貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

オイル交換

2004-10-21 18:55:00 | 単車雑感
オイルの酸化劣化は基本的に熱に晒された時間に依存するとのこと。
10℃上昇するごとに寿命は1/2になり、100度で600時間の寿命を基本にして、130度では75時間 、逆に40℃では1600日の計算寿命があるのだそうだ。
オデッセイ指定の15000km、シビアで7500kmというのは平均時速25km/h×600h(油温100度)から導きだされているらしい。

だが、単車ではここまで寿命が長いとは思えない。
GPzをサーキットに持って行くと油温が130度というのも珍しくないのだが、75時間どころか30分×3本の走行枠の3本目にはフィーリングがかなり悪化している。
北海道など渋滞関係無しで1500km走る分にはさほど問題無いが、油温が100度を超えるようなことが何度かあると距離関係無しに交換したくなる。
シフトは渋くなるし、低回転が荒く振動が増えるのだ。
水冷のTRXやZZRだとここまで酷くない。
サーキット走行会後でもしばらく通勤に使って、やはり気になるから変えとこか?という程度だ。

通勤でも空冷のジェベル200は3000km程度で限界、XLR250RやGPz750でも5000km使うと駄目だったが、水冷のTRXや今のD虎では3000kmを超えでもヘタッた感が無い。多分5000km置きで十分だろう。
やはり、空冷では部分的な温度上昇や、ブローバイの増加など、オイルの劣化要因が重なるのであっという間に劣化してしまうのだろうな。

それを考えると、オイル無交換伝説が多いカブは素晴らしい。
空冷、回しがち、走行風少ないの3拍子揃っているんだけどな。
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