貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

神頼みなどしてみる

2013-01-21 08:28:59 | 雑感
横浜を大雪が襲う前日に旅立っていた。今回は2週間のつもりだが、この半年はこの仕事で潰れるはずだ。
強い西風と低気圧によって若干到着が遅れたが、予定の1/14発だったら旅立つことすら出来なかったはずなので、新年早々ついているかもしれない。



ANAの羽田-台北の機材は話題のB787ではなく昔馴染みのB767だが、新造機なので機内は充実している。諸事情有ってビジネスアップグレードだったので、踊る走査線のファイナルをワインを嗜みながらゆっくり愉しんでみた。



ちなみにJALは、シートテレビすら付いてないオンボロのB767を飛ばしていて、JAAがお下がりのB747-200を飛ばしていた時代のままだ。極東で親日と言える存在は台湾だけだが、何を考えているのだろうか???

で、休みが出来たので、台南市内の観光ついでに仕事成就の神頼みなどしてみた。

まずは、祀典武廟で台湾関帝廟の総本山とのこと。
ひっそりしてこじんまりした感じだが、ここが一番熱心にお参りしている人が多く感じた。三国志の関羽はそろばんの発明者とされていて商売の神様で、仕事成就を祈るのは一番相応しい。



お次は大天后宮でこちらもご本尊様は関帝廟。中国流は道教(関帝廟含む)から仏教までおよそ有り難いものを全て祀ってあり、色んな神様にお参りしなくてはならない。
ご本尊の左右と裏にも色んな神様が鎮座していて、その左右とか奥とにもたくさん神様がいて全てのお詣りしなくてはならない。
東西南北-斗真君とかも居たし、街中では斉天大聖(孫悟空)なんかが祀られているのもみた。
中国古典の世界が今に続いていて面白い。



入り口に能書きが書いてあるが、日本語は少ない。漢字の説明を読めばなんとなくわかるからだろう。



お次は台南観光で良く出てくる赤嵌樓。
オランダ人が植民地化したときに築いた櫓を鄭成功が取り返したものと言われている。鄭成功は日本人が母との説もあり、鎖国政策が無かったら?と思う。
この時代は極東3国の海洋面は緊密な関係だったらしい。



石碑の下はカメが支えているが、これはインド仏教的世界観ではないかと???



狭い階段ながら上に上がれるようになっていて、その景色は思いの外雄大である。



赤嵌樓の一等地に展示された銅像は、日本統治時代最後の台南市長だ。
戦中の時勢に抵抗して、赤嵌樓を始めとして台南の文化保存に努めたということで評価を受けている。



お次は孔子廟で15分ほど歩いて到着する。学問の神様なので、仕事ではなく子供のことをお詣りしておいた。



ここは大きな公園になっていて、こんな木が目立つ。



この~木なんの木、気になる木~ なのだ。
インドにあったのと同じだと思う・・・
コメント
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