rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

夕方ドライブ 7月4日

2023-07-08 23:05:09 | ドライブ&写真






仕事から帰宅してすぐに、家人がドライブに行こうという。
それはいい提案で、時には日常のルーティンを崩すことは、心のリセットにつながる。
かといって、どこか遠くまで出かけるというわけではない。
人のいない、ここが大事、広々と視界の開けたところに行って、風を感じながら遠くを見渡す。
そこで、しばしば訪れている、霞ヶ浦湖畔の公園へ車を走らせる。
まさしくこの日は、人が居らず、ちょっと肌寒く感じるくらいの風が吹いていた。
空には、様々な形の雲が舞い踊っていた。
両手を空に向けてぐんと高く伸ばし、大きく深呼吸する。
イメージとしては、ドラゴンボールでの元気玉をつくる、もしくは風の精霊を呼び出す感じ。
そうしながら目に映る空の色と雲の姿が、あまりにも私の心を洗い流してくれたので、画像として記録した。
夕方ドライブは、日常に素敵なアクセントを付けてくれる魔法のアイテムとなりそうだ。

雨だから地底世界へ行ってみた その2

2023-06-16 23:34:39 | ドライブ&写真


大谷資料館の地底世界の続編。
ライトアップも工夫されていて、神秘的な空間が演出されている。
所々にオブジェを置いてあるのもアクセントになっている。
洞窟好きならば、地底湖は高ポイントなアイテムだが、それに見合った水が溜まっている場所がある。
もちろん、そのよさを表すべくオブジェと光の演出が控えめに成されていて、地下空間の静けさを上手に伝えていた。
石の地下空間の温度は寒いくらいの9度で、じっくり堪能するには防寒を考えていくのがおすすめ。
ひんやりと薄暗い石の巨大空間はなんとも心地よく、住み着いてしまいたくなる。
何度でもこの空間に来たくなる、私にとって魅力的な場所のひとつといえよう。










雨だから地底世界に行ってみた その1

2023-06-11 23:31:02 | ドライブ&写真

龍門の滝

那須烏山市にある龍門の滝は、烏山線滝駅の近くを流れる江川が横幅65m高さ20mの落差がある名瀑。
先週からの雨の影響で水量が多く、水煙を盛大に立てていた。
この近くにあるどうくつ酒蔵は、第二次大戦中に軍事工場とするために岩山をくりぬいてできた洞穴を利用する日本酒の熟成所としてあり、岩好きな私にとって大変魅力的なところだった。
もちろん、そこで熟成されているものも大いに関心があるのは言うまでもない。


大谷資料館

これで二度目の大谷石採掘場あとの地底世界。
今回は、場内に靄が立ち込めていないクリアな世界を楽しめた。
とにかく無性に岩肌に魅かれる性分なもので、ひんやりとした巨大な石の空間は、私にとって神殿とも言って過言ではない。
ゆえに、ヨーロッパの教会、特にロマネスク様式の素朴な石そのものの空間と同義的に感じている。
この石の空間をいろいろな色の光で演出してあったが、私としては断然白色電球色、もしくはオレンジがかった色が好ましい。
できることなら、ここに住み着きたいとまで思えてしまうくらい、私の好きな空間といえよう。








いずらつらつら、つらつら五浦

2023-06-04 21:17:47 | ドライブ&写真

天心邸

澄んだ光に満ちた岡倉天心の桃源郷、五浦の地。
岸壁に打ち寄せる波の音がして、太平洋を見渡せる眺望。
ボストンと五浦を半年後とに往復する晩年の10年間、天心にとって心の支えとなったであろうこの場所は、首都から遠く離れていることに何かしらの意図を感じさせる。
彼の心は、ただひたすらに自由であろうとし、理想を追い求めたいという決意があったのだろうか。
私は勝手に、私利私欲を凌駕した彼の高邁な思想の一つの表れとこの地を思うのである。








六角堂近くより臨むウミウ