まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

お上

2013年11月19日 | Weblog
お役所は何もできない!

以下、「地域再生プランナー『久繁哲之介の地域力向上塾』」から転載。

『まちづくりのゴールは、お上に認めてもらうことではない
 
sakaeさんから当ブログへコメントを頂きました。彼女の言葉は示唆に富むうえ、私の心を強烈に揺さぶった。すぐにそして全文を紹介したくなった。少し長く誤字もあるけど、そのまま引用します。

はじめまして。ネットで紹介されていてので、読ませていただきました。 とても興味深く参考になりました。私は東京都下の駅前商店会に属しており、「中心市街地活性化」の委員でもあります。ここでも、
先生の書いておられるとおりのことが、商工会議所と商店会で進められています。

「中心市街地活性化」の成功事例があげられ、それが本当に正しいのかどうかの判断もつかないまま、「早く出さないと認定されなくなる」というコンサル(先生のおっしゃる土建工学者=横浜の設計事務所の方で全国の中活をやっておられるかたでしたが)の掛け声の下、走り出している感があります。

はじまってから約2年がたちましたが、この2年で政権も変り、状況も変る中で私自身もどうすればいいのかが見えずにいます。当初30名近くいた出席者も、今では20名を欠くようになりました。
 
来年には申請を行い、認定されるかどうかが決まります。認定はさておいて、先生のおっしゃるような市民目線のまちづくりを考えて行きたいと思いました。
 
私は40代の女性で、まちづくりに関わりだしたのも中活の委員になってからでした。もちろん女性は私一人ですし、出席している方もほとんどが商店会の会長、副会長という方で、考え方の違いに戸惑ったこともままありました。そして、政策やイベント等を検討するにあたり、見る方がなんと思うか、どのように感じるか」という観点がないことを疑問に感じていました。

なので、この本を読ませていただいて、同じように考えていらっしゃる方がいることが、とてもうれしく、心強く感じました。 他にもいろいろ感じたことが数多くありました。また機会を見てメールさせていたいと思います。 先生も様々な軋轢の中で大変かと思いますが、応援させていただきますので、がんばってください。私は自分の場所でがんばりたいと思います。

こういう地域再生の現場&声を、私はこれまでに幾つも見聞している。共通する最大の「間違い・錯覚」を一言で要約すると、

自治体もコンサルも、お上ばかり見て、市民を蔑ろにしている。その結果、まちづくりの目的・ゴールが「お上に認めてもらう」ことにあると錯覚している。

自治体や土建屋のこうした錯覚が、いかに地域を衰退させ、市民を不幸にしているか。錯覚している当事者達は知らないし、知ろうともしていない。その結果、地域や市民を想う気持ちの強い市民ほど悶々と悩み、その悲鳴が私に届く。

「先生も様々な軋轢の中で大変かと思います」と言ってくれるsakaeさんの言葉(特に助詞の「も」)から、彼女の悩みがひしひしと伝わってくる。そんな繊細で優しい彼女は、先生(私)の軋轢を心配してくれている。ありがとう。でも、彼女の言う「私の軋轢」って何だろう?
 
『地域再生の罠』の評判をネットで知った彼女が心配してくれる「私の軋轢」は
ネット上に答えがあると思い、エゴサーチを試みた。

(語注:エゴサーチ (egosearching) とはグーグルなど検索サイトで、自分の名を検索して自分の世間における評価を確認すること)

グーグルで久繁哲之介をサーチすると、99,400件ヒットした。なんと2番目に、私を誹謗中傷するサイトが表示された。サイトの主は、土建工学な街造り専門出版社。全4回にわたり私への誹謗中傷キャンペーンを展開していた。どんな論理展開か期待して読んでみると、卑怯で酷く幼稚。例えば、

①ぱてぃお大門が狙いを外し、久繁さんが言うように閑古鳥が鳴き、危機に瀕しているのかどうか
 僕は知らない。ただ、xxではないと思う
②岐阜の事情は全く知らないので、是非の判断は保留したい。
 ただ、xxを忘れてもらっては困る

何も「知らない」方が、他人の粗を一生懸命に探して、誹謗中傷する姿は痛い!こういう「何も知らない」卑怯の方は無視すれば良いのだが、深刻な問題がある。それは土建工学な街造りの専門出版社が、街造りの現場を「全く知らない」と平然と仰る姿勢と、何も知らない出版社が街造り本を出版する危険性である。

現場を何も知らない「土建工学な街造り出版社と、土建工学者」が作る街造り本は、まさに「机上の空論」である。 現場を全く知らないくせに「ただ、xx」と、些細な事に粗を無理に見つけて机上空論を展開する

この卑怯な行為、つまり自分に都合悪いことは「知らない、見えない」と隠蔽して自分に都合の良いことだけを読者に伝える土建屋の行為を『地域再生の罠』では「プロパガンダ」として紹介したが、それを自ら露呈している。

そもそも『地域再生の罠』は「新書」で、彼らの出す専門書とは全く別物。新書と専門書を「同じ本だろ!」と、比較するのは馬鹿げてる。しかも専門書の出版社が、専門書の土俵に新書を無理やり引きづり込んで比較(勝負)して専門書が唯一優れた視点を探して「xxに配慮が無いから久繁の負け」だと言ってる。
 
この愚行は、まるで「始末書」しか書いたことのない劣等生が「ラブレター」を相手に妬んでるのと同じ。始末書の土俵にラブレターを無理やり引きづり込んで、同じ手紙なのに「久繁のラブレターは全く解らない。ただ、論理的でない」とイチャモンつけてるようなもの。

久繁哲之介をエゴサーチした結果、アマゾンが本日発表した次のサイトをみつけた。

アマゾン(amazon)のランキング上位商品を紹介

日本最大の書籍売上を誇るアマゾンで『地域再生の罠』は、7月7日の発売から今日までランキング上位を持続しているらしい。土建工学な街造りの専門出版社は、本書が売れると自社の土建工学本が売れなくなることを危惧して、私と本書を誹謗中傷したいのだろう。
 
普通の読者でも解る「こんな愚行」の犯人が「出版社の編集者」であるならば足を洗った方がいい。 しかし、この仕業の主が「営業」であるなら、戦略的な行為ではある。ただし、その戦略は短期でしか通用しない毒薬である。
 
ライバルを中傷するプロパガンダ戦略は、短期決選の選挙では絶大な効果を生む。短い選挙期間では、相手を中傷した行為の卑怯さより、傷ばかりに焦点が当たる。怯さは投票日が過ぎてしまえば薄れて、問われるのは勝ったか負けたかだけ。

本を市民に選んで読んで頂くには、短期決戦ではなく、ライバル中傷は愚策でしかない。
同じように、まちづくりも地域再生も、成功を模倣する短期決戦では上手くいかない。』

※お役所はなにも分かってない、で、だから、何かをしようとして、で、だからしてもうまくいかない。これ、「自前&自己責任」がないのだから当然の結果。

志が

2013年11月19日 | Weblog
低い、見えない、またはない場合は?

以下は、「地域再生プランナー『久繁哲之介の地域力向上塾』のブログから転載。

『志高い若手公務員は、部署や枠に囚われず同志と連係しよう!
 
本日3月8日、東京国際フォーラムで開催した「スローフード・セミナー」は当ブログ2月3日付け記事にて、次のように御案内しました。

”私と直接お話したい方、この機会に当セミナー会場の前列に着席されて、閉会後すぐ壇上の私に「久繁さん、こっち来て」等と声をかけてください”
  
http://hisa21k.blog2.fc2.com/blog-entry-67.html

約200名の参加者のうち、15人前後の方から声をかけて頂きました。

約15人の殆どは「20~30才台の若手公務員」で、彼らの志が高いことに感銘しました。真っ先に声をかけてくれた宇和島市役所職員のTさんは、地域活性化のヒントを得ようと有給休暇をとって自費で愛媛県から来たそうです。
 
若いビジネスマンが「自分を活性化」する為に「自分の時間・お金」を投資してセミナー等で学ぶ話は、よく聞きます。しかし、Tさんは「地域を活性化」する為に「自分の時間・お金」を投資しているから、私は彼の志に感銘したのです。

公務員ではない読者は、この話を聞いて次のように感じるかもしれない。”久繁など識者の講演会は「いつも通り経費(税金)を使って」企画すれば済むのに…”

実は、その「いつも通り経費(税金)を使った講演会」を企画できる者、識者(講演者)と交流できる者は”役職や年功の高いオヤジ”に独占されています。

例えば、講演会場の座席は、民間であれば”自由席制”が常識ですし、「志・意欲の高い者が、早く来て、前席に座ることができる」のは当然の権利です。しかし、公務員の世界は”指定席制”で、役職の高い者が名札が置かれた前席に座ります。講演後の識者との交流も”役職・年功の高い者が独占”します。問題なのは権益独占者は習得した知見を”実践する意欲がサラサラない(識者の話を聞きっぱなし)”
こと。これでは「若手公務員も地域も活性化」しない。

だから、宇和島市のTさんを始めとした約15人の「志高い若手公務員」は、組織の枠を超えた場に「自分の時間・金で」参加して、識者(私)との交流を求めるです。

これは「若手の活躍機会・雇用が少ない」日本の縮図ですね。「志高い優秀な若者が、既存の枠や組織に囚われず、同志と連係する場」をもっと積極的に創ることが必要だと痛切に感じます。

そこで私は「志高い若手(特に公務員)が、部署や枠に囚われず同志と連係して地域活性化を考えて”実践”」する支援をしたい。
 
具体案は本日で会った志高い若手公務員には、個別に提案しましたが、読者の皆様も、一人で識者のセミナーに参加したり一人で悩むのではなく、地域の同志で集まり連携した後、識者(私)に講演や支援を依頼しましょう。私で宜しければ、喜んで応援しますよ!』

※自腹で何かをすること、それさえもしない・ないところはどうなる!

マスゴミ

2013年11月19日 | Weblog
この「温度差」。

『小泉脱原発 読売は地味、日経は更に地味、朝日は歓迎も皮肉

11月12日、小泉純一郎元首相は日本記者クラブで講演し、「脱原発」の実現を訴えた。「即時ゼロ」にまで踏み込んだ小泉氏の講演を新聞はどう報じたのか。その扱いは、新聞の立ち位置を浮かび上がらせた。

社説で小泉氏を批判した読売は、4面で〈小泉氏「原発『即ゼロ』がいい」〉との見出しで取り上げたが、ほぼ同じ紙幅を使って自民党の反応を掲載し、細田博之・幹事長代行の「小泉氏の結論は正しくない」とのコメントを紹介。だが、講演で「逆に無責任だ」と指摘されたことへの再反論はなかった。

読売以上に地味な扱いだったのは日経。3面の右下隅に講演の簡単な要旨を載せたが、小泉氏の写真はなく、スペースは用語解説コラム『きょうのことば』と同じ。経済的理由から再稼働推進論を展開する同紙としては、扱いにくい内容だったのか。

同じ原発推進派でも“独自色”を見せたのが3面と5面で報じた産経だ。5面では発言要旨を掲載。見出しで〈原発そんなに再稼働できない〉とともに、〈中国への対応今のままでよい〉を掲げ、対中強硬外交を支持した発言を紹介している。

一方、1面に掲載したのは脱原発論を展開する朝日、毎日、東京。

最も紙幅を割いたのは毎日で、社説(5面)で〈首相は耳傾け決断を〉と展開したほか、2面で前週末(9、10日)に実施していた世論調査結果を掲載。小泉氏の原発ゼロに賛同が55%だったことを伝えた。「小泉発言は我が社のスクープ」という意地を見せたかったのかもしれない。

東京も全面的に小泉発言を支持するスタンスだが、「首相に決断促す」という部分に力点を置き、脱原発勢力の連携の可能性を強調。講演当日には小泉氏と会談した細川護熙・元首相のインタビューを載せるなど、「脱原発政局」に期待する狙いが窺える。

1面トップで掲載した朝日も総じて小泉発言を評価するトーンだが、社会面では小泉氏の「転向」に焦点を当て、“反省して道筋を示せ”とチクリ。小泉氏の首相在任中から構造改革や外交姿勢を批判してきた同紙だけに、「原発ゼロ」発言を歓迎しながらも、素直に喜べない隔靴掻痒が垣間見える。

小泉発言は政治の無責任だけでなく、大新聞の思惑や“ご都合”まで炙り出したところが実に興味深い。

週刊ポスト2013年11月29日号』

※なんにしても、小泉純一郎はすごい!

紅白という

2013年11月19日 | Weblog
その場で「口パク」。

『AKB、SKE、NMB、Perfume、きゃりー……『NHK紅白歌合戦』が“口パク”だらけになる!?-

                            日刊サイゾー(2013年11月19日16時00分)

AKB48の姉妹グループで、大阪・難波に専用劇場を構えるNMB48が、大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』の初出場に内定していることが、18日に分かった。昨年出場したAKB、SKE48の出場も確実視されているため、今年はAKBグループから3組が単独出場することになりそうだ。

しかし、これに世間からは冷ややかな意見も。

「『AKBグループで一緒くたにしてほしい』という声が出ています。ファンは、AKBとSKEとNMBは“別物”と捉えていますが、大半の一般視聴者はそうではない。また、AKBグループ同様に“口パク”でおなじみのPerfumeや、きゃりーぱみゅぱみゅの出場も確実でしょうから、『紅組が口パクだらけになる』と懸念する声も噴出しています」(芸能記者)

紅白に口パクアーティストが増えることに対し、何も感じない視聴者も多いだろう。だが、フジテレビが今年、一部音楽番組で口パクアーティストを排除した事例もあるように、“生歌しか認めたくない”という考えを持つ人が多くいるのも事実。さらに、口パクが当たり前となっているジャニーズの一部グループなどに比べると、なぜか女性歌手への批判はいまだに多い印象だ。

「今年も昨年同様、AKBグループが出っ放しの紅白になるといわれています。NHKでは、10月からAKB、SKE、NMB、HKT48の人気メンバーが総出演しているレギュラー番組『AKB48 SHOW!』が始まり、ますますAKBと局がベタベタの関係になっている。また、大物演歌歌手からも、PerfumeやももいろクローバーZではなく、『AKBにバックで踊ってもらいたい』という要望が殺到しますから、番組サイドも重宝しているんです」(同)

相次ぐ人気メンバーの脱退により“人気低迷”などと言われながらも、まだまだ芸能界をけん引している感のあるAKBグループ。今年の大みそかも、彼女たちの口パクパフォーマンスをたっぷりと見ることになりそうだ。』

※まあ、中味が学芸会レベルだから、それもありってこtか!

タイカレー

2013年11月19日 | Weblog
12月12日(木)

カレー三昧最終日。

「グリーンカレー」&「レッドカレー」をこの街に住むタイの女性が講師を。

この街の住む外国から来た人たちにお願いしてのカレー作り講座。

最高!


福島原発

2013年11月19日 | Weblog
これが事実!

『直前になって公表 福島原発「破損燃料80体」の衝撃

                                     2013年11月18日 掲載

「破損燃料」はどうする?/(東京電力提供)
 
福島第1原発4号機で、18日午後、使用済み燃料プールからの「核燃料棒」の取り出し作業が始まった。使用済み燃料1331体と未使用燃料202体の計1533体を輸送容器(キャスク)に移し、敷地内の共用プールに運ぶ計画。東電は「万全の対策を講じた」と自信マンマンだが、公表された作業資料にはゾッとする“新事実”が書かれている。

〈漏えい等を確認した燃料の取扱い〉――。15日に明らかになった燃料取り出し作業をめぐる「安全対策」資料にはこんな文言が出てくる。“漏えい等を確認した燃料”とは、過去の作業で変形や破損が確認された破損燃料のこと。これがナント、1号機で70体、2号機は3体、3号機は4体、4号機は3体と記されているのだ。

破損燃料がどれほど危険なのかは、02年に福島第1原発運転開始30周年を記念して作られた文集を見れば分かる。

「作業員の証言として、『燃料破損は、放射能の高い核分裂生成物が、原子炉水中に漏れ出て(るため)原子炉まわりの保守点検作業時に(の)被曝が大きく、作業が困難』とあります。つまり、破損燃料は1体でも、取り扱いが難しい。それが福島第1原発では、80体もあるというワケです」(経産省担当記者)

<運び出す方法はこれから調べる!?>

こんな重要な事実が取り出し作業の開始直前になってシレッと公表されるとは呆れた話だ。しかも、破損燃料をどうやって取り出し、運ぶかはまったく不明。原子力安全基盤機構が「輸送技術調査」の入札を公告したのは15日だ。今ごろ調査するというのだから、お粗末過ぎる。

原子炉格納容器の設計に携わっていた元東芝技術者の後藤政志氏はこう言う。

「一般論でいえば、破損燃料は破損した箇所から放射能が漏れるため、ほかの燃料と同じ扱いはできません。当然、通常のキャスクに納めることは難しいでしょう。まずは破損の状態を確認し、場合によっては専用のキャスクが必要になるかもしれない。いずれにしても工程通りに作業を進めるのは難しいでしょう」

燃料の取り出し作業は、政府・東電が「廃炉作業の一歩目」と位置づける重大な工程だ。ドロ縄式でやり過ごせるとは思えない。ここがつまずけば、日本は暴走を続ける原発と心中だ。 』

※これ、ずっと前から分かっていたこと。今さら、驚かない。で、これが事実。