rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

回鍋肉(ホイコーロー)、今度こそレシピ

2011-04-10 00:56:21 | 食べ物たち
先のブログは、横道にそれすぎて、今新たにレシピを書いてみる。

【回鍋肉】    6人分
〈材料〉  豚のロース切り落とし     300グラムを軽く塩コショウで下味つける
キャベツ            4枚の芯を切り取り、4センチ角位のザク切り
      カラーピーマン(赤・黄)    小各一個の種を取り1センチ幅の短冊切り
      緑ピーマン            中2個の種を取り1センチ幅の短冊切り
      タマネギ             中1個を1センチ幅に切る
      ニンニク             1片を粗みじん切り
      ショウガ             ニンニクと同じくらいの大きさを千切り
      [合わせ調味料]テンメンジャン          大さじ2
                味覇(ウェイパー)        小さじ3
                豆板醤              小さじ1
                お湯                大さじ2
      サラダ油・コショウ・紹興酒・水溶き片栗粉

〈作り方〉 ショウガ・ニンニクをサラダ油で香りだしし、豚肉を入れて色が変わるくらいに火を通す。この時に      紹興酒を少し振り入れると風味が増す。
      たまねぎ→キャベツ→カラーピーマンの順に、材料に油をなじませるように強火で炒める。
      [合わせ調味料]を入れて混ぜ合わせながら手早に加熱し、水溶き片栗粉でとろみをつけ、さっと      炒め合わせれば、出来上がり。
      ※下ごしらえに、湯通しできれば、さらによい。
        1.5リットルの熱湯に塩小さじ1・サラダ油大さじ1を入れる。
        野菜→肉の順に、1種類ごとにさっと湯通しをして、材料に均一に火を通す。
        フライパン(中華鍋)にサラダ油・ニンニク・ショウガを入れて加熱し香りを出す。
        あとは、肉→野菜を入れて、油をまわし、調味して出来上がり。

一手間かければ、なおのことよいが、そうしなくても美味しくできる回鍋肉。
濃い味なので、おかずに喜ばれる。
彩りもきれいなので、見た目も食欲をそそるのでは・・・



回鍋肉(ホイコーロー)で、お祝い

2011-04-10 00:13:35 | 食べ物たち


誕生の祝いをしながら、みんなで回鍋肉を食べた。
回鍋肉に、そんな意味合いがあるわけではなく、買い置きの食材で野菜たっぷりで元気の出る料理を考えていたら、それになっただけ。
カラーピーマンで彩をよくしたなら、見た目にも美味しそうで、祝いの食卓に相応しくなった。

家人が、子供たちの誕生日になると、いつもこう言ってくれる。
「子供が、無事生まれた記念すべき日。それと、母親にとって、とても大変だった日。」
初めて、この言葉を言われたとき、正直驚いた。
誕生日といえば、生まれた人だけが祝福を受けるものだと思い込んでいた。
しかし、出産とは、母子共に生死の分かれ目に立つ、とても危ういことである事実を、人は忘れがちなのだ。
医療の発達していない時代、現在でも医療が行き渡っていない地域において、妊娠・出産で、命を落とす母子が数多いる。
また、今では、人の体の変化によって(化学物質や便利になった生活環境で、脆弱になってきている)、妊娠・出産が難なく経験できる人が、少なくなってきていると思われる。
実際に経験した女性ですら認識薄いこの両面を、男性である家人からあらためて聞かされるとは、思いもしなかったのだ。
どうして、家人は、その思いを持つに至ったのか。
それは、家人の近親者に出産で大変な経験をされた人がいることと、配偶者の身にも程度は軽いが妊娠・出産がスムーズに行かなかったことで、人の誕生にかかわる危機を意識したのだろう。
この意識が、男女に行き渡れば、子供を授かり生まれてくるまでには、いくつもの命の危機があり、無事出産を経て子供が生まれ出た幸運をありがたく思い、命とお互いを尊ぶ気持ちを強くするのではないだろうか。

今日の回鍋肉は、とても上出来だった。
6人分くらいを作ったが、4人できれいに全部食べきった。
家族で食卓を囲み、同じものを分け合って楽しく食べる、これも奇跡的幸運。
相変わらず頻繁に起こる余震に、こうして家族みんなが元気にいられる幸せを、当たり前のことではないと、欲深い心を戒めている。

お手軽回鍋肉レシピは、次に記そう。