貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

4代目オデッセイ

2008-11-08 00:01:23 | RB1オデッセイ
新型オデッセイを見に行ってきたので、感想をまとめておく。

今回のFMCは、RB1/2の熟成で新しいコンセプトは見えなかった。
RB型発売後たった5年なので、車台を替えた全く新しい車にしなかったのだろう。
初代->2代目の関係と同じである。
大型MCと言っても差し障りがないかも知れない。

Aピラーの視界不良、3列目の開口が大きくなった点、ステアリングのテレスコ採用などは正直羨ましかった。
不便だった点が一様に改善されているように感じる。
テンパータイヤが装備されず、床下収納が増えたのは時代の流れか?

外装も格好良くなった。
RB1は顔だけ個性的で後はヌルっとして抑揚に欠けウナギ犬のような印象だったが、プレスラインでメリハリが強調され色んな角度から見ても一様に格好良くなったと素直に思えた。
後付エアロはあまり好きじゃないので、ノーマルでこの程度の抑揚があった方が良い。

一方で内装は安っぽくなり、CVTのマニュアル変速機構が省かれるなど、首を捻る部分もあった。
まず、マニュアル変速機構が無いのならせめてゲート式にして欲しいところ。
メータデザインも立体感を強調したいのか、上げ底が丸見えという体たらく。
自発光式は、何もないところにメータが立体的に浮かび上がるから格好良いので、立体のまま光っても格好悪いだけだ。
ビニール、プラむき出しの場所も目に付き、総じて質感は一クラス下の車だと感じてしまった。
あの灰皿などまるで軽四並みである。

直接のライバルであるマークX ZIOも質感が高いとは思えなかったが、あれを基準にコストダウンしたのかも知れない。
実質値上げで、普通に300万、フル装備400万の車になったが、メーカ的には安価な大衆車の部類なのだろうか・・・
リサイクルの問題で、質感を高めるのが難しいというのも有るらしいが、一工夫欲しかった。

最もこの手の感想は型落ち所有者故の評価かも・・・

発売直後で忙しいとのことだったので、試乗を諦めてカタログと記念品を貰って帰ってきたが、積極的に乗り換えたいとは思わなかった。
早くも次世代のオデッセイが楽しみなのだが、今の走行ペースでは10万km走るのに16年もかかる。
その頃にガソリンエンジンかどうかが疑問だったりする。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水草の状況 | トップ | タイヤ交換(ES501まとめ) »

コメントを投稿