ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

画期的な車椅子

2011-04-11 07:03:08 | 介護関連・介護グッズ

昨日も少し触れましたが、階段の昇降ができる車椅子を初めて見たとき、とても驚きました。

会場でデモがされていましたが、階段を車椅子で降りる様子を見ていて少し不安を感じました。
「途中で停止しないかな?」
「角度が前傾になって転倒しないかな?」

でも、見事に車椅子に乗ったまま、やすやすと階段を降りていきました。

現在では、いろんな種類のものが出されているようです。

階段分のスロープを設けるには、10倍~15倍の緩やかな勾配をとらなければなりませが、車いすごと段差を垂直に上げ下ろしするタイプのものがあります。
これなら、スロープも不用で無駄なスペースをとりません。

また、階段の上がり下がりの機能付き介助型車椅子の場合、介助者が専門のトレーナーによるトレーニングを受ける必要のあるものもあります。

セグウェイの開発者でアメリカの発明家ディーン・L・ケーメン氏が開発した電動車椅子「iBOT」(上の写真)にはびっくりです。
これは、ジャイロセンサーとコンピュータによる姿勢制御回路を組み込んだ電動車椅子です。

6つのジャイロスコープの働きにより、後輪の2輪のみでの走行が可能です。
介助者なしで、障害者本人が乗ったままで階段の昇降ができます。
その上、荒地も平気でぐんぐん走れます。
座面の高さも自由に変化させることができるので、目線を合わせて話をすることもできます。

なんて素晴らしい!
この車椅子があれば、災害時にも避難が可能なように思います。

ところが、これはアメリカでの話で、日本ではまだまだ取り入れられていないようなのです。

日本は福祉関連の物については、非常に出遅れていると感じています。
新幹線と人力車ぐらいの差があるのではないでしょうか。

そんな中、身体機能向上が可能な「足漕ぎ車椅子Profhand(プロファンド)」だけは、世界初日本発なので、誇りに思います。

日本において、障害者も自由に街に出たり、山や川で自然を楽しんだりできるのはいつ頃になるでしょうか。


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