アブリコのCinema散策

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アクロス・ザ・ユニバース 2007年 アメリカ

2009-07-19 | ラブ・ストーリー
ジョン・レノンの先妻との息子ジュリアンが、4才のときに保育園で一緒だったルーシーを描いた絵を父親に見せたことがきっかけで、あの『Lucy In The Sky With Diamonds』ができたといわれている。
というわけで、この映画の主体となる二人の名前が、ジュードとルーシーであった。(偶然か、意図したことか!?)

ビートルズナンバーにのせて、ストーリーがうまく融合されていたのが見事だった。
曲のアレンジもとてもいい。
’01の『アイ・アム・サム』のビートルズナンバーも、内容にふさわしいアレンジの仕方で心地よかった。
こうして作品と合わせてビートルズの曲を聴くと、改めて曲調の幅広さを感じる。
また、人物のそのときそのときの感情とが実にうまくマッチしていて、選曲も絶妙であった。

数年前にクイーンのナンバーを、それ以前にも、ビリー・ジョエルのナンバーを基にしたミュージカルがあったが、この『アクロス・ザ・ユニバース』も、舞台化はイケるんじゃないかと思う。

あまりビートルズの曲に関心がない人でも、「あ、なんか聞いたことある」といったスタンダードな曲もあるし、みんないい曲だから安心であります(笑)。
かなりのビートルズ通であれば、人物名やふとしたエピソード、あらゆる箇所に、それなりのビートルズ・ネタ(?)が出てくるので、観ながら思わずニヤリとすること間違いないです。


2 コメント

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Unknown (たんぽぽ)
2009-07-19 21:16:25
アブリコさんこんばんは。
わたしも、「アイ・アム・サム」、好きでした。
ダコタ・ファニングの演じた女の子が「ルーシー」でしたね。
曲と映像の結びつきというのは実に印象が深いです。
さすが、ビートルズ! (abricot)
2009-07-21 10:51:53
>たんぽぽさん

TB、コメントどうもありがとうございます。
>ダコタ・ファニングの演じた女の子が「ルーシー」でしたね。

あ、そうでしたっけ!? うーん、ニクイ演出でした。
ピートルズの曲は、やっぱり彼ら自身が歌うものでないとダメ!なーんて、前は思ったりしたものでしたが、今回の挿入曲を聴いて、少し考え方が変わりました。 アレンジの仕方と、歌声がとても合っていたからかもしれませんが。

映像も非常に独特でしたね。 目を見張るものがありました。 

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