rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

クリスマスに最適化?

2023-12-25 20:10:58 | 創作活動


いかにも落書きといった感じではあるけれど、こんなのを描いてみた。
駄洒落でリラックスしてもらえたなら、それは最高。
みんなの幸せを願って。


2023年12月13日~14日 ふたご座流星群

2023-12-14 22:57:09 | 空・雲・星・太陽たち
とにかくたくさん流れて楽しい、ふたご座流星群の時期がやってきました。
しかし、月明かりのない好条件にもかかわらず、今年の極大期の14日~15日は、曇りと観測不能なコンディションと予報されていました。
そこで、極大期の前夜13日~14日にかけて夜空を仰ぎ見ることにしたのです。
例年より冷え込みは弱いもののさすがに冬なので、一回目の観測は13日の22時15分から35分間見ました。
放射点は、東から45度くらいの高さでしょうか、そこから2つ同時に東南東に流れていきました。
そして東北東に1つ、カシオペア座と北極星の間を時間差で2つ、東南東に間をおいて2つです。
そのうちに家人も合流してみていると、なんと南の空に東から西へとものすごく明るく太い光の帯を引いて流れ星が走りました。
かつてのしし座流星群を髣髴させるほどのものです。
何かこれで今回のふたご座流星群を回収しろといわんばかりのもので、家人と二人いいものを見たと歓喜しました。
けれど人は満足というものを知りません。
二匹目のドジョウを諦めきれないのです。
一度体を温めるために家の中に入り、23時50分から24時15分まで二回目の観測です。
そう幸運は続きません、家人は5つほど見ましたが、私はかすかに光る流れ星を4つ南東の空に見たころには、うっすらとした雲がかかり始め、肉眼で観測できる今回のふたご座流星群は閉幕となりました。

さて、諦めの悪い私は、このブログを書きながら、ハワイのマウナケアからライブで星空を映しているYouTubeを見ています。
広角の映像ですが、かなりの頻度で星が降っています。
火球と思しきものも数多流れています。
今夜晴れていたならばと、惜しい気持ちが波のように押し寄せています。
こうしている間も、ライブ映像から目を離さないのでした。

メロウでエモくチルな風景

2023-12-10 22:56:39 | 散歩






人によって、心に響くポイントは様々。
私にとってこのメロウなトーンの景色は、感受性を直に刺激してくる。
そして、心がゆったりとくつろぐのだ。
エモくてチルな感じ。
今日の日没前後の、トワイライトと表現されるころの風景の色合いも同様に。
しかし、これを目にできるのは、人工の光が席巻していない場合に限るだろう。
人工の光は、安心して暮らすのにとても必要だが、控えめな光の美しさを掠めてしまう。
より刺激のあるものに注意を向かされてしまうのは致し方がないにしても、目が眩んで大切なものを見落としてしまう反面もある。
私は、そんな控えめな美しさを愛でる心を大切にしていきたい。

国吉康雄展 不安と孤独

2023-12-01 23:14:57 | 展覧会など

安眠を妨げる夢

イチョウの黄葉も終わりそうな抜けるような青空の日、茨城県立近代美術館で開催されている「国吉康雄展」に行ってきた。
国吉の代表作がほぼ集まった、見応えのある展覧会だ。
中期までの茶系を多用したアンニュイな表情の女性やプリミティブな雰囲気の風景から、後期の鮮やかな色調で不気味で幻想的な作品へと、画家の変遷を辿れる。
二つの世界大戦をアメリカで過ごし、様々な経験から紡ぎだされたこれらの作品には、人物を描きながらも人間嫌いではないかと思わせるものが漂いだしている。
そう思ってしまうのは、私が勝手にうがった見方をしているにしても、人が登場しない作品のほうに、強い集中力を感じるからだ。
しかし、平日だったためもあって、人の気配に乱されずじっくりと作品と向き合うことができ、贅沢な時間を過ごせた。
地方の美術館ならではのゆとりだろう。
実にありがたい。


ミスターエース