貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

まだトラブルは続く

2010-06-10 08:10:46 | GPz1100
その後もチャイナ2000パンクでリタイヤが発生するなど、他にも大小トラブルが発生し、宿に着いたのは結局10時前となってしまった。



リタイヤ者との差はトラブル発生時刻の差に過ぎず、日頃の行い もとい 悪運の強さに感謝すべきか・・・。
素晴らしい食事と温泉だったが、それを堪能する時間を潰したのが自分である以上、常に居心地の悪さがつきまとう。



翌朝も快晴。酷道を走り始めて間もなくリヤブレーキがスコッ!と。
これが2日目のケチのつき始めだった。
先行勢から後落して単独走行を続け、景色を眺めながらのツーリングで休憩場所に到達した。
そこで、キャッツ氏のダメージがきつくなってきたため、リタイヤするという。
ほぼ同じ場所でトラブルに見舞われた彼だが、何かの縁だろうか? 
次のリタイヤ宣言が私になるとは思わなかった。



次のステージは走りやすい道で走行ペースも上がり、冷えたリヤブレーキが復活したため1100本来の走りを愉しみ始めた瞬間、シフトからグニャッとねじ切ったような感触が伝わってきた。
ペダルの位置が上がりすぎて、シフトアップ不能!!!



停車して状況を確認したところ、こんな所が破断していた。
脱着時にマイナスでコジッて隙間を広げる事を繰り返したので、金属疲労で破断したのだろう。
これでがギアは替えられない。



唖然としていたら、道連れになったS氏、O氏、A氏が懸命に対策してくれ、辛うじてシフト操作ができるようになった。



3速なら自宅だろうが、バイク屋だろうが自力移動に全く問題は無いので、3速に入れる2回だけシフトが上がればそれで良い。クラッチワイヤが切れるとか、3気筒になるよりよほどマシだ。
ただ、これ以上迷惑を掛ける訳にも行かないので、リタイヤを決めていた。

40分位遅れて休憩場所に到着し、リタイヤを主催に伝えたところ、主催も度重なる遅延と疲労からルート変更を決めたとのこと。
変更ルート案は地元のS氏も推奨の快走路で、交通量が多く渋滞頻発の直帰ルートに比べると遙かに楽だという。
となれば、最後までついて行った方が都合がよく、なんとか皆と走り切ることだけは果たすことが出来た。

主催や直接サポートにあたってくれた方々だけでなく、度重なるトラブルと予定未達に耐えて頂いた各位に足を向けて寝ることは出来ない・・・。 



解散は4時になっていた。
関越、圏央道から中央道八王子を経由するのが手っ取り早いという。
大渋滞が始まっており、疲れた体にむち打って延々とすり抜け、ようやく辿り着いたガラガラの圏央道での一コマ。



結局、集合場所から先はほとんど初めて走る所で、トラブルが無ければどれだけ愉しめたか・・・
ここで駄目押しのように故障ネタを発見してしまった。 orz
ヘッドガスケットから持病が再発したらしい。



最後にパスタで反省会を行って、自宅にたどり着いたのは10時前だった。
3速固定走行区間の燃費は22km/lほど。
ギアチェンジしない方が燃費が良いという一見不思議な結果であった。

GPz Meetingが終わってから3年。
ようやく単車で路上の再会を果たしたにも関わらず、このような結果になったのは悔しい限り。新しい集まりとしてGPz Meetingとは違う公道パターンで参加しようと考えてはいたが、こうなるとは夢にも思わなかった。

とりあえず、単車を仕上げ直すことから始めなければ。
コメント
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