貴の備忘録

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ER-6fのカウルを剥いでみた

2018-12-20 08:08:00 | ER-6f

色々見たくてカウルを剥いでみた。


メンテナンススタンドはDトラ並みに楽に上がるが外すのが手間取る。コツを掴んで無いので1100に使うかちょっと悩む。

アンダーカウルは4mmヘキサとクイックファスナー3カ所で外れるが、クイックファスナーが経年劣化と気温で硬化していて一苦労した。勘合もゴムブッシュに差し込んで有ったりしてボルトやファスナーを外すだけでは外れてくれない。振動対策なのだろう。
右のアンダーカウルの裏に何かが漏れた後が残っていて、警戒レベルが上がった。



次はスクリーンとインナーカウル、メーターカバーの順に外す。
表が4mmヘキサと隠れたプラスで外れ、この3点だけ外せば一通りフロント周りの電装品にアクセス出来るので整備性は良いと思う。



センターカウルもプラスと4mmヘキサの組み合わせ。コケ傷が有る右側は微妙にチリが合わず立ち転けだけでは済んでないかも。
バラした印象は通勤では使ってなさそうだし車庫保管のツーリングユースだったんじゃないかな。一方、頻繁にバラして整備してある気がしない。


次はタンクを外したがこの防水コネクタが厄介者。3カ所の爪と硬化したプラの組み合わせは最悪だった。燃料ホースの脱着も面倒だがマニュアル通りにやれば出来た。
最もタンクはシートとサイドカバーだけで外せるので整備性は良好。ZZR1100Cから見たら簡単過ぎる。



で、ようやくエアクリーナエレメントに対面した。
意外に小さいものの思った通りの熟成具合で灯油で洗って干しておく。これが最初の目的。


折角なのでヌード撮影会を実施。バイカーズステーションのスタジオ撮影は大好きだ。
エンジンの3軸はヤマハほどじゃないにしろ今時当たり前になった三角形配置だ。前後長がコンパクトなおかげでスイングアームはGPzより50mm位長い。

サスを受けるセンターパイプはエアクリーナを覆うように湾曲しているが太い。この写真では分かりづらいがヘッドの上からセンターパイプの付け根はごつく高速でよれるなんてことは無さそうだ。フレーム自体はSSの様にキチキチと追い込んであるというよりゆったりしている様に感じる。もっと細く小さく作れたんじゃないか?

ヘッドも狭角の通称ガチャピンでニンジャの面影は全くない。ハーフ忍者の環境対応版だと思っていたが殆ど関係なさそうだ。ただ背面ジェネレータでは無かったり腰下が緩く見えたりと流用した部分も少なからずあるのだと思う。

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