アブリコのCinema散策

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Re:プレイ 2003年 イギリス・アメリカ

2013-06-12 | ミステリー&サスペンス
仏教用語でいえば、この映画は「成仏できない男」の話といえるだろう。
別ないい方をすれば、さしずめ「さまよう魂」とでもいうのだろうか。

こういうタイプの話は、一度観ただけではどうも理解できないのが難点。
終わってみれば、はて?これは一体どういうわけだ・・・?と、再度観直しを余儀なくされる。
映画館で観たとしたら、不満で頭が一杯になってしまう。(入れ替え制でない頃は、続けて観ることができたけど。)
どうにも釈然としない終わり方というのは、制作側の意図だろうが。

悔いを残さず「旅立てる」ということは、本当に幸せなことだろう。
主人公のサイモンを見ていると、この世に未練や後悔を残しすぎておくことがほとほと怖くなる。
まあ、彼の場合は極端だけど。
非常に「念」を感じるストーリーではあった。

カナダの女優サラ・ポーリーが、サイモンの兄ピーターの婚約者役で出演していた。
薄幸で、どことなくミステリアスな役が合うサラだが、彼女の微笑みは、なんと儚いことか。
ただ、ハリウッド女優たちのような「歯が命」とでもいいたげな完璧さのない素朴なその歯並びが、かえってとても可愛らしく見えたのが新たな発見であった。
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