rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ちょっとシュールでファンタジー

2023-10-30 22:26:34 | 散歩




土曜日の午後、家人と散歩に出かけた。
この日は、午前中に激しい雷雨があり、落雷はごめん被りたいけれど、雨が上がった後の大気はひんやりと澄んで光が輝いていた。
霞ヶ浦湖畔を散歩していると、船を係留するドックがあり、そこは完璧に凪いで水面は鏡のようになっていた。
めったにそのような場面に出会わないので、ドックの近くへ行って見た。
水面にぽっかり草が茂っている。
その形からすると、沈み加減の舟に何らかの条件がそろい草が生い茂ったのだろう。
ちょっとシュールな光景。
また鏡面効果で杭や他のボートの姿がくっきりと水面に伸び、水面と空の青が溶け合って、天地の区別が曖昧となり、幻想的でもある。
思いがけない不思議な美しさを見つけられて、とても心が満たされた日となった。

2023年10月22日 オリオン座流星群

2023-10-23 22:48:17 | 空・雲・星・太陽たち
オリオン座流星群が、極大期を迎えた22日の4時50分ごろ、天頂近くを南から北へかけて流れる星を2つ見ることができた。
15日の新月を迎えたあたりから、毎晩のように夜空を見ていた。
乾燥して澄んだ空気のおかげで星がことのほかよく見えて、流星群に関わらず楽しめる。
特に未明のころの東の空には、ひときわ明るく木星が輝いている。
朝の冷え込みを気にしないほど、うっとりと空を眺めてしまう。
そして今晩も、幾度となく空を仰ぎ見ては、星の瞬きに心奪われるのだ。


余白もまた好きかな

2023-10-20 22:07:13 | 創作活動


ボールペンで思いついたときに描けるのがいい。
今まで余白なしに描いていたけれど、必要な余白は、余白であって余白でない。
「抜け」があってこその「密」なのだ。
たしかに、木々の様子を見ていると、密すぎる夏よりも、ある程度疎である春や秋のほうが、枝ぶり、幹からの線の流れが見えて美しい。
何もないように思える余白は、実のところとても豊かなのだとあらためて感じたのであった。

軽やかな秋

2023-10-08 23:04:01 | 散歩




昨日は、とても気分のいい爽やかな秋の一日だった。
自己研鑽の研修に行くため車を走らせているときは、車のエンジンがとてもよく回って走りがスムーズで、運転があまり好きではない私だが、楽しみつつも安全運転ができた。
研修会場に到着すると、どうしたことか駐車場が満車で、少し離れたところに車を停めなくてはならなかった。
けれど、空は澄んで青く、風は心地よく吹いている絶好の散歩日和だから、かえって好都合と思えた。
会場までの徒歩10分程度を満喫しつつ歩き、写真も撮った。
研修が終わるころには、夕日がかっているだろうと思い、そのときの光も愉しめるだろうと嬉しくなった。
予想通り、研修が終わり外に出てみるとやや光が黄みがかってる。
できるならば、ゆっくりと光の移り変わりを待ちたかったけれど、明るいうちに帰途につきたいので足掻いた写真が最後のものだ。
このような美しい秋の日を感じられて、とても幸せな気持ちになれたひと時だった。