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天国から来たチャンピオン '78 アメリカ

2016-10-24 | ドラマ
本当はあと50年も生きられたはずだったのに、天使のミスにより、ジョーはこの世に別れを告げるはめになってしまった。
あの世(最終点)に行くには、「通過点」を通るようである。
スーツをきちっとまとった天使は、「最終点」に向かう者たちのリストを確認しながら、飛行機らしき乗り物に案内している。
ここでいう「通過点」とは、仏教でいう「三途の川」や「黄泉平坂(よもつひらさか)」にあたるようなところなのだろうか。
リストによると、彼の寿命は2025年となっていた。

なんてことだ・・・ こんなことってあるのか! ジョーは憤る。
早くこの体を戻してくれ、と。
天使はもっともだとばかりに、二人は急いで下界へ。
ところが時すでに遅し。
ジョーの体はもはや火葬されてしまっていた。
体がなければ戻れない。
誰か他の体を借りるしか方法はないという。

ジョーはプロのアメフト選手であった。
がたいのいいスポーツマンタイプの体格が自分には合っている。
それにすぐまたアメフトをやりたいから。
しかしある女性に好意を抱いてしまったことから、ジョーは今まさに息絶えた大資産家の、スポーツといえばポロ愛好者という人物の体に移ることとなって・・・。

このコメディドラマは、戦前の映画のリメイクらしいが、映画自体は面白い。
だが残念な点がひとつ。
これ、主演がウォーレン・ベイティである。
それは別にいい。
二人の人物(中身)が入れ替わるなんて話はよく作られるものであるが、本来ならば、入れ替わった設定後もそれぞれの役者がその異なる中身を演じるはずである。
しかしなぜか、ベイティがそのままの姿で資産家役を演っているのである。
ラスト近くでも、別のアメフト選手の体に移るシーンがあるのだが、それもベイティが演じている。
誰かの体を借りてもみんな顔がベイティ(ジョー)のままなのだ。
変ではないか。
変といえば、資産家役と別の選手役とどちらも顔がほぼ出ていない。
「俺」が演るからいいのだとばかりに。

監督、演出、脚本、主役と、全てにわたって頑張ったのには賛辞を贈りたいが、あれもこれもベイティとは・・・。
さすがにここまで出たがり屋だったとは思いませんでしたわ(苦笑)。
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