門 玲子編著 藤原書店刊
タイトルが不適切である。
私はてっきり「幕末の女医」としての彼女の生涯、女医としての努力や業績がメインの本だと思っていた。が、それは略歴の一部として扱われていて、全体の五分の一弱にしか過ぎない。メインは彼女の『子鶴女史詩稿』の全訳であった。
もちろん、それはそれでたいへんな労作なのであろうが(私はこの分野は得手ではないのでパラパラと眺めただけだが…)、私は付記だと思っていた。著者を良く知らなかった私のミスだが、タイトルにはそぐわない。タイトルを工夫べきだった。
門 玲子編著 藤原書店刊
タイトルが不適切である。
私はてっきり「幕末の女医」としての彼女の生涯、女医としての努力や業績がメインの本だと思っていた。が、それは略歴の一部として扱われていて、全体の五分の一弱にしか過ぎない。メインは彼女の『子鶴女史詩稿』の全訳であった。
もちろん、それはそれでたいへんな労作なのであろうが(私はこの分野は得手ではないのでパラパラと眺めただけだが…)、私は付記だと思っていた。著者を良く知らなかった私のミスだが、タイトルにはそぐわない。タイトルを工夫べきだった。