみがえらせることでしょう」と激励した。(編集担当:菅原大輔)
(サーチナ・中国情報局) - 7月24日11時35分更新


中国 マカオの北口座を凍結か 韓国で報道
13:33
 韓国の聯合ニュースは24日、元米政府高官が野党ハンナラ党の朴振議員に語った話として、中国がマカオの銀行支店にある北朝鮮関係の口座を凍結したと報じた。朴議員が同ニュースに明らかにした。
 朴議員は今月中旬に訪米し米国の政府関係者らと会談。ブッシュ政権の元高官は「銀行が北朝鮮の口座を凍結した。中国は北朝鮮に事実上の制裁を加えており、北朝鮮がダメージを受けている」と言明した。
 聯合ニュースはこの銀行について、中国人民銀行と報じたが、同行のホームページによるとマカオ支店は存在せず、報道の信ぴょう性は不明。(共同)


 

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ミサイルより破片が怖い

2006-07-24 16:47:00 | 普天間移設

アメリカにも負けず、

日本にも負けず、

国連にも負けず、

サミットにも負けず、

そして中国の意見も聞かず、

韓国は無視し

「今までとは異なる形態のより強力な物理的行動をとる」と、

狂気で吼える北の金豚。

                     *

作家の瀬戸内寂聴さん面白いことを言っていた。


「(金豚の)テポドンは何所に落ちるか判らないカミナリ様のようなもの。身を守る為には避雷針でもつけニャあきませんナー」。

だが、避雷針は怖いがカミナリ様は怖くないというノー天気な人々がいる。
 

【ミサイル発射】北朝鮮、ミサイル発射の継続を示唆 
 
 北朝鮮は15日、安保理決議の要求を拒否し、ミサイル発射を継続する考えを示した。

朴吉淵(パク・キルヨン)国連駐在北朝鮮大使は、北朝鮮人民軍は今後も自衛のための抑止力強化のため、ミサイル発射訓練を継続する考えを示した。

 朴大使は他国が北朝鮮のミサイル発射に新たに圧力を加えようとする場合、今までとは異なる形態のより強力な物理的行動をとることになるだろうと話した。 朝鮮日報/NEWSIS 2006/07/17 08:01
 

迎撃ミサイル(MD)は防衛専門の兵器であり、まさに専守防衛そのもの。

MD 関連の装備を使って敵国の陸地を占領することはできない。

仮に、MDが間違って地上に落下したところで、蒙る被害は微々たるもの。

つまり、MD というのは弾道ミサイルを迎撃する以外には、何の役にも立たないモノ。

敵国 にとって MD の何が脅威かというと、弾道ミサイルと核弾頭を組み合わせた「究極兵器」の脅しがきかなくなる点に尽きる。

せっかくの弾道ミサイルなのにMDで叩き落とせることになってしまったら、テポドンによる恫喝も張子の虎になってしまう。

核弾頭装備の ICBM/IRBM を使った脅しも効きにくい。

なるほど、それはテポドンで恫喝する北朝鮮にとっては逆に脅威そのものだ。

つまり、MD に反対している人は、中国や北朝鮮が保有している弾道ミサイルが無力化、あるいはそれに近い状況になるのを怖れていて、それで MD に反対しているのではないか、ということになる。

あなた達は一体全体、誰の味方で、誰を護りたいのですかな ?

中国が MD に対応して強力な ICBM を開発することになり、軍備に金をつぎ込むことで旧ソ連と同じ道をたどるのが困るからMDに反対 ?

そういえば沖縄市の東門市長は北朝鮮のミサイル乱射にはコメントを避けたが、迎撃ミサイルが成功して破片が落下するのは許せないそうだ?

破片だって陸地に落下しないほうが良いに決まっている。

でも破片は心配でも将軍様のミサイルには何の不安も無いの?

◆沖縄タイムス
2006年7月21日(金) 朝刊 1面  
 
パトリオット 6首長、配備反対表明
負担と不安訴え

【中部】防衛施設庁の北原巌男長官は二十日、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を嘉手納基地と嘉手納弾薬庫に配備し、十二月末までに一部運用開始することを同基地を抱える沖縄市や嘉手納町など六市町村の首長に伝えた。これに対し、六首長はいずれもPAC3の配備に反対を表明した。
 北原長官は嘉手納町、北谷町、沖縄市、うるま市、恩納村、読谷村を訪問。六首長に対し「PAC3は純粋な防御システムであり、県民の安全確保に寄与すると確信している」と説明し、配備に理解を求めた。

 宮城篤実嘉手納町長は「防御であっても、町民は物理的、精神的に負担を感じる。簡単に承知できない」と反対を表明。その上で「いくら反対しても、基地の施設管理権はすべて米軍側が握っている。自治体は直接交渉できる立場になく、もどかしさがある」といら立ちをあらわにした。

 また、東門美津子沖縄市長は「市民にはPAC3配備で、軍事目標にされるのではないかという不安がある」と強調。今後の対応について「嘉手納基地を抱える三市町でつくる三連協で、抗議行動することを提起したい」と述べた。

 野国昌春北谷町長と志喜屋文康恩納村長は「配備は新聞報道で知った。日米合意後に、地元に説明するやり方はおかしい」と国の姿勢を批判。

 安田慶造読谷村長も「国際紛争はPAC3ではなく、外交努力で解決するべきだ」とただした。

 うるま市の知念恒男市長は「三連協と連携し、何らかの行動を取りたい」と話した。(略)

 

東門美津子沖縄市長は「市民にはPAC3配備で、軍事目標にされるのではないかという不安がある」と強調。

これってカミナリ様は避雷針付きの家を狙って落ちるってこと?

東門さん、仮にそうであったとしても避雷針に抗議する前にカミナリを落とす金豚に抗議するのがスジじゃないの
 

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