MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.050 「デビル」 (2011年 80分 シネスコ)

2011-07-28 01:07:37 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョン・エリック・ドゥードル
出演 クリス・メッシーナ
   ローガン・マーシャル=グリーン
   ジェフリー・エアンド



続いて別館での鑑賞・・・やっと50本目・・・不調やね
M・ナイト・シャマラン監督作品は一応全部押さえてますが、なかなか「シックスセンス」を越えるまたはそれに次ぐ作品が産まれない上に前回の「エアベンダー」のような醜態をさらけ出す昨今のシャラマン。
久々にホラーに戻って新規一転と期待したら、よく見たら監督してないやんか!
原案とプロデュースに名前を連ねるに留まり、「エアベンダー」の後遺症で監督に腰引けたん違うやろな(笑)

(あらすじ)

高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。
ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた・・・



エレベーターに閉じ込められた数人の人間たちのドラマは過去のありましたが、密室のなかでの神経をすり減らすような恐怖をM・ナイト・シャマランが長年練りになった原案の映画化は果たしてどんなもんかいな?と思って期待してました
でも「SAW」シリーズのようなソリッドシュチュエーションスリラーのような捻りの利いた話でもないし、密室に数人の人間が監禁されるという設定で代表的な「キューブ」のように緊張感みなぎるようなシーンは無し・・・
ここはB級ホラーとして見るのが正解かもね~スプラッターなシーンもあるし、不条理に一人一人殺される展開もそこそこホラーとして楽しめる



悪魔、または死神に見入られたら決して逃げる事は出来ないというのは「エンゼルハート」や「ファイナルディステネーション」シリーズでも立証されているが、この映画も悪魔がある人物にお迎え来にク来るという恐ろしい映画
エレベーターの中の誰かが悪魔で、その中の誰かがその標的という設定の中どんなサプライズをと期待して見てしまうのは、やはりM・ナイト・シャマランという名前の成せる技・・・これが案外余計な期待を負わせる要因なんだけどね~
今回も「あっ・・・結局そう言う事になるんかいな・・・」と思わせてしまうのはさすが監督でなくてもM・ナイト・シャマラン印をちらつかせる(「エアベンダー」よりは面白かった)



★★★ 2011.7.25 TOHOシネマズなんば 別館シアター12 18:40 D-14