貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

圏央道走破

2015-11-23 08:08:58 | RB1オデッセイ
圏央道が東北道まで延伸したのでオデッセイで走ってみた。
ルートは、東名 横浜町田IC、海老名JCT、圏央外回り、鶴ヶ島JCT、関越、高崎JCT、北関東、岩舟JCT、東北、久喜JCT、圏央内回り、圏央海老名ICのループコース。燃費を確認したかったので、ACは原則禁止で速い流れには乗らないことにした。



午前中の雨から打って変わって、出発した頃から急速に晴れだし、最新の地図をゲットするために海老名SAに立ち寄った頃には車内が暑いくらいになった。小春日和で暖かくGPz1100を出せば良かったと思ったが、途中までウェットパッチが残り小雨にも降られたので、単車では微妙な天候だった。

海老名JCTは改良されて渋滞解消とのことだったが、合流区間が短すぎるという抜本的な問題は解消していないので、盆暮れやGWは駄目だと思う。新東名神奈川区間が早くできて欲しいものだ。
同じように八王子JCT周りも出来が宜しくなく、中央へ分岐する車両が左車線を低速で列をなし、気付いた直進車が右車線へ車線変更するので流れが悪くなる状況だった。3車線化しないと解消しないがトンネル区間が続くので、ここは未来永劫このままでは無いか?

関越をクルマで走るのは初めてだが、路面が荒いようでパターンノイズが大きく、FM横浜の限界もあってラジオが聞き取れなくなった。北国仕様の高速に良く有ることだ。鶴ヶ島JCT~高崎JCTの区間は圏央海老名JCT~鶴ヶ島JCTと違いアップダウンが少なく、伸び悩んでいた瞬間燃費が13km/l後半まで伸びていった。この辺りではすっかり晴れ渡り関東平野のだだっ広さを感じつつ徐々に赤城山が大きくなっていき、高崎JCTから初めて走る北関東道に入った。



この高速は赤城山の眺望が素晴らしく、走行撮影を企んでスマホをゴソゴソしていたら、パンダが背後に現れて少し焦ったが、前で蓋をされたので波志江PAで休憩することにした。このPAも赤城山の眺望が素晴らしく、榛名山もよく見えた。この2つの山は頭文字Dの聖地であり、2時間足らずで来れることが分かったので、圏央道の料金が下がったら単車で再訪したい。



波志江PAを出ると、太田市、足利市の北側を通過していく。太田市は古くは新田の荘と呼ばれた新田氏発祥の地、お隣の足利市は足利氏発祥の地だ。ちょうど吉川太平記を読了したばかりだったので、小説のシーンが色々と頭に浮かんでくる中で、新田義貞の鎌倉攻めルートに沿ってDトラで走ることを思い付いた。鎌倉街道上道はこの辺りから高崎、狭山、府中、町田と通って、自宅近辺の境川左岸から鎌倉に至るのだ。

足利~岩舟JCTから東北道まで山裾を巻いていく。佐野SAでお土産を見繕ったが、京丹波の焼栗が美味そうだったのでそれにした。神戸時代は篠山辺りの峠道を月一くらいで走り回っていて名物であることは知ってたが、買うのは初めてだ。家に持ち帰ったときは冷めていたが、上品な甘さで子供達にも大好評だった。

東北道は結構混んでいて流れが悪く、渡良瀬川を越えると見渡す限りの平野で西日が辛かった。ただ、80km前後くらいで淡々と流れるのが良かったようで、燃費は14.5km/lまで伸びていた。
久喜JCTから圏央内回りの新開通区間は路面が滑らかで、クルマが高級車になったような静かさに包まれる。暫くは西日が厳しく景色を楽しむどころでは無かったが、クルマが減って走りやすいので助かった。圏央道を西に向かうにつれ高尾山から丹沢の山塊が段々大きくなるが、落ちていく夕日で稜線がクッキリと映えて美しかった。

このゆったり気分は、鶴ヶ島JCT近辺で終わり、八王子JCTまでは再び荒れた路面の山裾走行になる。八王子JCTを超えると路面は良くなるがクルマが一気に増え、日も暮れたのでツーリングからお帰りモードに切り替えた。 圏央厚木PAで自宅周辺の渋滞状況を確認したところ、R1原宿渋滞が有ったので最寄りの藤沢ICではなく圏央海老名ICで降りることにした。燃費は高速を降りた段階で14.8km/l、所要時間は約4時間、走行距離は360km弱だ。15km/lを超えなかったのが悔しいが、速度を極端に押さえて走った訳では無いので、こんなものだろう。

高速ばかりだが、峠が苦行なオデッセイならこんなツーリングでも良いし、15km/lを超えなかったので再チャレンジも有りだ。このルートは赤城山が冬化粧してから行くのがベストだと思う。常磐道が未経験でルートに組み合わせたいが、600kmを越えるのでさすがに躊躇してしまう。
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