rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

お出かけ日和ですが、鹿島神宮

2019-02-24 22:21:00 | 旅行
小さい人の用事に付き合いながら、鹿島神宮へ。
晴れて穏やか、お出かけ日和もあってか、参拝する人が多いのには驚いた。
特に奥の宮の前は、20mくらいの人の列が絶え間なく続き、この奥にある要石へもひっきりなしに人が訪れていた。
数年前は、これほどの賑わいはなかったような記憶だが、御朱印ブームとパワースポットをとりあげたメディア効果で、再認されたためと思われる。
古来より、人の信仰を集めた場には、人を畏怖させる雰囲気がある反面、惹き付ける強い力がある。
昔より大切に守られてきた木々が生い茂る境内を歩いていると、しっとりとした生命力をたっぷりと含んだ空気が、羊水のように人を包み込む。
重いような、纏わりつくような、なんともいえない感覚だが、確実に損なわれた部分を修復しているともいえるだろう。
参道を歩いていると、古参の椎の木にカメラを向けている人の姿を幾度も目にした。
きっと、木から放たれる生命の根源の様な気に、反応しているのではないかと思えた。
このところ自分の中に溜まっていた澱んだ滓のような物が、おかげさまで浄化され、身が軽くなった気がしている。
また、そう遠くない日に、ここに参拝しに来たいものだ。


衝撃、樹の色が変!

2019-02-20 22:42:51 | つぶやき&ぼやき
最近、余裕なさ過ぎて、まったく景色が入ってこなかった。
それが今日、早番の仕事を終えて図書館へ向かう道すがら、視界に入る景色の色に激しく違和感を覚えた。
樹木が茶色く、なにやらぼってりと重そうだ。
これは杉、檜の花芽ではないか。
もう、ただただ恐怖。
花粉予報では聞いていたものの、目の当たりにすると困惑を飛び越えて、怒りすらこみ上げてくる。
杉や檜が、人間に悪意を持って攻撃してくるのではないと分かってはいる。
時代の流れで建築資材として大量に植林され、成長したものの、その使命を果たせずにいる壮年期の木々なだけなのだ。
もはぼはと花粉を飛散させるのだって、生命の生存戦略なのだし、仕方がない。
なんというか、問題は一つだけではなくて、複合多重に絡まりあってこの憂うべき状況に至っている。
だから、手を尽くしてこの時期を乗り切っていこう。
しんどいけれどね。

清々しく煌く朝の風景

2019-02-01 22:53:45 | 空・雲・星・太陽たち


昨夜降っていた雨は、深夜前には雪へと変わり、朝の景色を変貌させていた。
清々しく煌いている世界に、思わずカメラを手に外へと飛び出す。
こんなこと、いつ以来だろう。
庭のあちこち駆け回り、シャッターを切る。
家人がうれしそうに、「楽しいの?」と聞いてきた。
ぐるりとあたりをめぐっていたら、なんと小さい人も写真を撮っていた。
DNAのなせる業か。
何かにときめき、心躍らせるということは、なんとも素敵だ。
今日一日を過ごして、疲労感に襲われなかったのは、この雪景色の美しさに救われたからなのだと思っている。