二都騒乱 新・古着屋総兵衛 七

2013-12-02 15:31:53 | 日記

佐伯泰英著   新潮文庫

ここ4週間程、小説家の真似事をして短編の習作をしていた。いやぁ、百聞は一見に如かずで、慣れない事をしてはいけません。一ヶ月もして読み返したら、「詰まらない」の一言で終わりそう。
という訳で、本書。長かった! 七巻が出るまで。敢えて書くことはないけれど、何しろこのシリーズ久しぶりで快読できる時代小説なので、どうしても次巻を苛々して待つことになってしまう。
最近の軽い時代小説(と名を借りた現代小説)に飽きた人には、久しぶりにスケールのある小説で、しかも読後にスッキリ、満足できるシリーズ。もっとも、著者は沢山のシリーズを抱えているらしく、待たされるのは止むを得ないか!?