貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

GPz the session 2 幕引き

2011-05-28 08:46:16 | GPz1100
帰路は高速を一気に使って中央道八王子からR16だった。主催とE氏とは高速上でお別れだ。
50km制限で先頭が見えないほどの豪雨が断続的に続いたが、我がGPzは終始快調でゴキゲン。油温表示が50度以下で高速を走るのは気が引けるが、トンネルに入ると途端に10度以上上昇するので、そこまで油温は下がっていないだろう。鶴ヶ島JCTで圏央組と関越組に分かれ圏央組のGPz一行様は5台に減った。宴の後の寂寥感が増してくる。


そこで一波乱が待っていた。
圏央道 狭山PAにたどり着いたら、A氏がしかめっ面でエンジンをふかし始め、走行中にストールするなどかなり苦行だったことや、アイドリングすらしんどいと言い出した。小諸を通過した辺りからで150km近くも良かったり悪かったりとのこと。



皆、異口同音にありゃ~失火だね~。純正プラグキャップって良くリークするよね~。
どれが失火してるんだろうかと、マフラーを触ったら、2,3番どちらもお亡くなり。
こりゃリークじゃなくてコイルのパンクだね~。誰が言い出すまでもなくあっさり診察タイムは終了。皆、経験値は高い。



予備品として持ってきたゼファーのコイルが日の目を見ることになった。幾ら1100でも2気筒でこれ以上高速を走り続けるのは酷だ。3気筒なら大丈夫でその経験もあるが・・・。

テイラーのプラグコードは少し太くてプラグコードを削らなくては入らないが、走り続ける個人事業主K氏が手塩に掛けてコードを削って装着完了。無事に復旧した。
ここで新たにコイル+1100ピッチの1,4番用プラグコードセットを持ち歩けば、手間いら~ずという教訓が得られた。ゼファー400用のプラグコードじゃ長さ的に使えないので、取っ払って持っていったのがタイムロスにつながった。



ちなみに点火系はゼファー400か750用のイグニッションコイルを流用し、NGKパワーケーブルを組み合わせるのがベストだと思う。DFI時代から使って10数年間ノントラブルだが、流用したイグニッションコイルは出入りのバイク屋に転がっていた部品取りである。
GPz純正は悪名高いChina2000より遙かにマシだが、それでも数年使うとパンク、リークが珍しくない。80年代と90年代の単車の信頼性は、こういった所の積み重ねが大きな差になっているのだろう。

16号はひたすら渋滞でシフトのリンクロッドが緩んでシフト不能になった挙げ句にエンストして大慌てというドッキリに見舞われたが、まだ明るさが残る内に安着できた。

宿泊ツーは原則年1回と決めているのでSession1のリベンジを兼ねたが、目論見通り家を出た状態のまま帰って来れた。ハードルは高かったように感じるが、これが普通だ。(苦笑)
取り敢えず、昨年の我がGPzは26年落ちだったので後厄だったと言うことにしておく。E氏ターボは'85年式でリタイヤの昨年は本厄、今年は後厄でトラブルがまだ続いたとしよう。ちゃんとお祓いをやっとけと。
Session2も計画未達になってしまったが、愉しみが未達ではなく、皆で走る時間を少しだけ次へ貯金したに過ぎない。次があるさと。

データ:総走行距離 744km 消費燃料 44l トータル燃費 16.7km/l(最高17.9、最低15.8) 高速代合計2,650円

あ~面白かった。また、やりたいぞと! 
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