rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

茨城の厳島神社、どうも呼ばれたらしい

2021-10-23 23:25:46 | ドライブ&写真


以前の仕事で地域の施設を調べていたときに偶然見つけた、ちょっと変わった配置図の神社が、この厳島神社だ。
しかも、神社名も厳島とは、確かに水に囲まれた社殿であっても気になり、一度は訪れてみたいと思っていた。
大体このあたりは平坦な地域で、神社の表参道は国道51号線かに面していて分かりやすいけれど、道路からはどこに社殿があるのかうかがい知れない。
それに、駐車スペースも見当たらなく、場所を確認してもなかなか立ち寄ることが出来ないで居た。
それが今日、知人の絵の展覧会に行った帰り道、私は助手席でうとうとまどろんでいた。
ところが、神社のすぐ近くになったとき、ふわっと目が覚めて、「この近くに行ってみたい神社がある」と家人に声をかけた。
そして、左折する場所を示し進むと、すぐに鳥居が見えてきた。
そこは裏参道入り口で、そこから細い道を下っていくと、駐車スペースがあり、奥には神社の社殿が見えた。
なんとも妙な感覚、もしかして呼ばれたの?と思ってしまう。
車を降りて歩いていくと、手前にも小さな池があり、緋鯉が泳いでいた。
もちろん、社殿のある池にも緋鯉たちが居る。
社殿の右には道が伸び、階段が続いていて、どうやらこれが表参道からのルートなのだ。
さて、どうやらこの神社はかなり古くに安芸の宮島から分社されたらしく、平氏に縁がありそうだ。
今ある社殿は、江戸中期に建てられたものらしく、彫り物がかなりよく出来ていた。
きっと地域の方々が大切に守り続けてきたのだろうと、察せられた。
また、訪れてみたい神社である。
そのときは、また呼ばれるかもしれないけれど。








なにと戦っているんだ!と、セルフツッコミ

2021-10-21 22:57:27 | 漫画やアニメ
寒い。
何の心構えもなく、10月らしさという観念から抜け出せないままに、寒くなった。
百歩譲ってヒートテックを着用しても、ウールのニットには踏み出せない。
エアコンを暖房に切り替えるのも、ましてやコタツを設置するのも早い気がしている。
でも、明日の最高気温予想が14度、11月中旬並みとあっては、暖房に切り替えし、フリースを羽織るようにしないと、それこそ変なこだわりや融通のきかなさでもって、体調を崩したら本末転倒になるだろう。
しかし、服で調整するのはなんら経済的打撃はないけれど、エアコンやコタツなどの電気をエネルギーとするものは、無傷ではすまない。
賃金上昇をはるかに上回って、光熱費や食費が上がってきている。
体感的に1割ではきかない差があるようだ。
巷を見ると、軽自動車の割合が増え、車格が中クラスは激減し、やたらと高級国産車に外車が目立つ。
二極化がはっきり分かるまでとなり、概ね貧しくなっているということだ。
「何をもって足るか」と考えれば、ひとまず安全に暮らせ、空腹を抱えなくてもいいように食べられ、ささやかな楽しみを持てるくらいの余裕をもてるくらいの経済力を確保できる職業に付けることか。
子供の立場ならば、生活に追われてぎすぎすと余裕無い保護者ではなく、愛情をかけてもらえるくらいの安心できる環境であることか。
欲を出せばきりがなく、高すぎる設定は身を苛む。
人の世は、どうやっても歪にしかならないだろうけれど、昨今は特に歪んでいるようだ。
そんな憂いをしてみても、差し当たって凍えないくらいの冬を過ごし、気兼ねなく温かいお風呂に毎日入りたいものだ。

ハンターズムーンとオリオン座流星群 2021年10月20日

2021-10-20 23:02:20 | 空・雲・星・太陽たち
今夜は満月、英語圏では10月の満月をハンターズムーンと呼ぶらしい。
この〇〇ムーンという呼び名は、この数年ニュースなどで扱われていて、ハンターズムーンというのは今回が初めて知った。
昨夜の雨で空気が澄んでいるから、この満月を見ようと空を仰ぎ見る人も多いだろう。
また、明日ではあるが、オリオン座流星群が流れてきている。
お手軽に星空観測が出来るサイト、マウナケア天文台のライブカメラを見ていると、時々シュッシュッと星が流れる。
10分ほど前、期待を抱きながら外へ出てみた。
玄関のドアを開けると、外は月明かりに照らされて明るく、月影が出来ていた。
防寒対策をしていないと、寒くてゆっくり見ていられない。
それよりなにより、猛烈な睡魔でふたた日気を取り直せるか難しいところだ。



まだ夏物しまってなかったのに!

2021-10-17 20:49:40 | つぶやき&ぼやき


ふお~、火が燃えているストーブの画像で、心なしか温まってくる~
と、思いたくなるほどの気温の急降下、窓には結露と、先週は冷房入れていたような、なんとも激しい変動だ。
衣類もまったくの夏仕様で、週明けから最高気温が20度前後に備えて、服の入れ替えをした。
肌の温感では捉えていても、頭のほうで次は秋と思っているから、秋物をどうしても入れたくなる。
夏の次は冬と思いたくない抵抗かもしれないけれど。
こうしている間にも、指先は冷たく、体全体に力が入って寒さに対抗している。
妙な意地を張って、まだ暖房を付けるのは、いけない気もするし。
だから、ちょっと熱めのお風呂にゆっくり浸かろう。
北海道では、初雪にしては結構な積雪があったとか。
体調崩さないよう、気をつけていこう。

チャーミングなウッチェロ

2021-10-16 21:13:16 | アート

Adoration of the Christ Child with Saint Jerome, Saint Mary Magdalene and Saint Eustace

パオロ・ウッチェロは、15世紀イタリアのルネサンス初期の画家で、遠近法を純粋に楽しみ駆使した絵が特徴的だ。
どの絵もどこかしら不思議な空間感と可愛らしさがあって、見飽きない。
特にこの下の「森の狩猟」は、彼の代表作に挙げられるだろう。
深く暗い森の手前で狩猟に耽る人や犬が、小気味よく奥に向かう集中線の上で跳ね回る。
深い緑、白、朱色の3つの色の配置や対比が、その効果をいっそう引き立てている。
十分に練られた画面の構成という磐石な土台が、安心して見るものの心を遊ばせているのだ。
子供のころ、ちょっとおもちゃの国を感じさせる画面に、「これが大人の描いた絵なのだろうか?」と戸惑いを感じたものだった。
けれど、今ではそのギャップがさらにこの作家を特異なものにしているのだと、羨ましく思える。
絵も音楽も文学も、向き合う年齢によって見え方感じ方が変わるもの、どんなときも偏見を持たず、更な姿勢で対峙したいものだ。


Hunt in the forest