rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

メロウでエモくチルな風景

2023-12-10 22:56:39 | 散歩






人によって、心に響くポイントは様々。
私にとってこのメロウなトーンの景色は、感受性を直に刺激してくる。
そして、心がゆったりとくつろぐのだ。
エモくてチルな感じ。
今日の日没前後の、トワイライトと表現されるころの風景の色合いも同様に。
しかし、これを目にできるのは、人工の光が席巻していない場合に限るだろう。
人工の光は、安心して暮らすのにとても必要だが、控えめな光の美しさを掠めてしまう。
より刺激のあるものに注意を向かされてしまうのは致し方がないにしても、目が眩んで大切なものを見落としてしまう反面もある。
私は、そんな控えめな美しさを愛でる心を大切にしていきたい。

11月の夏日

2023-11-03 22:26:50 | 散歩


もう少しで立冬だというのに、夏日が続く。
空にはうっすらベールがかかっているようで、それは黄砂の影響もあるかもしれない。
日ごろの運動不足を軽減するために、散歩に出かけた。
湖畔のサイクリングロードは、祭日もあいまって自転車を乗る人の姿が多い。
風はなく陽射しが降り注ぐので、20分ほど歩くと額に汗が流れるほどだ。
目に入る景色を構成するのは、青と黄色で占められて、大画面の抽象画の世界にいるようだった。
水辺で釣りを愉しむ人、公園で走る子供たちの姿が、その抽象画の世界に精気を盛り込み、ほのぼのとした休日感をあたえてくれていた。






ちょっとシュールでファンタジー

2023-10-30 22:26:34 | 散歩




土曜日の午後、家人と散歩に出かけた。
この日は、午前中に激しい雷雨があり、落雷はごめん被りたいけれど、雨が上がった後の大気はひんやりと澄んで光が輝いていた。
霞ヶ浦湖畔を散歩していると、船を係留するドックがあり、そこは完璧に凪いで水面は鏡のようになっていた。
めったにそのような場面に出会わないので、ドックの近くへ行って見た。
水面にぽっかり草が茂っている。
その形からすると、沈み加減の舟に何らかの条件がそろい草が生い茂ったのだろう。
ちょっとシュールな光景。
また鏡面効果で杭や他のボートの姿がくっきりと水面に伸び、水面と空の青が溶け合って、天地の区別が曖昧となり、幻想的でもある。
思いがけない不思議な美しさを見つけられて、とても心が満たされた日となった。

軽やかな秋

2023-10-08 23:04:01 | 散歩




昨日は、とても気分のいい爽やかな秋の一日だった。
自己研鑽の研修に行くため車を走らせているときは、車のエンジンがとてもよく回って走りがスムーズで、運転があまり好きではない私だが、楽しみつつも安全運転ができた。
研修会場に到着すると、どうしたことか駐車場が満車で、少し離れたところに車を停めなくてはならなかった。
けれど、空は澄んで青く、風は心地よく吹いている絶好の散歩日和だから、かえって好都合と思えた。
会場までの徒歩10分程度を満喫しつつ歩き、写真も撮った。
研修が終わるころには、夕日がかっているだろうと思い、そのときの光も愉しめるだろうと嬉しくなった。
予想通り、研修が終わり外に出てみるとやや光が黄みがかってる。
できるならば、ゆっくりと光の移り変わりを待ちたかったけれど、明るいうちに帰途につきたいので足掻いた写真が最後のものだ。
このような美しい秋の日を感じられて、とても幸せな気持ちになれたひと時だった。