ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

きめ細やかな装具診察

2011-04-13 00:06:44 | 介護関連・介護グッズ
昨日は装具診察を受けるために病院へ行きました。
頸椎損傷に対応した車椅子を作るためです。

これまで使用していた車椅子は、背もたれが肩甲骨ぐらいまでの高さなので、頸椎に負担がかかります。
「頸椎に負担が掛からないタイプの車椅子を作るように。」と、入院していた病院のドクターから指示を受けました。

頭部まで保護をする車椅子を作るのは初めてなので、どのようなものがゆうやに適しているか私は全く知識がありません。
業者の方に資料や見本を揃えて頂いて、いろいろと試してみました。

私は当初、車のシートについているようなヘッドを取り付けることを考えていました。
でも、そのようなタイプのものでは肩を支えることができないので、あまり意味がないのではないかとドクターから指摘を受けました。

やはり、肩の部分も面で支える方がいいようです。
しかし、頭部まで面で支えるとなると、背もたれの高さがかなり高くなります。

試しに背面の高い車椅子に乗ってみました。
ゆうやの後ろに立った私は、ゆうやの足元が全く見えませんでした。
また、ゆうやの姿勢が崩れたときにしょっちゅう座り直しをするのですが、背後からゆうやの体を抱き上げることが不可能になりました。

このような場合、チルト機能をつけると座った姿勢のまま後ろに傾くので、座り直しをすることができるそうです。

車椅子にリクライニング機能をつけるとベッドのように平らにし、着替えをすることもできるそうです。

ドクターと相談してゆうやには「チルト機能」だけをつけることになりました。

仮合わせまで2~3ヶ月かかるそうです。
次に装具診察を受けるときには、すでに夏になっています。

背もたれが高いと、夏は暑そうだなあと思います。
有難いことに、背もたれを肩甲骨の高さに変更できるよう、上の部分は取り外しができるように作ってくださるそうです。

全てゆうやの体に合わせたオーダーメイドになります。

まわりを見渡すと、患者さんみんな、それぞれの障害に応じてオリジナルの車椅子に乗っていました。
1人1人にきめ細やかな配慮をして頂けることが、とても有難いと思いました。


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