貴の備忘録

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DPPに満足する

2010-05-28 08:12:01 | デジカメ
前記事の続き

同じ構図でIXY400で撮影すると下の画像となる。
IXY400 7.4mm(36mm相当)全自動の広角端で撮ったもの。



前記事で投稿した画像はKX3 18-55の18mm(28mm相当)で同じく広角端だが、両者で共通するのは歪み。
本来、直線であるべきドアの鏡板のラインが樽型に歪む歪曲収差だが、コレが正直気に入らなかった。
小さな丸いレンズで平べったい面に集光する以上、有る程度歪曲収差が残るのは仕方が無いと理屈で理解はできるが、嫌いなものは嫌いだ。
(絵心のある人なら上手く使えるのだろうが・・・)

で、これを修正するのは結構面倒。
調整をJPEG画像に繰り返すと、画質が極端に劣化するのでイライラしてくる。
大きめに撮って両脇に直線が走らないようにトリミングするとか、広角端を極力使わないとか、いつも余計な工夫を強いられるのがささやかな不満だった。
建物だとトリミングでカバーできないし・・・

これが、DPPでRAWから現像すればレンズに合わせた歪曲補正が実行できる。
補正後は以下の通り。



前記事画像のRAWデータにレンズ補正だけを掛けたものだが、チョイチョイとクリックするだけで見事に真っ直ぐになる。レタッチがどうのこうの以前にこれだけで満足。投資した甲斐が有ったというものだ。 

ちなみに斜めってるのは構図というか、撮影角度の問題。
まぁこれでいいっか と思うのは性格の問題で、これは治しようが無い。
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