お役所は何もできない!
以下、「地域再生プランナー『久繁哲之介の地域力向上塾』」から転載。
『まちづくりのゴールは、お上に認めてもらうことではない
sakaeさんから当ブログへコメントを頂きました。彼女の言葉は示唆に富むうえ、私の心を強烈に揺さぶった。すぐにそして全文を紹介したくなった。少し長く誤字もあるけど、そのまま引用します。
はじめまして。ネットで紹介されていてので、読ませていただきました。 とても興味深く参考になりました。私は東京都下の駅前商店会に属しており、「中心市街地活性化」の委員でもあります。ここでも、
先生の書いておられるとおりのことが、商工会議所と商店会で進められています。
「中心市街地活性化」の成功事例があげられ、それが本当に正しいのかどうかの判断もつかないまま、「早く出さないと認定されなくなる」というコンサル(先生のおっしゃる土建工学者=横浜の設計事務所の方で全国の中活をやっておられるかたでしたが)の掛け声の下、走り出している感があります。
はじまってから約2年がたちましたが、この2年で政権も変り、状況も変る中で私自身もどうすればいいのかが見えずにいます。当初30名近くいた出席者も、今では20名を欠くようになりました。
来年には申請を行い、認定されるかどうかが決まります。認定はさておいて、先生のおっしゃるような市民目線のまちづくりを考えて行きたいと思いました。
私は40代の女性で、まちづくりに関わりだしたのも中活の委員になってからでした。もちろん女性は私一人ですし、出席している方もほとんどが商店会の会長、副会長という方で、考え方の違いに戸惑ったこともままありました。そして、政策やイベント等を検討するにあたり、見る方がなんと思うか、どのように感じるか」という観点がないことを疑問に感じていました。
なので、この本を読ませていただいて、同じように考えていらっしゃる方がいることが、とてもうれしく、心強く感じました。 他にもいろいろ感じたことが数多くありました。また機会を見てメールさせていたいと思います。 先生も様々な軋轢の中で大変かと思いますが、応援させていただきますので、がんばってください。私は自分の場所でがんばりたいと思います。
こういう地域再生の現場&声を、私はこれまでに幾つも見聞している。共通する最大の「間違い・錯覚」を一言で要約すると、
自治体もコンサルも、お上ばかり見て、市民を蔑ろにしている。その結果、まちづくりの目的・ゴールが「お上に認めてもらう」ことにあると錯覚している。
自治体や土建屋のこうした錯覚が、いかに地域を衰退させ、市民を不幸にしているか。錯覚している当事者達は知らないし、知ろうともしていない。その結果、地域や市民を想う気持ちの強い市民ほど悶々と悩み、その悲鳴が私に届く。
「先生も様々な軋轢の中で大変かと思います」と言ってくれるsakaeさんの言葉(特に助詞の「も」)から、彼女の悩みがひしひしと伝わってくる。そんな繊細で優しい彼女は、先生(私)の軋轢を心配してくれている。ありがとう。でも、彼女の言う「私の軋轢」って何だろう?
『地域再生の罠』の評判をネットで知った彼女が心配してくれる「私の軋轢」は
ネット上に答えがあると思い、エゴサーチを試みた。
(語注:エゴサーチ (egosearching) とはグーグルなど検索サイトで、自分の名を検索して自分の世間における評価を確認すること)
グーグルで久繁哲之介をサーチすると、99,400件ヒットした。なんと2番目に、私を誹謗中傷するサイトが表示された。サイトの主は、土建工学な街造り専門出版社。全4回にわたり私への誹謗中傷キャンペーンを展開していた。どんな論理展開か期待して読んでみると、卑怯で酷く幼稚。例えば、
①ぱてぃお大門が狙いを外し、久繁さんが言うように閑古鳥が鳴き、危機に瀕しているのかどうか
僕は知らない。ただ、xxではないと思う
②岐阜の事情は全く知らないので、是非の判断は保留したい。
ただ、xxを忘れてもらっては困る
何も「知らない」方が、他人の粗を一生懸命に探して、誹謗中傷する姿は痛い!こういう「何も知らない」卑怯の方は無視すれば良いのだが、深刻な問題がある。それは土建工学な街造りの専門出版社が、街造りの現場を「全く知らない」と平然と仰る姿勢と、何も知らない出版社が街造り本を出版する危険性である。
現場を何も知らない「土建工学な街造り出版社と、土建工学者」が作る街造り本は、まさに「机上の空論」である。 現場を全く知らないくせに「ただ、xx」と、些細な事に粗を無理に見つけて机上空論を展開する
この卑怯な行為、つまり自分に都合悪いことは「知らない、見えない」と隠蔽して自分に都合の良いことだけを読者に伝える土建屋の行為を『地域再生の罠』では「プロパガンダ」として紹介したが、それを自ら露呈している。
そもそも『地域再生の罠』は「新書」で、彼らの出す専門書とは全く別物。新書と専門書を「同じ本だろ!」と、比較するのは馬鹿げてる。しかも専門書の出版社が、専門書の土俵に新書を無理やり引きづり込んで比較(勝負)して専門書が唯一優れた視点を探して「xxに配慮が無いから久繁の負け」だと言ってる。
この愚行は、まるで「始末書」しか書いたことのない劣等生が「ラブレター」を相手に妬んでるのと同じ。始末書の土俵にラブレターを無理やり引きづり込んで、同じ手紙なのに「久繁のラブレターは全く解らない。ただ、論理的でない」とイチャモンつけてるようなもの。
久繁哲之介をエゴサーチした結果、アマゾンが本日発表した次のサイトをみつけた。
アマゾン(amazon)のランキング上位商品を紹介
日本最大の書籍売上を誇るアマゾンで『地域再生の罠』は、7月7日の発売から今日までランキング上位を持続しているらしい。土建工学な街造りの専門出版社は、本書が売れると自社の土建工学本が売れなくなることを危惧して、私と本書を誹謗中傷したいのだろう。
普通の読者でも解る「こんな愚行」の犯人が「出版社の編集者」であるならば足を洗った方がいい。 しかし、この仕業の主が「営業」であるなら、戦略的な行為ではある。ただし、その戦略は短期でしか通用しない毒薬である。
ライバルを中傷するプロパガンダ戦略は、短期決選の選挙では絶大な効果を生む。短い選挙期間では、相手を中傷した行為の卑怯さより、傷ばかりに焦点が当たる。怯さは投票日が過ぎてしまえば薄れて、問われるのは勝ったか負けたかだけ。
本を市民に選んで読んで頂くには、短期決戦ではなく、ライバル中傷は愚策でしかない。
同じように、まちづくりも地域再生も、成功を模倣する短期決戦では上手くいかない。』
※お役所はなにも分かってない、で、だから、何かをしようとして、で、だからしてもうまくいかない。これ、「自前&自己責任」がないのだから当然の結果。
以下、「地域再生プランナー『久繁哲之介の地域力向上塾』」から転載。
『まちづくりのゴールは、お上に認めてもらうことではない
sakaeさんから当ブログへコメントを頂きました。彼女の言葉は示唆に富むうえ、私の心を強烈に揺さぶった。すぐにそして全文を紹介したくなった。少し長く誤字もあるけど、そのまま引用します。
はじめまして。ネットで紹介されていてので、読ませていただきました。 とても興味深く参考になりました。私は東京都下の駅前商店会に属しており、「中心市街地活性化」の委員でもあります。ここでも、
先生の書いておられるとおりのことが、商工会議所と商店会で進められています。
「中心市街地活性化」の成功事例があげられ、それが本当に正しいのかどうかの判断もつかないまま、「早く出さないと認定されなくなる」というコンサル(先生のおっしゃる土建工学者=横浜の設計事務所の方で全国の中活をやっておられるかたでしたが)の掛け声の下、走り出している感があります。
はじまってから約2年がたちましたが、この2年で政権も変り、状況も変る中で私自身もどうすればいいのかが見えずにいます。当初30名近くいた出席者も、今では20名を欠くようになりました。
来年には申請を行い、認定されるかどうかが決まります。認定はさておいて、先生のおっしゃるような市民目線のまちづくりを考えて行きたいと思いました。
私は40代の女性で、まちづくりに関わりだしたのも中活の委員になってからでした。もちろん女性は私一人ですし、出席している方もほとんどが商店会の会長、副会長という方で、考え方の違いに戸惑ったこともままありました。そして、政策やイベント等を検討するにあたり、見る方がなんと思うか、どのように感じるか」という観点がないことを疑問に感じていました。
なので、この本を読ませていただいて、同じように考えていらっしゃる方がいることが、とてもうれしく、心強く感じました。 他にもいろいろ感じたことが数多くありました。また機会を見てメールさせていたいと思います。 先生も様々な軋轢の中で大変かと思いますが、応援させていただきますので、がんばってください。私は自分の場所でがんばりたいと思います。
こういう地域再生の現場&声を、私はこれまでに幾つも見聞している。共通する最大の「間違い・錯覚」を一言で要約すると、
自治体もコンサルも、お上ばかり見て、市民を蔑ろにしている。その結果、まちづくりの目的・ゴールが「お上に認めてもらう」ことにあると錯覚している。
自治体や土建屋のこうした錯覚が、いかに地域を衰退させ、市民を不幸にしているか。錯覚している当事者達は知らないし、知ろうともしていない。その結果、地域や市民を想う気持ちの強い市民ほど悶々と悩み、その悲鳴が私に届く。
「先生も様々な軋轢の中で大変かと思います」と言ってくれるsakaeさんの言葉(特に助詞の「も」)から、彼女の悩みがひしひしと伝わってくる。そんな繊細で優しい彼女は、先生(私)の軋轢を心配してくれている。ありがとう。でも、彼女の言う「私の軋轢」って何だろう?
『地域再生の罠』の評判をネットで知った彼女が心配してくれる「私の軋轢」は
ネット上に答えがあると思い、エゴサーチを試みた。
(語注:エゴサーチ (egosearching) とはグーグルなど検索サイトで、自分の名を検索して自分の世間における評価を確認すること)
グーグルで久繁哲之介をサーチすると、99,400件ヒットした。なんと2番目に、私を誹謗中傷するサイトが表示された。サイトの主は、土建工学な街造り専門出版社。全4回にわたり私への誹謗中傷キャンペーンを展開していた。どんな論理展開か期待して読んでみると、卑怯で酷く幼稚。例えば、
①ぱてぃお大門が狙いを外し、久繁さんが言うように閑古鳥が鳴き、危機に瀕しているのかどうか
僕は知らない。ただ、xxではないと思う
②岐阜の事情は全く知らないので、是非の判断は保留したい。
ただ、xxを忘れてもらっては困る
何も「知らない」方が、他人の粗を一生懸命に探して、誹謗中傷する姿は痛い!こういう「何も知らない」卑怯の方は無視すれば良いのだが、深刻な問題がある。それは土建工学な街造りの専門出版社が、街造りの現場を「全く知らない」と平然と仰る姿勢と、何も知らない出版社が街造り本を出版する危険性である。
現場を何も知らない「土建工学な街造り出版社と、土建工学者」が作る街造り本は、まさに「机上の空論」である。 現場を全く知らないくせに「ただ、xx」と、些細な事に粗を無理に見つけて机上空論を展開する
この卑怯な行為、つまり自分に都合悪いことは「知らない、見えない」と隠蔽して自分に都合の良いことだけを読者に伝える土建屋の行為を『地域再生の罠』では「プロパガンダ」として紹介したが、それを自ら露呈している。
そもそも『地域再生の罠』は「新書」で、彼らの出す専門書とは全く別物。新書と専門書を「同じ本だろ!」と、比較するのは馬鹿げてる。しかも専門書の出版社が、専門書の土俵に新書を無理やり引きづり込んで比較(勝負)して専門書が唯一優れた視点を探して「xxに配慮が無いから久繁の負け」だと言ってる。
この愚行は、まるで「始末書」しか書いたことのない劣等生が「ラブレター」を相手に妬んでるのと同じ。始末書の土俵にラブレターを無理やり引きづり込んで、同じ手紙なのに「久繁のラブレターは全く解らない。ただ、論理的でない」とイチャモンつけてるようなもの。
久繁哲之介をエゴサーチした結果、アマゾンが本日発表した次のサイトをみつけた。
アマゾン(amazon)のランキング上位商品を紹介
日本最大の書籍売上を誇るアマゾンで『地域再生の罠』は、7月7日の発売から今日までランキング上位を持続しているらしい。土建工学な街造りの専門出版社は、本書が売れると自社の土建工学本が売れなくなることを危惧して、私と本書を誹謗中傷したいのだろう。
普通の読者でも解る「こんな愚行」の犯人が「出版社の編集者」であるならば足を洗った方がいい。 しかし、この仕業の主が「営業」であるなら、戦略的な行為ではある。ただし、その戦略は短期でしか通用しない毒薬である。
ライバルを中傷するプロパガンダ戦略は、短期決選の選挙では絶大な効果を生む。短い選挙期間では、相手を中傷した行為の卑怯さより、傷ばかりに焦点が当たる。怯さは投票日が過ぎてしまえば薄れて、問われるのは勝ったか負けたかだけ。
本を市民に選んで読んで頂くには、短期決戦ではなく、ライバル中傷は愚策でしかない。
同じように、まちづくりも地域再生も、成功を模倣する短期決戦では上手くいかない。』
※お役所はなにも分かってない、で、だから、何かをしようとして、で、だからしてもうまくいかない。これ、「自前&自己責任」がないのだから当然の結果。