rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

見事な晴天 宝篋山

2021-11-11 21:56:50 | 山歩き




木苺の仲間なのだろうか、調べてみると、「ホウロクイチゴ 焙烙苺」または「フユイチゴ 冬苺」のようだ。
どうやら食べられるらしいのだが、よく知らない植物は毒があるかもしれないのでそのときは試さなかった。



今日はとてもよく晴れて、なんと霞ヶ浦から真っ白な雪をいただいた富士山が、真っ青な空に浮かぶような姿で見ることが出来た。
もちろん、宝篋山からも見えたけれどそれは途中までで、山頂に着いたお昼ごろには空気が霞んで見えなくなっていた。
まだ紅葉には早い感じだが、先日の嵐でかなり葉が落ちたようだった。










真夏日的な10月登山 宝篋山

2021-10-06 19:36:07 | 山歩き

宝篋山 小田休憩所方面より

とにかく晴れて暑かった10月5日、かねてより行きたかった宝篋山登山をした。
3年前、つくばの観光案内を手にしたとき、この宝篋山がハイキングに適しているという内容を目にしていた。
知人たちにこれを尋ねたら、最近登山ルートが整備され、とても快適に歩けるという話をもらった。
なるほど、駐車場に困りそうもない。
山の高さは461mと低山だが、もともと標高の低い平地からでは、ほぼほぼ登るということだ。
体力に自信のない者にはありがたい条件、ぜひとも登ってみたいものだと家人と話しながら、月日は流れていた。
さて、いくつかルートがあるうちで、欲張り者は変化に富む極楽寺コースを行くことにした。
小田休憩所の駐車場を利用で、案内板も設置されて、快適に登山を楽しめる気遣いがなされている。
まだ刈り入れが済んでいない田んぼは黄金色に輝いて、山の前景を彩り、空の青との対比でいっそう景色が鮮やかだ。
一歩進むごとに楽しさが増して、道の脇には山からの水を流す水路もあって、この先の景色のバリエーションを垣間見せてくれていた。
いのししによる食害を防ぐための電流を流した防護柵にうっかり触れないよう気をつけながら歩き、山登山道の入り口にあるゲートから、いざ登山の開始。
もうすでに沢のせせらぎをすぐ脇で聞きながら歩いていく。
どうしてこうも水の流れは、心を楽しませるのか。
いくつもある小さな滝が、見た目と音に変化を与え、片時も登山者をあきさせない。
そのうち高度が上がると、沢とも別れてしまうが、椿や辛夷の林など、植生の変化がありこれも楽しい。
そのうちに頂上へ到着するが、そこには電波塔が建っていて、それが少し残念といえよう。
けれども、平野にある山頂からの眺めはかなり気分がいい。
今回は少し霞んでいたけれど、空気が澄んだときには富士山もくっきりと見えるという。
花をつける木々もあることなので、四季を通じて楽しめるとても素晴らしい山なのだと思う。
また来月には訪れる予定だから、またここに報告しよう。


白滝






宝篋山山頂 浅間神社


山頂より東側遠望




慈悲の滝


ススキといわし雲


新緑を愛でる

2021-04-10 22:53:37 | 山歩き




とてもきらきらした光が満ちる、よく晴れた一日、新緑を愛でに出かける。
特別にどこと目指さなくても、そこここにあふれる木々の色彩豊かな芽吹きに目が喜び、心が愛でいっぱいになる。
何もかもとにかく愛おしい。
この生命の息吹に感化されるのだろうか。
新緑が楽しめるのは二週間程度、あっという間に葉が生い茂って、あれほど木の種類によって新芽の色に違いがあったのにその差を認められなくなっていく。
さあ、出かけて命の輝きを受け取ろうではないか。






ミツマタ群生地

2021-03-16 22:47:58 | 山歩き




今日は、栃木県茂木市にあるミツマタの群生地へ行ってきた。
晴れて暖かいが、この地は梅の花が終盤を迎えていた。
ミツマタの群生地は、里山の美しい景色をずっと進んだ奥にある。
一番奥にある駐車場のひとつ手前に車を止めて、杉木立に囲まれた道を歩いていく。
道の片側には沢があり、清らかで冷たい水がさらさらと流れる。
山の谷間には、この沢に流れ込む細い支流が所々にあるのもまたいい。
水のせせらぎを聞きながら心地よく歩いていくと、お目当てのミツマタの群生するところに着いた。
平日の午前中、そんなに訪問者は多くなく、皆写真を撮ったりゆっくりとミツマタの可憐な花を愛でている。
マスク越しにようやく香るミツマタの梅の香に似た上品なほの甘い匂いが、心を潤す。
パンフレットに、「妖精の森」と謳われていたのがうなずける。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」にある、エルフの森のようでもある。
このような美しい場所は、きちんと保全し、大切に守り継がなければならないのはいうまでもないけれど、この地域の人々の決め細やかな手入れの行き届いた里山を見ると、心配いらないようだ。
長年培われてきた美意識と、土地を大切に守ろうとする気概があるのだろう。
ミツマタ群生地と近隣の里山が、また訪れてみたいと思った場所になった。












雨巻山ハイキング

2020-10-04 22:42:32 | 山歩き








標高533mの栃木県にある雨巻山へ、ハイキングに行ってきた。
曇りで、気温は23度、ほぼ無風、なかなかいいハイキング日和。
大川戸の駐車場を出発して、三登谷山から尾根を伝って雨巻山山頂へ行き、峠コースを降りてもとの場所へという行程だ。
ブナやナラの植生が、軽やかさを演出し、ハイキングにはとてもいい。
これからの紅葉もすばらしいだろうが、自分としては冬枯れの木立と凛とした空気、または柔らかな新緑のころに訪れてみたい場所だ。
鈍って老いた体には、楽勝コースでないけれど、のんびり約4時間でまわれるのはありがたい。
しかし、家人を誘ったならどうななのか、そこはちょっと自信が持てないかな。
ともあれ、歩くというのは心身にとてもよろしいようだ。