貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

バッテリ破裂 その2

2010-06-09 08:30:21 | GPz1100
既に工程は2時間以上遅れ、再出発後20分も走った時だろうか?

充電状況も以前より0.5V位下がって落ち着いていたようだった。
で、一安心してチョイとアクセルを大きく開けたところ、再び電源が落ちた。
IG ON/OFFでは復活せず、アフターファイヤが空しく鳴るだけ。
又しても、皆が走り去っていく。

今度はO氏が止まってくれたが、彼はテスタを持って来ていた。
早速電圧チェックすると2Vしかない。
なんじゃそりゃと・・・

車体を良く見回すと、何やら液体がしたたり落ち、地面がシューシュー言っている。
ガソリンでもオイルでもない様子。
バッテリを良く見ると、蓋が飛んで割れているではないか!!!



破裂して、電解液が漏れている?!



慌ててバッテリを外し、そばの茶店で水を貰って車体に掛けておく。
バッテリってほんまに破裂するんやなぁと・・・しばし呆然。



さて、ココは一体どこなんだろうか??? 
埼玉県本庄市児玉と伺ったが、まるで見当が付かない。
O氏は知っていたが、私には埼玉の土地勘など全くないのだ。
ただ、埼玉でGPzと言えばMFCであり、MFCでレスキューサービス付きのクレジットカードを作ったことを思い出した。
同じ県ならピックアップして貰えるやろと、主催にリタイヤを伝えようとしたところ、『フジオカならバッテリが有るやろうから、買いに行かせた!』と。

フジオカってスーパーやろ?、野菜とちゃうで?と呆ける余裕もなく、又しても破裂したらとか、時間ロスとか真面目に色々頭をよぎったが、有り難くご好意に甘えることにした。
それにしても、このメンツの行動力は半端じゃない・・・

待つだけとなったので、しばし原因を考えてみたが、こんなとこだろうか?
以前から過充電傾向であり、MF化はせずに開放バッテリを使い続けてきた経緯がある。

過充電+デサルフェータで崩壊した極板が振動でショート -> 2セルが損傷して 8V+αの9V表示。
バッテリーを取り外すなど、ごそごそやっているうちに一時的に復旧。
振動でショート -> 復旧を繰り返したが、高回転の振動で他にも波及して一気に内圧上昇して破裂。
引き金として半年ほど前、ボルトを間違えてバッテリーの上面を凹ませており、その結果リリーフ通路が狭くなり、充電時の内圧上昇に耐えきれなかったのか。



火が出なかったのは不幸中の幸いだった。

増援でK氏とY氏が駆けつけてくれ、しばし待つこと1時間以上・・・



この待ち時間にシフトの位置を再調整したのが次なるトラブルの駄目押しにつながったことを気付くはずもなく、ヒューズチェック時にサイドカバー固定ボルトの雌ねじがお亡くなりになった二次災害に落胆したり・・・



怪しげな奴がたむろしている様子を見に来たおばぁちゃんをO氏がナンパ(ではなくGPzを預ける折衝)している所、新品バッテリが届けられた。
調達して頂いたのは、YTX12BS \17,800-もする高級品であり、これがパンクしたら目も当てられない。



チャッチャと付けてチェックしたところ、全く問題無し。セルであっさり始動して復活した。
新品だけ有って、前よりセルの調子がよい。

走行中の充電電圧も13.8~14.5Vと安心できる数字で、電装系の使用に応じて電圧が変動するのを確認して、レギュレータの破損も確信できた。
13V台の表示など久しぶりに見たように感じる。

2件合計で3時間潰して、まだ道半ば。
しかもこれで終わりではなかった!


P.S. GPz the sessionの笑細は主催のブログを参照下さい。
コメント
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