貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

峠三昧のつもりが渋滞との戦いへ

2021-09-23 08:08:08 | ER-6f

台風一過の連休最終日、奥多摩へ行ってみた。
紅葉でごった返す前に奥日光を目論んでいたが、緊急事態宣言継続で高速の休日割引が無く諦めた。10月になれば紅葉も始まるし、今年も無理かも知れないなと・・・。のんびり8時半頃に出たが緊急事態宣言下にも関わらず二輪、四輪共に多い。他人の事など言う資格はないが、それにしてもナンダコレハ?と思うほど。

道中は彼岸花が満開で、写真に残そうと思ったら70Dのシャッター動作がおかしくなっていた。
彼岸花は縁起モノでは無いので罰でも当たったかと修理とオーバーホール料金が頭を駆け巡ったが、単にミラーアップ撮影の設定が残ったままだった・・・。

ハブダンパーの交換でリヤがスムーズに動くようになったのでダンピングを標準の2段目に落とした効果がかなりあって、甲武トンネル山梨側の殺人減速帯でもサスの仕事を実感出来た。いずれスイングアーム、フォーク、ステアリングヘッドのOHという重整備が待っているが、今の状態なら課題として急ぐ必要は無さそうだ。

奥多摩周遊は低速クルマを休憩で回避したらそこそこ良い感じで走る時間が確保出来た。R411も普段と変わらない交通量で道の駅たばやまでキーを落とすというハプニングがあったが、案内所で無事に再会を果たす事が出来た。有りがたいことだ。

柳沢峠で蕎麦を食してみた。いつもタバコ休憩をさせて貰うのでお礼がてらと思ったが、意外と美味しくてちょっと驚き。
俺の肉そばというどっかで聞いたことがありそうなシリーズの蕎麦1玉バージョンだが、ごまと蕎麦の風味、ラー油のピリ辛が良い感じだ。天然のわき水使用も謳い文句で、それが良いのかもしれない。

柳沢峠の下りはどこへ飛んでいくか分からない挙動がスリルを超越していたが、かなり落ち着きを取り戻して本来有るべき姿になったがする。フォークオイルの粘度を7.5番に落としたのが奏功し、ハブダンパーはリヤサスの一部なんだと実感できた。

上日川峠は大菩薩嶺への登山客が閑散としており、緊急事態宣言の影響を強く感じた。駐車場もがら空きでこんな画像を残せる機会は中々無い。
キャンピングチェアの案配が良かったので早くコーヒーセットを調達して上日川ダム湖畔でのんびりしたいと思いつつ、さっさと下って旧笹子峠へ向かった。


こちらはいつも閑散としていてハイカー2名、四輪1台、二輪1台しかすれ違わなかった。
いつ来ても全く人気が無く薄気味が悪いとまで感じる峠で、良く独りハイキングで越える気になるモノと感心してしまう。のんびりトンネル画像を撮っていたとき、トンネルの向こうからいきなり単車の始動音が聞こえてビックリしたくらいだ。

R20へ戻ると延々と車列が続いて中央道が通行止めか?と思うほどだった。
案の定、大月のかなり手前から止まるほどだったが、何とか県道712、705へ逃れても他県ナンバーが押し寄せている状況は変わらない。秋山街道を含めて快走の抜け道のハズだったのだが。
最後の牧馬峠に至っては2m幅の狭隘部に差し掛かったところで動かなくなってしまった。やむ無くすり抜けていったら、想像したとおり離合が出来ずににらめっこ。

ヤレヤレと前へ進もうとしたら対向側のドライバ曰く、この先が事故通行止めで牧馬峠を抜けるしかないのだという。軽量コンパクトなER-6fにも感謝しつつその場でUターンし、後続ドライバに状況を伝えつつ引き返し、青野から道志路、宮ヶ瀬経由で戻ってきた。R246も大渋滞でおよそ1時間ちょっとのロスで済んだが、日が暮れてからのすり抜けは老眼+乱視には辛すぎる。
夜や翌朝のニュースで人出が大きな話題になっていたが、そら話題になるわという1日だった。

 
 
 

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