貴の備忘録

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マフラー交換

2007-04-08 17:04:08 | Dトラッカー
極力安いことと音が静かなことを条件に色々調べたが、やはり規制前純正流用に落ち着いた。
重いのが最大の欠点だが、パワーアップが確実に期待できキャブセッティング値も公表されていることや中古価格、消音、性能のバランスが良いことが決めてである。
社外ではスパトラ系が安いのだが、消音と出力のバランスが取れていないように感じるので、予算超過を覚悟で入札する気はなかった。
KLX250/300Rは昔"爆音"と聞いたことがあることや、オクに出てこないことから選択できない。

結局、KLX300R初期型用エキパイ、KLX250SR用サイレンサをヤフオクでゲットした。
エキパイとサイレンサで送料込み合計8,000円程度で予算ギリギリである。

オリジナルに比べエキパイは内径はさほど差がないが、出口の広がりがかなり大きい。
サイレンサーのエキパイ部は一回り太く出口も広い。高回転での糞詰まり感はかなり解消されるはずだ。

装着は至極容易なはずなのだが、エキパイのフランジナットが錆でガッチリ固着してしまいエキパイスタッドもろとも抜けてしまう想定外の事態が発生。
スタッドがねじ切れるという最悪の事態にはならなかったのは不幸中の幸いで、見なかったことにした。(^^;;
他にもサイレンサ差し込み部の固定バンドが完全な錆の固まりと化しており、非常に心配だったがこちらは無事に外すことが出来た。
また、エキパイのヒートガードを固定するボルトが見た目軽傷だったもののあっさりねじ切ってしまい、ドリルで揉み取るという荒技を使っている。
ただでさえ熱で錆びやすいところに、塩害が加わったので労力だけは旧車レストア並にかかってしまう。

始動してみると音量はかなりアップした。さすが近接騒音規制99db時代のマフラーである。
とは言ってもシングルらしい歯切れの良い音が出るようになっただけで、ノーマルらしく大人しい。
アイドル時の排ガス臭さは一転して薄くなったように感じるが、耳で判断する限り回転数の変化はほとんど無し。
ブリッピング時のレスポンスは上がり期待感を抱かせた。

試乗すると、エンジン特性がすっかり変わっており驚いた。
完全に高回転型のエンジンになっていて、はっきりと高回転側が盛り上がるので、アクセル開け開けの回し気味が楽しい。低中速も概ねレスポンスが良くストレスを感じなくなった。
また、タコが無いので回転数が不明だが、谷が現れた。
5,6速での伸びが悪いものの9000rpm近くまで回る。
キャブセッティングが薄いと感じるので、MJ #132に期待したい。

また、谷はJNのワッシャかましで様子を見るが、豚鼻外しを同時に行って煮詰めることにする。

今回の改造はひとまず成功だ。
やっと”戦う4スト”の片鱗が見えてきたような気がする。
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