rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

粘土仮面 続々

2020-08-28 23:42:11 | 創作活動




ちょいキモい粘土仮面、また作ってみたよ。
遊び心は、いつでも全開。
いたずらだってまだまだしたいし、気持ちは相変わらずの5歳児ぶり。
何かにいつだって心を躍らせていたい、そんな表れの一端がこれなんだ。


日光白根山 追記 その2

2020-08-16 00:29:25 | 山歩き

2020年8月1日

さて、いよいよ登山開始、時刻は午前8時15分。
二荒山神社に登山の無事を祈願してから、動物保護のゲートを抜けて歩いていく。
整備されたなだらかな傾斜の道を進んでいくと、次第に鬱蒼とした何やら森の精霊でもいそうな様相になってきて、濃くて重い森林特有の空気と苔むした倒木など、じっくり堪能したい場所が続く。
避難小屋あたりから登山味がましてきて、日ごろの怠けきった体にはすでに疲労感が濃厚になり、音を上げそうになる。
それでも、歩みを進めるごとに植生の変化がみられることに、この先にある森林限界から先の世界を思うと、こまめに休息をはさんでは、上を目指していく。
だんだんと木が細くなってきたかと思っていると、突然のように石楠花の低木地帯に突入、すると一気に視界が開けてきた。
そのうちに高山植物の可憐な花たちがちらほら出迎えてくれて、歩き辛いガレ場に出ると、そこからはもう森林限界となって、世界が一変する。
また運のいいことに、雲が切れてきて、抜けるような青空が現れてきた。
なんという高揚感。
見渡せば、遠くの山々が姿が認められ、清々しい気分になる。
体はしんどいといいながら、白根山頂上を目指してもう一息。
山頂到着は11時、さすがに頂上標識のあるところは人で込み合っていたが、そこから五色沼を一望できるところへ移動して、昼の休憩をとった。
12時にそろそろ下山を考えて、動き出す。
山の天気は変わりやすい、そのころから雲が押し寄せてきて、あっという間に周りの峰を飲み込んでしまった。
そんななか、自分たちの1m先にイワヒバリがちょんちょんと警戒心なく飛び歩いている。
丸っぽいボディーがなんとも愛らしい鳥で、ヒバリの名を冠するとおり、その歌声もすばらしい。
この小さな吟遊詩人が登山を祝福してくれたのだろうと勝手に想像しながら、山を下りていく。
下山の後半は、持ちこたえ切れなかった雨粒が落ちてきたけれど、木々の葉でかなりさえぎられたので足元が滑ることはなく、無事二荒山神社へと帰還を報告できたのだ。

あれからもう半月が経つ。
日光白根山は、山の好さをすべて備えたすばらしい山なのではないかとの感想が増すばかり。
それは、もちろん初心者にとってだろうと思うが、自分には何度となく登ってみたい山だ。
余裕を持って楽しめるくらいに体力づくりをしなくてはならないのは必須であることは、いうまでもないけれども。



今日もいい感じ ペルセウス座流星群 2020年8月13日

2020-08-13 22:43:18 | 空・雲・星・太陽たち
今しがた、諦め切れないで東の空を眺めていた。
すると、今回のうちで一番キラッキラの流れ星を2つ見た。
空の状態も雲もかかっていなく、しかも月明かりもまだないかなり良好だ。
こんな感じだから、もちろん昨夜も空を見上げていた。
うす雲の隙間をついて、見られたのは20分間で2つ。
なんというか、執着というのは時には甘い果実を得られることもある。
ことこのような流星の観測には。
さて、またちょくちょく空を眺めるなくてはならない。

酷暑のペルセウス座流星群 2020年8月11日から12日にかけて

2020-08-12 22:18:05 | 空・雲・星・太陽たち
昨夜から今朝の明け方にかけて、ペルセウス座流星群の観測に勤しんだ。
勤しんだはかなり盛りすぎた表現、正しくは、運のよさを願いつつトータル1時間ほど家の中から空を見ていた。
本来の極大期は今日12日から13日にかけてなのだが、天気予報では曇りとなっていて、晴れる昨夜が勝負と踏んだのだ。
北東に位置するキッチンには、エアコンなどついていないので、網戸越しの観測。
家全体が熱を持ち、外からの風はほとんど期待できなくて、とにかく蒸し暑い。
最大の利点は、蚊に悩まされないこと。
どんなに粘って見ていても、20分あたりが限界、エアコンの効いた部屋に逃げ込み体温を下げなくてはならない。
月が昇り始めた23時過ぎ、東の割合低い位置に長い流星痕の流れ星を1つ、瞬間的に煌めくものを3つ見た。
次の日の仕事もあるからとひとまず就寝し、3時半過ぎに目覚めたとき再び観測する。
東の高い位置火星が赤く輝く近くから流星痕を持つもの1つ、煌きだけのもの2つを見たあたりで東の空が白み始め、諦めて二度寝をするよう空に促されたのだ。

もちろん、今は曇っていて星は見えない。
昨夜見られて本当によかった、また来年この流星群にあえることを願わずにはいられない。

日光白根山 追記 その1

2020-08-09 22:54:48 | 山歩き


2020年8月1日 土曜日、長い梅雨にうんざりしていながらも、一週間天気予報とにらめっこし、やっとついた登山指数Aに期待をかけて日光白根山登山に繰り出した。
まだ暗い4時に自宅を出発して、朝日が空を明るくしだしたころだ、サーモンピンクに染められた空に浮かぶブルーグレーの雲に大きな弧を描いて虹がかかっている。
なんと幸先のよいサイン、この登山が、天候に恵まれ安全に行えるだろうと、心強くなった。
日光白根山へ向かう間の天気は、比較的良好、風もなく中禅寺湖は水鏡のように平らで周囲の山々を映し出す。
しかし、金精峠のトンネルを抜けたら、世界ががらりと変わった。
霧雨が降っていたのだ。
そのときの同行者から、嘆息が漏れた。
もちろん諦めず丸沼高原のロープウェイ乗り場を目指す。
7時前なのに山の朝は早い、登山の支度をした人たちが、7時半から運行するロープウェイを待っている。
順番が来て小ぶりなゴンドラに乗ると、ゆっくりともやの立ち込める中に進み、私たちを標高2000mほどの位置にある山頂駅まで運ぶ。
そして、霧雨か、はたまた雲の中なのか、山頂駅いったいはしっとりと濡れていた。

さて、まだ登山が始まってはいないけれど、それはまたあとで。