まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

驟雨

2008年08月05日 | Weblog
驟雨(しゅうう)=にわか雨=局地的(ゲリラ的)豪雨
つまり、スコールでない。
スコールは大風をともなった局地的な大雨
今日の東京の大雨は驟雨。
そして、そこで起きたこと(事件)は今までに何回も、何十回も云われ続けてきたこと。
それが今日起こった。

人は、本来家を街を作ってはいけない場所(河川敷・低地・谷等)に鎮守様を作った。それは自然災害のデッドラインだった。
ところが文明という名のもとに、家を、そして街を作った。
だから、そこに大雨が降れば川が氾濫し、洪水が起こったり、灌水することは地形を見ても明らかなこと。
それを物で、コンクリート等で力でねじ伏せようとして
それ以上いったら危ない所に家を造ってはいけない場所に家を街を作った。
昔、人は自然を大事にしてきた。自然と共生しようとした。
だから、たとえば大雨が降って川が氾濫しそうな場所に目印として鎮守様を作った。それで、そこから先に家を造ることをしなかった。
しかし、多くに人が集まり、そういった場所にそこに家が街が作られ、鎮守様が壊され、コンクリートの堤防で力で自然の力をねじ伏せようとした人間がいた。
でも、それは自然の前にもろくも崩れた。
洪水になり、道路がそして家が壊れた。
無理なことをした、その反動が
そして、また同じようなことが繰り返され
同じコメントが画面の中で繰り返されている。

これ、繰り返すが、前から分かっていたこと。
でも、根本的な解決が出来なかった。
鎮守さまをその意味を無視した
その結果(歪)なのではないだろうか。

※昨日の下水道の事故。これは合流式(雨水・汚水)のために、そこに大量の雨水が流入したために起こったものではないか。分流式であったならこういった事故は起こりにくいはずだが。