rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2023年12月13日~14日 ふたご座流星群

2023-12-14 22:57:09 | 空・雲・星・太陽たち
とにかくたくさん流れて楽しい、ふたご座流星群の時期がやってきました。
しかし、月明かりのない好条件にもかかわらず、今年の極大期の14日~15日は、曇りと観測不能なコンディションと予報されていました。
そこで、極大期の前夜13日~14日にかけて夜空を仰ぎ見ることにしたのです。
例年より冷え込みは弱いもののさすがに冬なので、一回目の観測は13日の22時15分から35分間見ました。
放射点は、東から45度くらいの高さでしょうか、そこから2つ同時に東南東に流れていきました。
そして東北東に1つ、カシオペア座と北極星の間を時間差で2つ、東南東に間をおいて2つです。
そのうちに家人も合流してみていると、なんと南の空に東から西へとものすごく明るく太い光の帯を引いて流れ星が走りました。
かつてのしし座流星群を髣髴させるほどのものです。
何かこれで今回のふたご座流星群を回収しろといわんばかりのもので、家人と二人いいものを見たと歓喜しました。
けれど人は満足というものを知りません。
二匹目のドジョウを諦めきれないのです。
一度体を温めるために家の中に入り、23時50分から24時15分まで二回目の観測です。
そう幸運は続きません、家人は5つほど見ましたが、私はかすかに光る流れ星を4つ南東の空に見たころには、うっすらとした雲がかかり始め、肉眼で観測できる今回のふたご座流星群は閉幕となりました。

さて、諦めの悪い私は、このブログを書きながら、ハワイのマウナケアからライブで星空を映しているYouTubeを見ています。
広角の映像ですが、かなりの頻度で星が降っています。
火球と思しきものも数多流れています。
今夜晴れていたならばと、惜しい気持ちが波のように押し寄せています。
こうしている間も、ライブ映像から目を離さないのでした。

2023年10月22日 オリオン座流星群

2023-10-23 22:48:17 | 空・雲・星・太陽たち
オリオン座流星群が、極大期を迎えた22日の4時50分ごろ、天頂近くを南から北へかけて流れる星を2つ見ることができた。
15日の新月を迎えたあたりから、毎晩のように夜空を見ていた。
乾燥して澄んだ空気のおかげで星がことのほかよく見えて、流星群に関わらず楽しめる。
特に未明のころの東の空には、ひときわ明るく木星が輝いている。
朝の冷え込みを気にしないほど、うっとりと空を眺めてしまう。
そして今晩も、幾度となく空を仰ぎ見ては、星の瞬きに心奪われるのだ。


2023年9月29日 十五夜と満月、中秋の名月

2023-09-30 22:51:31 | 空・雲・星・太陽たち


2023年9月29日は、中秋の名月、十五夜でありそして満月だった。
今更ながら十五夜が必ずしも満月ではないと、はっきり意識した。
次に十五夜と満月が重なるのは、7年後の2030年という。
そのときも、多くの人々が、こうして月を眺めて秋を愉しめる世の中であって欲しいと願うのだった。

すぐ近くを通過する雨雲、そして虹

2023-08-17 23:04:52 | 空・雲・星・太陽たち


湿度が高く、息苦しいような蒸し暑い日。
雷鳴だけ聞こえても、近くを通過するだけの積乱雲。
程遠くないところでは、雨が降っているのだ。
それでも、盆入りのころからスコールのような雨が時々降り、植物たちはどうにか生き長らえることができた。
ふと東の空を窓越しで見ると、虹がかかっている。
すぐさまスマホを持って外へ駆け出す。
青空が広がりつつある中、虹がぐっとそそり立つ。
暑さで息も絶え絶えではあるけれど、割り込んでいた体力気力がややプラスに転じてきたことが、このささやかな行動につながっている。
余裕がなければ、身近にある素晴らしさに気がつけないし、それを受け取り行動に移せない。
自分に余裕があるかの目安として、「写真を撮る」「音楽を聴く」「LINEを送る」「ブログを書く」「夜空を眺める」などいくつかある。
余裕とは、感性が働くことともいえる。
まずは、体調を整えること。
バランスのよい食事、リセットに必要なだけの睡眠、適度な運動(あえて運動と思わず、同じ姿勢を続けないで、歩いたり体をねじったりするだけでもいい)を心がける。
絶対やらなければいけないというのは、かえってストレスとなり、できないときの罪悪感を増すのでよろしくない。
そして、少しでも自分を大切にできたなら、自分をほめる。
また、ちょっとでも楽しい、美しい、嬉しいと思われることをして、そう感じられたら素直に喜ぼう。
いま、どうにかその状態になれた自分がいる。
磐石なものとはいえないけれど、流れ星や虹を見られたことは、その脆さを補強してくれる幸運と捉えよう。
さあて、お盆休みも開けて、明日から仕事が始まる。




えっ?流れ星!

2023-08-15 23:34:02 | 空・雲・星・太陽たち
今夜の空には、雲がかかっていない。
ブルーベリーの仕分けのために、離れへ行く時に空を仰いだ。
「流れ星、見たいなぁ~」
雨のあとには蚊が猛烈に発生するから、ゆっくり空を見ることができずにすたすたと移動だ。
21時30分ごろに仕分けが終わり、空を仰ぎながら母屋へと向かいながら、また心の中でつぶやく。
「流れ星、見えたらな~」
ドアを閉めながらも諦め悪く南東の空に視線を送っていると、「スッ」っと黄色っぽい一筋の光が現れた。
そのときの驚きと嬉しさは、掛け値なく高純度の感動だった。
あまりにも嬉しくて、すぐさま家人に伝えずにはいられない。
これはたぶん、ペルセウス座流星群の名残ではなく、散在流星の一つだと思うけれど、ほんの数秒目を向けていただけで見られた流れ星に、どうして特別な思いれを持たずにいられようか。
だから、今夜は幸せな気分で眠りにつけること確実だ。