おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

川井愛染明王祭り

2008-06-15 15:53:29 | Weblog
昨日は夕方になって青空が広がり、きっとロシアの空気がやって来た。
凛と澄んだ空気と焼き付けるような西日。
あまりの明るさに目まいがするような景色。
夜の小さな予約はいつものお客さん。
囲炉裏の席に来てくれたが、いつもの食欲が無い。
挨拶に行ったら娘さんの結婚式を済ましてきたのだと話し出した。
やっとかたずいたよと御夫婦が言ったけど、旦那さんの瞳は寂しそうだった。
豪華な食事の後の田舎の料理ではと言うと、いやこれが一番といってくれた。
まだ雲も残っている夜空は月が出て明るかった。
中山に掛かると遠くで花火が上がった。
そしたら娘さんが結婚するとき身内の誰かが花火を上げると皆の前で何回も言ったよなーと旦那が言い出し、奥さんがこれであの話の通りになって良かったねといった。
京都から来た兄弟ファミリーは夏でもないのに花火が見れるとは今日はすべてがいい日だったと喜んでいた。
ちょっと遠道になるけど見て行きますかと提案したら善いのですかそれは嬉しいと答えてくれた。
脇道にそれ川井に近づくとますます花火が近くなり、車内の歓声も高くなってきた。
ここらが一番近いかなと思ったので路肩に車を止め、降りて花火を見た。
田んぼの中の道出花火を見たりかえるの合唱を聞いたり大喜び。
娘のための花火みたいと奥さんが大はしゃぎ。
まだ稲が伸びきらない田んぼの緑の水面に開き垂れ下がってくる花火が移り、不思議な夜景だった。
京都の人達は花火の合間の静寂に鳴く蛙の歌に、又結婚式の興奮が蘇ったのか最後まで歓声を上げていた。
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コメント (2)
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