久々のタイ映画であった。
昔話風なストーリーを現代に置き換えたようなお話。
村の一番強い若者が、盗まれた村の大事な仏像の首を持ち帰ることをみんなに約束し、首都バンコクへ向かう。
内容よりも、激しいアクションが物を言う、といった作品である。
8割がた彼の肉体を駆使した格闘場面であって、ワイヤーもCGも使わず、本人はもちろん、スタントマンも使わない体当たり演技を見せていた。
格闘技を観るのは嫌いではないが、さすがにここまでやると、溜飲が下がりそうにも、返って上がってきそうだ(苦笑)
これは誉めたい!と、思ったシーンがある。
アクション映画にはつきもののカーチェイス。
車やバス、トラックにバイク・・・などが一般的であるが、なんとここでは、トュクトュクの大追跡だったのである。
〈その国らしさ〉を出した、非常に独特な場面であって、「これはいいなぁ」と思わず身を乗り出してしまいましたよ。
ありきたりな場所や小道具を使っても、物珍しさは感じられないのが現実。
この意表をついた演出はよかった。
トニー・ジャーのムエタイ・アクションも悪くはないけど、個人的にはトュクトュクの大暴走に軍配を挙げるかなぁ。
昔話風なストーリーを現代に置き換えたようなお話。
村の一番強い若者が、盗まれた村の大事な仏像の首を持ち帰ることをみんなに約束し、首都バンコクへ向かう。
内容よりも、激しいアクションが物を言う、といった作品である。
8割がた彼の肉体を駆使した格闘場面であって、ワイヤーもCGも使わず、本人はもちろん、スタントマンも使わない体当たり演技を見せていた。
格闘技を観るのは嫌いではないが、さすがにここまでやると、溜飲が下がりそうにも、返って上がってきそうだ(苦笑)
これは誉めたい!と、思ったシーンがある。
アクション映画にはつきもののカーチェイス。
車やバス、トラックにバイク・・・などが一般的であるが、なんとここでは、トュクトュクの大追跡だったのである。
〈その国らしさ〉を出した、非常に独特な場面であって、「これはいいなぁ」と思わず身を乗り出してしまいましたよ。
ありきたりな場所や小道具を使っても、物珍しさは感じられないのが現実。
この意表をついた演出はよかった。
トニー・ジャーのムエタイ・アクションも悪くはないけど、個人的にはトュクトュクの大暴走に軍配を挙げるかなぁ。