rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ミニトマトサラダ

2015-06-30 22:04:50 | 食べ物たち


トマト農家の知人からいただいたミニトマトを使っての贅沢サラダ。
トマト自身のおいしさが一番だけれど、このドレッシングは更にトマトの旨味を引き立てる。
みじん切りのできるなら新タマネギと同じくみじん切りのパセリ、バルサミコ酢と普通の酢にエクストラバージンオリーブオイル1:1:2、粗挽き黒コショウと塩、酸味を和らげるための少しの砂糖で作る。
もうおいしいのなんのって、家族みんなの大好物。
けれど、しばらくこのサラダともお別れに。
トマトの苗木を新しくするため、2ヶ月ほど収穫できないらしい。
トマトって、本当においしい。
いつかは私も数種類のトマトを栽培してみたいと、ひそかに夢を抱いている。

長く南北に延びる雲と夕焼け、世界を分かつ

2015-06-29 21:46:44 | 空・雲・星・太陽たち






一本だけ長く南北に延びる雲に夕日が当たり、夜と昼を分かつ東西の切れ間のようだった。
明後日から、隠遁生活を抜け出してしばし世俗の風に当たることとなる。
家事と仕事の両立、慣れるまでどのくらいかかるだろうか。
頭の中で何度となくシミュレーションを重ねてみたけれど、現実がそのとおりになるはずもなく、今は7割がたこなしたいと思っては緊張している。
だから、しばらくこのブログと疎遠になることほぼ確定だろう。
なるべく、自分の心の余裕としてもここに立ち戻りたいと考えている。

とりとめの無いこのブログを見てくださっている心の広い皆さん、本当にありがとうございます。
井の中の蛙、大海に泳ぎでて見聞を広めてまいりますので、どうぞこれからもよろしくお付き合いくださいませ。

我が家の植木職人見習いになった小さい人

2015-06-28 21:15:18 | 日記
朝のうちだけ強い日差しがあったものの北よりの冷たい風が一日中吹いていた今日は、絶好の庭の手入れ日和。
田舎とはいえ大邸宅並みの我が家の庭にあるツゲ、ツツジ、ヒバ、熊笹の生垣、梅、青桐などの剪定刈り込み、芝刈りを、家族5人でおこなった。
そう、今回初参加となる小さい人も刈り込みバサミを持ってヒバを丸く仕立てたのだ。
形を整えるうちに強く刈り込みすぎたところもあったけれど、初めてにしてはずいぶんと頑張った。
家族で庭の手入れをするのは、なかなか楽しいものだ。
きれいになっていく庭を眺めつつ休憩したり、どのあたりをどう刈り込んでいくか話し合ったり、すぐさま効果のわかることをするのは気分もよくなる。
庭の手入れは一年中しなくてはならない厄介ごとでもあるけれど、でも家族で一緒にできることであり、木々や草花があることでどこか心にゆとりも生まれるメリットは馬鹿にできない。
ずいぶんとこの広い庭に助けられていると実感された。
そのことを、中くらいの人や小さい人はわかっているのだろうか。
彼らの心の根っこにこの庭が滋養となって、豊かに育っていると思いたい親心である。

オパール・サンセット

2015-06-27 22:50:52 | 空・雲・星・太陽たち


夕方になって、分厚い雨雲にゆるみが出てきた。
始め灰色の雲の薄くなったところの向こうに青空が感じられたかと思っていると、だんだんと雲の結束は綻びだして、やがて空気が柔らかなオレンジ色に満たされた。
夕食の支度を放りだして外へ駆け出し、そのオレンジ色の空気に飛び込もうと思ったことか。
そのうち、オレンジ色の光は薄まり、雲はめまぐるしく形を変え、残照は黄金色からオレンジ、ピンクと雲を染め上げる。
もう、料理は手につかない。
ずっと窓に張り付いてカメラのシャッターを切りながら、太陽の光が弱くなるまで、そのオパールのように移り変わる空の光景を眺めていた。




螺旋って、たまりませんわ

2015-06-26 21:59:23 | 趣味たち

ねじってねじってねじ花、螺旋

螺旋階段、洗濯槽の渦、排水溝に吸い込まれる水の渦、鳶が空を旋回しながら上昇浮遊するときなど渦や螺旋が大好きだ。
子供の頃から、螺旋階段が家に欲しかった。
もちろんイメージだけで、実際とても使いづらいと、灯台や鐘楼、モロー美術館などで実感したのだが。
洗濯槽の渦は、全自動洗濯機では味わえなくなってしまった。
排水溝に流れ込む水の渦や鳶の飛翔は、ときどき楽しめる。
そして今は、ねじ花、この花の螺旋はいつ見ても見飽きない。
花によって、螺旋が少なかったり間延びしていたりと、私の理想と擦る螺旋を持つ花は案外と少ない。
そう思いながら、庭にあるねじ花を吟味していたところ、写真を撮るにちょうどいいねじ花を見つけた。
間隔も螺旋の具居合いも大変よろしい。
だからしつこいまでにねじ花を推す。
朝顔とかルコウソウ、ふうせんかずらもいいけれど、つる性よりもルコウソウの可憐かつストイックなところがいい。
ああ、螺旋って、やっぱりたまりませんは。