rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

こだわりすぎか?オレンジピールチョコレート

2020-10-24 22:36:58 | 食べ物たち


これについて書くのは何度目だろうか、オレンジピールチョコレートには、かなりのこだわりを持っている。
ことの個チョコレートに関しては、今のところ不動の一位はゴディバ製だ。
オレンジピールのほろ苦さと酸味と甘みに、カカオ多めのブラックチョコレートがちょうど良いバランスで奏でる味のハーモニーが絶妙。
それが忘れられなくて、オレンジーピールチョコレートに出会うたびに、様々なメーカーのものを試してみる。
さてこの写真のもの、オレンジピールはソフトタイプで酸味はおとなしく、ビターチョコレートの分量は少なめ。
味のバランスが甘さに振られていて、自分としては不満が残ってしまった。
人の味覚は千差万別、もしかすると自分はそこでもマイノリティー組みなのだろうかと訝しんでいる。



薪ストーブとリス

2020-10-24 00:00:15 | 旅行




家人と二人で気ままなドライブを楽しみながら、日常と隔絶された時間を過ごしに、那須へ行ってきた。
二日とも雨模様を危ぶまれたが初日はどうにか持ちこたえ、紅葉にはまだ一歩及ばない景色を眺める。
素直に行けば3時間ほどの道のりを、8時間かかるのんびりさ。
地域によって僅かに変わる屋根の勾配と素材、土地の活用、平日の道の駅の様子、里山の管理の仕方など、見るべきものはたくさんあって飽きることがない。
はっきりとわかりやすい観光名所ばかりが旅の目的ではなくて、何気ない日常に現れる文化の違いをどのくらい拾えるかも、旅の姿だと思う。

さて、寒くなってくるとこの楽しみが待っている。
薪ストーブや暖炉の、安全な室内において火の温もりを感じながら、赤々とした炎の揺らめきを無心に眺めることだ。
時にはパチパチと木の爆ぜる音もして、心憎い効果を楽しめる。
こうして火を眺めていると、遺伝子に刻み込まれた火を恐れながらも暖を取ったり、獣から身を守ったり、安全かつ美味しく食にありつけたことなど、人類に深く関わってきた歴史を感じる。
ある意味、この暖炉などは、手に余る自然を飼いならそうとする装置なのではないだろうか。
飽きずにじっと炎を見ている私の姿を見て、家人は、我が家にもまきストーブがあったならいいのにとつぶやいていた。

そして今回の一番の収穫、幸運は、野生のリスを見られたことだ。
出だしは今朝、目が覚めて窓の外をぼんやり見ていたとき、木に動くものの姿を認めた。
リスだ。
リスが、木の洞になにやら隠しているようだった。
せわしなく動き回り、するする時を降りていって見えなくなってしまった。
冬支度でどんぐりなどをせっせと集めているのだろう、遠くにある木にも動き回るリスの姿があった。
また、有名なパン屋へ買い物に出かけて家に戻る途中の、留守らしい別荘の庭木にもリスがいた。
ふさふさの尻尾は、自分の体と同じくらいの長さで、なんともかわいらしい。
彼らの姿は、長い那須訪問をしてきた中で、実に初めての出会いだった。
たぶん、この別荘地に、平日であまり人が訪れていなかったためなのかと思われる。

二日間ではあったが、気持ちの中の澱みが少し浄化されたような感じになったのは、リスと薪ストーブの炎のおかげだろうか。


2020年10月20日 オリオン座流星群 でも悩みが・・・

2020-10-20 22:42:39 | 空・雲・星・太陽たち
今夜から明日の未明にかけて、オリオン座流星群の極大期になる。
月明かりの影響もなく晴れて、観測には好条件だ。
気温も低いから、蚊の攻撃に悩まされずに、起きていられるならば何を迷うことなどなく、屋外で星空を眺めよう。
嗚呼それなのに、夜の外は危険だ、うかうか空を見上げていられなくなった。
治安が悪化したのか? 
まったくそうでもないけれど、夜行性の動物が家の周りを跋扈しているようになったのだ。
毎日、畑には獣の足跡が増えていく。
猫や犬はいつもだが、イノシシやハクビシンの足跡が、家のすぐそばにまで及んでいる。
一番何が厄介かというと、やはりイノシシだろう。
浮かれて深夜や未明の外を一人で流星観測は、もう危険となっているようだ。
家の窓から、「流れ星よ来い」など念じながら見上げるしかないとは、なんとも寂しい。
それでも、天気予報によれば、この夜が正念場とのことで、諦め悪く挑戦しようか。

雨・雨・雨 篭る一日 Doris Day - Dream A Little Dream of Me

2020-10-17 14:37:07 | つぶやき&ぼやき

Doris Day - Dream A Little Dream of Me


12月張りの寒さに雨降りで、家に篭る一日。
寒さと雨では、気分が鬱々としてしまう。
「気持ち良く散歩をしたいな」というささやかな望みもあえなく潰え、可哀相にとドリス・デイが優しく歌いかけてくれた。

濃密に人に関わると、反動で人と距離を置きたくなる。
それよりもっと、人のいない場所に行きたくなる。
恐ろしいことに、観る絵にすら人物が入っていないものを無意識に選んでいることに気がついて、これは相当まずいんじゃないかと自分を危ぶむ。
音楽ならば、もとより歌詞を聴くタイプではないから、まだ大丈夫なようだ。

週間天気予報では来週も雨天がち、どうか週末にかけて、せめて散策が出来るくらいの天気になってもらいたい。
薄めてバランスをとりたいと、「私のささやかな望み」をかけて。

日本の気候区分を変更する?

2020-10-15 23:03:31 | つぶやき&ぼやき
皆さん、どうも日本は温暖湿潤気候とはいえなくなっていると感じませんか?
冬季と夏季、乾期と雨期の二極化になって、嗚呼ここでも二極化という現象ですが、過ごしやすい春と秋を感じられるときは何日ありましょう。
義母が作っていたサトイモの収穫をして、今年の出来は芳しくないとこぼしいていました。
大きさは例年の三分の一、イモ先の端は痛みが入ってしまったとのこと。
そうです、夏は35度あたりの気温が一ヶ月以上も続き、しかも降水はほぼなく、畑の地面は旱魃でひび割れを起こしていました。
サトイモの葉は、乾燥に耐えかねてくるりと丸まったり、日に焼けて変色したりしていたのです。
ようやく暑さが収まったと思ったなら、今度は秋の超長雨となっています。
一体全体、天候に左右される農作物は、どうにもままなりませんよ。
これほど深刻さはないものですが、心のゆとり、華を添えるファッションの楽しみも、かなり削られていますよね。
重ね着をしても軽やかな春の装い、シックな色合いを楽しめる秋の装いが出来るときが一瞬にして終わります。
夏は暑すぎて、おしゃれなど気を回す余裕などなく、生き抜くことに必死ですよ。
ここでもまた新しい生活様式を求められてしまって、新しい階級社会への諦め対応も同時進行で、ニューワールドは過酷ですな。
はふ~