おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

今日の一品はウマズラハギの肝煮

2008-05-30 14:17:32 | Weblog
昨日は山菜を探してブナ林の近くをさまよった。
残雪とブナの緑と雨上がりの大気。
強力な魅力。
歩いていたら何となく頭に浮かんできた。
もう山菜は終わり、夏になるから日本海の魚を売りにしょうと。
提供方法を工夫して、原価を下げよう。
身近な素材を利用しょう。
店に帰ったらスタッフは帰り、星が輝いていた。
日差しが強くて目が覚めた。
予報は下り坂だ。
週末の仕入れに市場に急いだ。
近海の魚が豊富にあったので天ザル蕎麦は山菜と地魚や粟島の根魚を使うことにした。
いつまでも山菜に固執しないで、夏野菜や、地魚を前面に出そう。
海鮮天ぷらや、冷やし中華なども天ぷらを使おう。
利は元にありと言う事で、だぶついて値崩れしたのを拾い買い。
ウマズラハギが売れなくて安かったので二箱、鯛が三箱、アジが一箱、イカが一箱、ギスが一箱、ヒラメが二箱、・・鮨マサのマスターが積めないのではと心配するほど買った。
これではロスが出てもとの木阿弥。
鯛も天ぷらに使う。
贅沢なーとマスターが言ったけど、赤くて綺麗な色になるし、結構美味いのだ。
ただ塩水に漬けるか少し塩をふったほうが落ち着いた味になる感じ。
昨日採った伸びたウルイの茎と鯛を酢味噌であえてヌタにするし、ピザ窯で焼いてちょっとスモーク的にする。
カワハギも刺身に使いほとんどは天ぷらにする。
地魚を拾い買いすると結構良いのが手に入るので自宅の裏で切った竹に鮨飯を盛り付けてチラシ寿司にして見たい。
カワハギは産卵前で身がやせていた。
それを知っているので皆買わなかったのだろうが、正規の三分の一の値。
ただ肝が大きくて卵もあった。
これを煮付けて今日の一品にする。
空が曇り南風が強くなり、新道島の朴の葉が揺れて、山の緑が白みがかっている。
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コメント
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