貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

水草の状況

2008-11-06 01:15:02 | 生き物たち


相変わらず向かって左側の水草にまとまりがないのだが、アメリカンスプライトもなんとか根付いたようで美しい緑が出てきたし、マヤカspも現状維持している。
1本だけ残ったアンブリアは急成長して水面に届いたので、差し戻しを行った。
残った根側も新しい葉が出ているので、このまま上手く行けば増えてくれるかも知れない。
節間が妙に間延びしているのは光量不足だと思う。

順調に伸びているアマゾンチドメクサは3本ばかり差し戻し、ミクロソリウムは葉先で成長し始めた子株を分ける事が出来た。今度は拾ってきた小石に活着させてみた。
ウィローモスもようやく綺麗な色を見せ始め、枯れず活着したようだ。

爆殖中のマツモは2週間に1回の割合で半分くらい捨てている。
浮き草なので水面を漂い、只でさえ少ない蛍光灯を遮ってしまうのだ。
計画中のビオトープに移せるまで、このペースで捨て続けなければならない。

水草育成は、ここに来てようやく落ち着いてきたようだ。

すぐに18W 1灯を追加し発酵式でCO2添加を開始したが、CO2添加でも巷間で言われるほど改善することは無く、どちらかと言えば長期退潮傾向だった。
水草の活力剤なる液肥が水槽に付いてきたので、立ち上げ初期は数日に1回数滴投入していたのだが、ガラス面にコケが増殖して透明度が落ちたり、底床の茶ゴケが広がったりと全然安定しておらず、富栄養だと思ってなるべく投入を控えていた。
結局、散々抜けて苦労させられたバコパとカーナミンは駄目になったし、アンブリアも1本を残すだけになったのだ。
元気なのはアヌビアス・ナナとマツモだけだった。

これが目に見えて改善し始めたのは、ハイボネックス開花用の10倍希釈液を10ml程度、水草の活力剤を数滴ほど毎日添加し始めてからである。心配していたコケの急増や濁りの発生も無く、初期の頃と様子がかなり違う。

原因を推測するに、立ち上げ当初で濾過が不安定にも関わらず微量元素系の肥料に頼ったことが拙かったのだろう。
最初は特別な追肥無しでも魚の排泄物や餌がバクテリアによって分解されて供給されるため、微量元素系だけ追肥すれば良いと思っていた。
コケがバッと増えるのは液肥追加で余剰が発生するためで、十分肥料が足りた状態だと考えていたのだ。

これが間違いで、濾過が不完全な状態ではバクテリア由来の肥料分が十分供給されず、抜本的に不足していたのだろう。貧栄養状態のため微量元素系の施肥を吸収できず、コケのみが増殖したと思われる。

現状は濾過が立ち上がって硝酸塩=>窒素分は供給されているが、リンやカリウムが慢性的に不足している状態には変わらず、追肥に頼って好調を維持していると思われる。
ハイボネックス開花用の添加前は、硝酸塩濃度が徐々に高くなっていく傾向があったが、今はほぼ落ち着いている。
試験紙で見る限り、2週間に1回も水替えしなくて良さそうだ。
コメント
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