貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

キャブセッティング その5

2009-10-05 08:04:50 | Dトラッカー
全面的にキャブを弄ると言う暴挙に出てみた。
まぁ大きな問題は起きないと、高をくくってみたのだ。

MJは#135から#138へ、SJを#35から#38へ変更し、SJが濃くなった分パイロットスクリューを2 3/8から1 3/4に戻して少し絞っておいた。さらにジェットニードルとニードルホルダーをKLX300R純正品に換装した。

上段がDトラ純正パーツ、下段がKLX300R用で、ニードル関係は一通りKLX300Rと同じになる。



ニードルホルダーをよく見ると300R用には穴が一つ余計に開いているのが判る。
空いている位置も上の方に移っているので、アクセル半開以上で流量が増えると思われる。
ジェットニードルは見た目に違いは判らない。



ニードルの新旧比較をもう1回やってみた。
N1TCの方がストレート径が1~2番手くらい太く、セット長が短い。
N5AVは300R用N1TC 1段目の更に3段くらい上のクリップ位置になる感じだ。
N5AVのセット長をN1TCに合わせるよう工夫すれば、ストレート径違いも試せるはず。
N1TCで使用するニードルの上に乗せるカラーがクリップ位置を大幅に変えるのに使える。

ちなみにN1TCのクリップ位置は5段階の調整が可能。上下3段階とする記事をネットでたまに見かけるが誤りである。



一通り装着して吸気側からメインボアを覗いてみる。最初は交換前。



交換後は輝きが増した。(笑)
300R用の方が長く突き出るように見えるが、多分これは錯覚。
差は穴の太さだけと思うが、ストレート径が違うので相殺されるのではないか?



何度となくバラすキャブセッティングだが、時間を計ってみたら外すのと組み立ては各々30分程度だった。
結構時間を食うと思っていたが、写真を撮ったりする時間や何となく掃除をしてしまったりする時間も相当積み重なっているようだ。

肝心のフィーリングはこんな感じ。(常に前回との比較)

             高 中 低
1) MJ132 + N5AVワッシャ2枚 △ △ ○ 高回転以外はそこそこ・・・
2) MJ132 + N1TC 3段     × △ △ 全域薄い、下はまぁまぁ。
3) MJ135 + N1TC 3段     △ ○ ○ 1)に比べて下が薄いが良し。
ここまでが以前で、 SJ #35、PS戻し 2 3/8回転 NJ #6 / NJホルダ '03Dトラ


ここから SJ #38、PS戻し 1 3/4回転 NJ 300R / NJホルダ 300R
4) MJ138 + N1TC 3段     ○ △ ○ 7,000以上の力感がかなり上がった。苦しげな感じも解消し上はGood。 低速も問題ないが、中間はやや濃すぎるように感じる。

このままもう1段MJを濃くして様子をみるか、ニードル系を調整して一区切り付けるか???
アフターファイヤはまだ起きる。



CVKのセッティングパーツも増えてきた。
コメント (2)
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